ソーラーパネルと外付けバッテリー
アウトドアでの電源
最近問題になるのは、アウトドアでの電源の確保です。スマートフォン、GPS機器、カメラ、アクションカムなど、たくさんの機器をアウトドアでも使うようになって、これらの機器の電源の確保が必要になっています。日帰りの場合は、何とか特別に電源を用意しなくてもなんとかなる場合も多いですが、車から離れての宿泊となると日中使ったバッテリーを充電したりする必要が出てきます。
車が近くにある場合は、車から電源を取る事ができますが、山の中ではそうはいきません。以前は普通の電池を使う機器が多く、予備の電池を持って行けば事足りましたが、最近は専用の充電式バッテリーや内蔵のバッテリーを使う機器が多くなって、普通の電池では対応できなくなっています。そこで、私は外付けのバッテリーパックを持って行って、USBケーブルで充電する方法を取っています。最近ではほとんどの充電式の機器はUSB充電をサポートしているので、この方法でほぼ対応できますし、通常のサイズの充電式電池を充電する事も可能です。これで、通常は数日の山行は対応できます。
ソーラーパネル
さらに、ソーラーパネルで外付けのバッテリーを充電すれば、さらに長期の山行で対応できます。私の使っているバッテリは、16,000mAHの容量で、充電には十分な日差しで丸一日必要ですが。ただし、1日で全部の電子機器のバッテリーを完全に使い切るわけではありませんので、だいたい1日歩きながら充電すれば、実際はほぼ一杯に充電されます。私が通常山に持って行く電子機器は、スマートフォン、GPS付腕時計、デジタルカメラにアクションカムで、この方法でほぼ問題ありません。
入力・出力電圧
数年前に私が、外付けバッテリーを買ったときには、幾つかの機器は9V/12Vを使う機器もありました。それで、9V/12Vにも対応した物を買いました。また、充電も12V~18Vでも充電ができるので充電時間も短くできるので便利でした。それでも、結局9V/12Vの出力を使ったのは数えるほどでした。特に最近は殆どの機器でUSB充電がサポートされているので、USBの出力がついていればほぼ問題のないのが現状です。最近、息子が外付けのバッテリーを買ったのですが、気に入っているブランドのAnkerはすでに、9V/12Vの出力をサポートしている機器はないようです。そんなわけで、現状を考えれば、余り大きな問題ではなくなってきています。ただし、ソーラーパネルと外付けバッテリーを購入される際は自分の持っている物が、どの電圧をサポートしているか確認した上で購入される必要があります。
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