スキップしてメイン コンテンツに移動

Mt. Whitney ハイキング 2016年 報告(1) 概要



 今回のハイキングのビデオ

今回はビデオを撮ってきました!!
 まずは、ビデオを見てみてください。頭にマウントする方法で撮影したのですが、やはり撮影は簡単ではありませんでした。歩いている時、意識していないと頭が動いてしまうのでとても見苦しい映像になってしまいました。それでも、このトレールがどんな感じかはよくわかるのではと思います。過去のレポートでは、写真だけで今回が初めてのビデオになりました。
 アプローチ
 今回の許可は625日の宿泊許可なので、625日と26日の二日間ハイキングができました。大まかな計画は過去のハイキングの経験を基に、初日に許可をピックアップして、トレールキャンプまで登って、翌日頂上を往復した後に下山するという方向でした。従って、25日の早朝、午前3時頃自宅を出発しました。
 経路は、I-580CA-120/CA-108/CA-120そして、US-395 でヨセミテ国立公園を抜けて行きました。過去のハイキングの時と大きく違ったのが日の出の時間でした。今回は6月下旬という事で日の出の時間が速く、明るい時間帯のドライブが多く感覚的にも運転が楽に感じました。5時過ぎにちょうどヨセミテ国立公園内を走っていましたが、空は既に明るく、実に楽しいドライブでした。
 ビジターセンターには午前9時頃ついて、整理券をもらいました。番号は「39」で、到着時は「30」の人が手続きをしていました。今回は30分程度の待ち時間で許可をピックアップできました。事前にチェックしていたように登山口での路上駐車は大丈夫か確認したところ、レンジャーはちゃんと駐車場に止められるから大丈夫と言って、2日間の駐車許可証を発行してくれました。実際、駐車場は空いていて問題なく止められました。懸案の工事ですが、進行中で一部の路面は舗装されておらず、工事中を物がったっていました。幸い週末で工事はお休みで問題なく登山口に行くことができました。


 Trail Camp

第一日、登山口からトレールキャンプ
 駐車場所を探している時、何人かの人が登山口にいて出発する所でした。私は許可をピックアップしたあと、午前10時頃に登山口の駐車場に到着っして。午前109分に出発しました。気温は既に摂氏30度近くになっていました。途中何か所か小さな沢を横切るところがありすが、今回は水量が前の何回かより多い状態でしたが、特に問題なく渡れました。基本的に石の上を飛んでわたる感じで何歩かは水の中の石に足をおく必要がありましたが、濡れたりすることはありませんでした。通常の防水処理をしたブーツならば恐らく問題なく通過できる感じでした。ローンパインクリークの本流の流れも水量が過去より多かったと思います。
 雪も何か所か残っていましたが、問題になるような物ではなく、小さな雪のかけらが残っている程度でした。今回はアウトポストキャンプにもテントは一張しかなく、いつもとは感じが違っていました。恐らく、この時期(この日?)に登る人が少なかったのだろうと思います。トレール沿いには夏の終わりから秋とは違った高山植物が咲き乱れていました。違う季節にハイキングするのは楽しい物で、いつも何らかの新しい発見があります。
 トレールキャンプもテントが少なく、周りにはたくさんの雪が残っていました。しかし、トレールキャンプでも本当に暑く、外にいるのは辛く、日陰にテントを立てて太陽が山の向こうに隠れるまで昼寝をしていました。翌日は早朝の出発を予定していたので早く眠ろうとしましたが、午後9時になっても明るくて、結局、まわりの写真を撮っていました。
第二日、頂上往復と下山
 二日目は、キャンプサイトを午前4時に出発しました。すでに、幾つかのグループが登り初めていてスイッチバックの中腹から上部にはヘッドランプの明かりが動いているのが見えました。それでも、かなりの人がまだテントにいて明るくなるのを待っていたのだと思います。スイッチバックはケーブルのある場所までは雪はなく、ケーブルの直前で雪が出てきますが、特に問題なく通過できました。雪解けが進んで、626日現在の状態ではケーブルの内側を問題なく通過できました。ケーブル部分を通過した後は、トレールクレストの直前まで雪はなく、トレールクレストへのトラバースの部分に雪が残っていました。最初の部分は水平のトラバースで特に問題はなく、滑らない様に慎重に通過するだけですが、最後の数歩の下りの部分は朝早くはまだ、氷化していてアイゼンを履こうかと思いましたが、短く手がかりもあったのでそのまま通過しましたが、注意が必要です。特に朝早くの日の出前後は要注意ですが、あと少しで雪は解けてしまうのではと思われます。
 トレールクレスの後は若干雪のかけらが残っている部分はある物の、最後の斜面に出るトラバースの部分までは問題なく、最後のトラバースの数十メートルに雪が残っています。幸いしっかりとしたトレースがついていて、慎重に歩けば問題はありませんでした。むしろ、20118月に登った時の方が雪が多かった気がします。


