スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

11月, 2020の投稿を表示しています

Mt. Whitneyハイキング中のGPSのデータの解析結果

 以前の投稿を再構成してお届けしています! Mt. Whitneyハイキング中のGPSのデータの解析結果 Mt. Whitneyを上るのに一番一般的なルートMt. Whitney Trailを2018年に歩いた時の記録を詳しく見た結果を記事にしています。 第一日目は、Mt. Whitneyの登山口であるWhintney Portalからトレールキャンプまでの約10㎞強の行程です。 登山口のWhitney Portalの標高は2550mで、トレールキャンプの標高はおよそ3600mです。 この日の、行動時間の合計は271分(4時間31分)でした。そのうち休憩時間は14.2分です。 過去のこの区間の所要時間を比べてみると以下の表のようになっています 所要時間(分) 休憩時間(分) 備考 2011 264 56 特にペースを管理せず 2014 276 65 2015 266 64 心拍数によるペース管理 2016 310 81 心拍数によるペース管理 2018 271 14 心拍数によるペース管理 所要時間に大差はありません 実際に各年のこの行程の所要時間を見てみると余り大きな違いはありません。 概ね4時間半から5時間強の範囲内におさまっています。 大きく違うのは、実際の 感覚 です。この中で、2011年は非常に疲れたという印象が強く、トレールキャンプ到着時はかなりばてていました。一方で、2018年は楽に登れたという感覚です。年齢とともに体力が落ちていることを考えると意外な結果です。 違いはペース配分! 2011年に登った時は特にペース管理をしていませんでした。 感覚に頼ったペースで前半は快調に歩けましたが、後半アウトポストキャンプ(標高約3000m)を過ぎたあたりから、大幅にペースが落ちてトレールキャンプ到着前にはかなりばてた状態で到着した感じでした。 一方で2018年は、歩き初めに心拍数が高くなってしまいました。感覚的にはまだ余裕があったのですが、心拍数が上がった時点でペースを落として意識的に心拍数を抑えるように行動しました。その結果、感覚的にはとても楽に登ることができました。相当ゆっくりあるいている感覚でしたが、実際の所要時間は決して遅いわけではなく、休憩時間も14分ほどでした。 心拍数の推移は以下のような感じでした。歩き始めてすぐに、心拍数が毎分150回を超えてしま