今年の仕込みに使った普通のカリフォルニア米「望」
さて、この冬一回目のお酒を晩酌しながら、味の改善策を検討中です。
一つは、二回目の醸造で試している麹の量を減らすという試みで、一か月後にはある程度の結果が出ると思います。季節の関係で、この冬はこれで仕込みは終わりの予定ですが、早くも次の冬の仕込みプランをいろいろ調べたりしています。
今回使用しているお米
今年の仕込みは、日系スーパーで手に入る一般の食用のお米を使っています。「こしひかり望」というカリフォルニア米です。この投稿をお読み頂いている読者の方ならばご存知の方も多いかと思いますが、一般のお酒を仕込むお米は、酒つくり用の品種のコメを使う事と、精米歩合も吟醸酒などは60%以下で精米したのを使っています。食用のコメはそこまで削っていないので、雑味の別の要因である、タンパク質やその他の物がまだまだ残っています。
この冬の仕込みは一応一定の成果はあったと思いますが、これより先さらに、美味しいお酒を造るためには、もう一歩踏み込む必要があるかと思います。いままでは、「お手軽」で「そこそこの味」を目指していましたが、やはり凝り性の性格としては、もっと美味しい物を作りたいと思ってしまうので、次の冬は、お米にも凝ってみようかと考えています。
案としては。。。。
精米機を手に入れて、普通の食用のお米をさらに削って精米歩合をあげるというのが、一つの
案で、あくまで普通に手に入る米で精米歩合を上げたらどこまで美味しくなるかという方向です。もう一つは、酒用の米を60%位に精米したお米を買って作ってみるという物です。幸い、オンラインでお米は手に入るようなので今のところ有力案の一つです。
もう一つの改善は?
別の方向性としては、別の麹を試してみるというのもあります。前回、フリーズドライタイプの麹から別の乾燥麹にしたら、味が劇的に改善したので、別の麹というのもやはり、オプションのような気がするわけです。これも、オンラインで別の種類の麹が手に入るので試してみる価値はありそうです。
まだまだ、方針は定まりませんが、2回目の発酵待つ間、いろいろと来年の仕込みのプランを練っています。
(つづく)
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