スキーを新しくしたので、シールも新調!
シールも新調!
さて、今年はバックカントリ―用のスキーを新調した関係でシール(クライミング・スキン)も新しくしました。バックカントリースキーをしない方には、これが何に使う道具かわからない方も多いかと思います。これは、スキーを履いて登る際にスキーの滑走面に貼り付けて使います。
バックカントリースキーは歩く時(登る時)は、つま先だけ固定して、踵を開放して歩けるようになっていますが、このシールと併用する事で、前には滑るが、後ろ向きには滑らないようにできるので、スキーを引きずって歩けるわけです。よくゲレンデで横向きにエッジをかけて斜面を登ったり、「逆ハの字」にスキーを開いて登らなくても楽に登れるようになるというわけです。
また、スキーを外して歩くと、深く埋もれて歩きにくいような深雪でも、スキーを履くと埋もれる深さが少なくなるため深雪でも歩きやすいというわけです。
滑る時にはこれを剥がして、踵を固定して普通のスキーのように滑る事ができるわけです。
シールを切る作業が。。。
ところが、昔はスキーの幅はほぼ同じでシールもそれに合わせたサイズで売られていたために買ってくれば長ささえ合わせれば使えたのですが、最近はスキーの幅もさまざまで、昔のように一つのサイズでは賄えなくなってしまったわけです。スキーによってはスキーのメーカーからスキーに合わせて予め作られた専用のシールも売られたりしているわけですが、殆どの場合、少し広めのシールを板に合わせて切るという作業をしないといけないわけです。
私が今回購入したスキーは、トップが 130mm、センターが95mm、テールが118mmという事で、トップとテールは反りが入っているので、雪に接地していないため、それより少し細めのシール、115mmというのを購入して自分でカットする事にしました。
スキー関連のメーカーの再編もこの20年ほどで大きく変わっていて、消えてしまったメーカーや買収などによりブランド名が変わったメーカーがたくさんある事に改めて気づかされましたが、シールのメーカーもメジャーなメーカーはすっかり入れ替わった印象です。
昔、私が使っていたシールは「MONTANA」というメーカの物でしたが、メーカー自体はまだ存在するようですが、ここアメリカでは殆ど出回っていないようで、「G3」か「Black Diamond」の物が殆どです。材質も本当はナイロン製よりもモヘアかモヘアとナイロンの組み合わせ方が欲しかったのですが、希望の幅の在庫が「G3」のナイロン製だけだったので、今回はそれを手に入れました。
カットは、付属しているカッターで、スキーに張り付けたシールのはみ出た部分をエッジに沿って切るだけで簡単な作業なんですが、最初のカットの際に、カッターのスキーにサイドにガイドする部分が外れているのに気付かずに少し余分に切ってしまいました。テールに近い部分なので問題はないかと思いますが、このシールのカットには慣れが必要なようです。同じシールの反対側のサイドと、もう一本のシールは上手く切れたので次からはコツもわかったのでうまくできると思います。
第一印象は。。。
ところで、このシール第一印象は毛足が短いように感じました。以前使っていたMONTANAのモヘアのシールはもう少し毛足が長く、効きもよかったように記憶しているので、このシールの毛足は若干不安です。もう少しで試用の山行に行けそうなのでその辺は改めてレポートします。
ことしは、バックカントリーの道具を一新したので早くお試しをしたくて、ケガした足が治るのを首を長くしてまっています。
3週間前のレントゲン写真ですが、右足の指の骨が折れています。今週の水曜日にドクターに見てもらう予定でそろそろ骨がついているといいのですが。。。。取りあえず痛みはなくなって、体重をかけても痛まなくなりました。ただ、大事を見てまだ体重はかけていませんが。。。
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