出来上がった味醂です
このところ、ハイキング関連の話題が多かったのですが、今日は久々にインドアネタです。
本味醂作り
日本酒作りの一貫で、味醂も作ってみようという事になり、今年の1月中旬に始めた味醂作りですが、取りあえず完成しました。日本酒作りの一貫といってもみりん作りの場合発酵させるわけではないのでちょっと違うと言えば違うのですが、焼酎の中でもち米を麹で分解させるというプロセスで作ります。
みりん仕込みの詳細は以前の投稿をご覧ください。
さて、半年が経過して、ほぼ無色透明だった焼酎がすっかり琥珀色になっていい感じになってきたので搾ってみました。搾ると言っても手作り日本酒の時と同じで、金網で濾してさらに、澱を沈殿させて上澄みをすくうという方法で行いました。何とも綺麗な琥珀色で、香り、味(もちろん相当甘い)も上々です。
副産物
ここで、日本酒の時と同様搾った後の粕が「味醂粕」という物で、結構な量が取れました。
味醂粕
こちらも利用価値が高そうで、酒粕同様今後の我が家の料理に有効活用する予定です。まずは、サーモンの切り身でも漬けてみようかと考えています。
味醂づくりは日本酒造りに比べると簡単で、基本的にはしょうゆ麹や、塩麹を作るのと大差がありません。日本だとこれも酒税法に抵触するみたいですが、海外の場合、必ずしも違法ではないようなのでお住いの国の規定を調べてトライしてみると良いと思います。特に海外では質の良い味醂の入手は結構難しいでしょうし、あっても結構な値段がするのでご自分で作るメリットはあるのではと思います。焼酎でなくて、ウイスキー等で作ってみても面白いのかもしれません。そのうち試してみようと思っています。
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