 Near Trail Crest

 頂上に向かう途中、既に下山してくる人とすれ違いましたが、幾つかのグループはジョンミュアートレールから来ていたりして、速いグループは午前2時には出発したと言っていました。
 この日は、登山口まで下山して、家まで運転して帰らなければいけないので、急いでいて、頂上について写真を撮った後すぐに下山にかかりました。日帰りのハイカーが上がってくるとすれ違いで時間が取られるので早目に面倒な区間を降りてしまいたかったためです。結局トレールキャンプからの頂上の往復は休憩を取らずにある祈祷しました。トレールキャンプで早々に撤収して帰途につきました。


Mt. Whitney ハイキングガイド、「カリフォルニアの最高峰を登る」(サンプルは無料でダウンロードできます)
·         Go to Amazon.com
·         Go to Amazon.co.jp


コメント

このブログの人気の投稿

BaoFeng UV-5R ~ 中華トランシーバ その後

BaoFeng UV-5R  格安の中国製トランシーバーを入手して約1ヶ月余りたちました。その後の報告です。 静かなアメリカのV/UHF帯  まだ家にアンテナを立てたりしていませんので、基本的には付属のアンテナに取りあえずつけた、マグネットベースのアンテナで時折144MHz帯と、430MHz帯のFMを聞いています。前の投稿で少し触れましたが、私の住む北カリフォルニア(サンフランシスコ近郊)では、殆ど普通のFM(Simplex)での交信を耳にしません。耳にする交信はほぼ、リピーター経由の物と言うのが現状です。一方で、リピーターの数はかなりの数があって、インターネットで調べると、この辺りはどこに行っても複数のリピーターにアクセスできますし、周辺の高い山の上などにも設置されていて、リピータのカバーエリアも網羅されている感じです。  そんなわけで、普通のアナログのFMで使えるチャネル(FM Simplex)は、144MHz帯で26チャネル、430MHz帯に至っては3チャネルしかありません。一方でかなりの帯域がリピータ用として割り当てられています。 BaoFengを使うたってにあたって  最初は、アマチュアバンド内をスキャンして誰か交信していなか探していたのですが、このモデルのスキャンは余り速くはなく、かなりの時間がかかってしまいます。実際に話をしているのを見つけるには、もう少し的を絞らないと効率が悪いので、必要なチャネルをプログラムして、プログラムしたチャネルをスキャンする方が効率がよい事に気づきました。今回入手した、UV-5Rというモデルは、全部で128チャネルをプログラムする事ができます。この辺は、日本の八重洲とか、ICOM、KENWOODなどの物は1000チャネルとかプログラムできるので、それを考えると少ないと言えますが、実用上は取りあえず、大きな問題ではないようです。  それで、まずはどのようにプログラムするかですが、まずは、全部で29あるFM Simplexのチャネル29をプログラムする事にしました。実態を考えると余り使うケースはないと思いますが、それでもハイキングなどに行ったときに仲間と連絡に使うには便利ですが、周波数を覚えるのも大変なので予めプログラムしておくことにしました。これで、128チャンネルのうち、29が決まったので

