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日本酒醸造プロジェクト 2015/2016 (13) ~ 進捗状況!

本味醂~いい色になってきました

今日は、醸造関連のアップデートをまとめてします!

味醂は順調です

まずは、本味醂の方ですが、当初プラスチック製のボトルに仕込んでいたのですが、やはりガラス製の方がいろいろ便利な事もあって、新たにガラスのボトルを入手して、容器を入れ替えました。これで、写真でも状況がよく分かるようになりました。
当初は、もち米と麹が焼酎を吸い込んでしまい、余り水気が無い感じでしたが、もち米の分解が進んで、水気が多くなってきました。いろも綺麗な琥珀色になってきて、いい感じです。丁度、仕込んでから1ヶ月を少し過ぎたくらいで、あと1ヶ月から2ヶ月熟成させれば取りあえず完成のはずです。

味醂粕も楽しみです。ガラスの容器をもう一つ入手したので、できれば、今週末あたり、味醂の第二弾を仕込もうと考えています。今回は焼酎一升分の予定ですが、問題はいつもの麹が手に入るかという所です。ここ数週間、近所の日系スーパーからは何時もの麹が姿を消しているので、仕込みも麹しだいということになりそうです。

二度目の日本酒仕込みは。。。

 こちらも、仕込んでからこの週末でほぼ1ヶ月になります。こちらも2日に一回の頻度で、醪をかき混ぜていますが、今の所は順調です。発酵はまだ続いていますが、水面近くの浮いているコメが少なくなってきて、そろそろ発酵も終わりに近づいていて、いつ搾るかのタイミングを見極める時に来ています。前回は発酵途中で味を見て搾りましたが、今回はどうするかまだ思案中です。味の方は前回よりはややさっぱり目ですが、美味しく仕上がりそうです。気になるのは先週あたりから寒さも緩んで、温度が上がっているので、その辺の影響がどうなるかがちょっと心配です。
麹の量を減らしましたが、余り大きな影響はないようです。後は雑味の程度を絞った後で比べてみたいと思います。

最初の仕込みのお酒は。。。

最初の仕込みのお酒ですが、生酒を冷蔵保存していましたが、二度目の仕込みもそろそろ搾るということで、冷蔵庫のスペースを空ける必要がありました。全部で約二升の清酒と、約5合の濁り酒が取れたのですが、現在残っている、4合瓶4本のうち、3本は「火入れ」をして、常温で保存する事にして、1本だけ生酒として残しています。味の方は、前回の味見から大きく変わることなく、昨年の物に比べて酸味も少なくいい感じに仕上がっています。若干雑味が残りますが、お手軽醸造という事で、普通の食用のお米から作るという方法からはまあ、上出来だと思います。濁り酒の方が、雑味も気にならないので、いわゆる「どぶろく」のように飲むのが良いのかもしれません。しかしながら、副産物の酒粕の魅力もあるので、一応搾って上澄みだけを取らないで濁り酒の方がいいのかもしれません。この辺は、このお酒をどうしたらよりおいしく頂けるかという点で研究しようと思っています。

この冬の醸造は。。。。

 この冬は、寒い日が続いていて、もう1回位仕込めるかと思ったのですが、二月に入って急に寒さも緩んで、気温が高い日が多くなってきました。先週末は汗ばむ程の陽気でした。そんなわけで、この冬の醸造はこの2回で打ち止めとなりそうです。精米歩合を上げた米での醸造は次の冬の課題になりそうです。2回目の醸造を絞って落ち着いたら、この冬の総括をしようと思います。

まだもう少し、今年の醸造プロジェクトは続きますのでお楽しみに!

(つづく)



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