GPSデータの解析 (3) ~ TCXファイルの中身

TCXのデータの例 実際のデータは? 実際、取りあえず試用のプログラムは既にあって、データを読み込めるようになっています。でも、興味がある方もいらっしゃるみたいなので、もう少し詳しい中身について今日は書いてみます。 上の例が、TCXファイルの例です。これは、昨年Mt.Whitneyに行った時の冒頭のデータを一部抽出した物です。一連のデータとして、時刻、位置情報(緯度と経度)、標高、心拍数などが入っています。TCXファイルには、距離も入っているのが分かるかと思います。これは、スタートからの積算距離になっています。 先にも書きましたが、TCXファイル自体は、XMLファイルなので、ファイルはタグを基に、そのタグの階層で構成されています。例では一部を抜き出していますが、「Trackpoint」というタグは別の上位の階層のタグに含まれていて、この前後には、別の「Trackpoint」が同じレベルで羅列されているような形式になっています。このタグ一つ一つが個々の時刻のデータになるわけです。 この「Trackpoint」の下位には、個々のデータが別のタグで含まれているのが分かるかと思います。 基本的に、各タグのデータは最初の「<>」で囲まれた所からスタートして、</>という、同じタグで、先頭に「/」が入った所で終わる様になっています。 つまり、個々のGPSのトラックデータが欲しい場合は、このTCXファイルの場合、「Trackpoint」というタグを探して、その中のデータを抜き出していけばよい事になります。ファイルも、テキスト形式のファイルなので、少々プログラムに慣れた方ならば簡単なプログラムでデータを抜き出すことができるわけです。 GPXファイルは? GPXの同じデータの例 さて、これが同じ時刻のデータをGPXファイルから抜き出してみました。こちらも同じXML形式なので、似ていますが、少し書き方が違うのが分かるかと思います。こちらの場合は、「trkpt」というタグに個々の時刻のデータがあります。位置情報は最初の「trkpt」のタグの中に埋め込まれていて、その後に、個々のデータが少し別のタグで入っているのが分かるかと思います。こちらの場合、積算距離の情報は入っていないので、位置情報から自分で計算する必要があります。これは、調べてみたのですが、少

バッティングセンター ~サンフランシスコ ベイエリアにもあります!

折れた金属バット! サンフランシスコベイエリアのバッティングセンター 今週も暑さでアウトドア関係は休止中でした。実際は風もあって気温はそこそこ高いのですが割りとすごし易い週末でした。日本語の補習校の集中授業があって子供たちもちょっと大変なので、現地校が夏休みに入っても遠出を控えました。 本格的な夏休みの家族イベントももう暫く先送りという事になっています。 そんな中この週末はバッティングセンターに行ってきました。 バッティングセンターは「Batting Cage」と呼ばれていて、数はそれほど多くないもののこのエリアにも幾つかあって、たまに行って遊んでいます。今日は All Star Academy   というSanta Claraの施設に行ってきました。     2901 Mead Ave Santa Clara 95051 に行ってきました。平日は正午から午後9時まで週末の土日は、午前9時から午後6時まで営業しているようです。 日本では屋外にゴルフの打ちっぱなしの練習場のようにネットを張って営業している施設が多いと思いますが、このエリアでは日本に近い屋外営業もありますが、倉庫などの屋内にネットを張って営業しているタイプの施設も多く、今回の施設は屋内タイプでした。 システムは、プリペイカードを買って1回(20球)で3ドルで、幾つか球速の違うブースを選んで遊ぶところでした。バット、ヘルメットは無料で貸してもらえました。野球とソフトボールも選択できまるようになっていて、子供たちは球速の遅いブースやスローピッチのソフトボールを選んで楽しんでいました。 日差しが強く暑い夏のアクティビティには屋内のバッティングセンターも悪くないようでした。 金属バットが折れた! さて、家族で楽しんでいたのですがちょっとしたハプニングが一件ありました。比較的球速の早いブース(60マイル/時間のソフトボール)で遊んでいたところ球がバットの根元に近い部分にあたり明らかに違う音がしたと思ったら、次の球を打ったところなんと金属バットが真っ二つに折れてしまいました。 幸い折れたバットは人のいない方に飛んで怪我はありませんでしたが、ちょっとびっくりしました。 折れた破片も係りの人がすぐに回収して事なきも得ましたが、金属バットも折れるのですねぇ~