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山の回想録 -利根川源流

利根川源流
(利根川ひとまたぎ、源頭部を除いて利根川をまたげるのはここだけです)
利根川
 かなりの人が「利根川」については、ご存知かと思います。日本では信濃川に次いで2番目に長い川になります。しかし、その源については、意外に知っている方が少ないのではと思います。その源頭は、群馬県と新潟県の県境に位置する大水上山という所にあります。
 剣岳に続いて思い出に残る「山登り」という事で、今回取り上げるのがその利根川をめぐる山登りです。

利根川源流
 利根川が登山の対象となることを知るきっかけが、先輩たちが出した利根川源流遡行の計画書でした。当時の私は、利根川こそ知っていたものの、源流をめぐる登山がどのようなものか全く想像もつきませんでした。話を聞いていて、「難しい所なんだ」と思ったのが一番初めの印象でした。
 それから何年かして、沢登りも始めてある程度の経験をつんだところで、利根川源流域の沢にも入ってみようかという事になりました。

水長沢
 
その時は利根川の源流をめぐるのがどれくらい難しいか分かっていましたので、いきなり本流に行くのはちょっと無謀ということで、中でも比較的易しいとされる水長沢が目標となりました。八月に目標を定めて、6月ぐらいから上越の沢を中心にトレーニングを積んで望みました。
 水長沢は日本百名山の一つに数えられる平ケ岳から流れ落ちる利根川の支流の一つで、利根川の一番奥にある矢木沢ダムのダム湖の一番奥に流れ込む沢です。その前後、関東地方は雪の少ない年が続き水不足が一つのニュースの話題でした。連日、ダムの貯水量が少ないと言ってはこの矢木沢ダムがテレビに登場したものです。
 その水長沢に入るには矢木沢ダムの湖岸道をたどって水長沢出合に行く必要がありました。コネがあれば、ダム湖を船でアプローチする方法もあるのですが、その時はコネのない自分たちは「陸路」によるアプローチを取る事になりました。この湖岸道はダムの工事の際に使われたものらしいのですが、工事から時間のたった現在では荒れ果てて廃道同然になっており、道の跡は辛うじて分かるものの木々が多い茂り、道というよりは藪というのが適切な状態になっていました。
 それでも、ダムに近いあたりはまだ歩きやすく、話に聞いた程ではないと歩き始めたのでした。歩くこと数時間、かなり歩いたつもりが振り返るとダムがまだ目と鼻の先に見えました。それというのは、ダム湖は谷の入り組んだ地形に入り込んで出来ているため、一旦谷の奥まで言って対岸を戻るようにたどっているためで、歩いた距離の割には中々先に進んでいなかったのでした。そうして、ダム工事のワイヤやその他名残の残る道を進みましたが、そのうち道はさらに不明瞭になって途中からはどこが道だか分からなくなって、深い藪をこぎながら進むはめになりました。
 そのうち、藪はさらに濃くなり大変になったので、ダム湖と林の境の藪の少ないところにコースを取りましたが、今度はダムに向かって伸びる木がハードルのように行く手を阻んで、尚且つダムの周りの急斜面で落ちればダムに一直線のような場所を進むことになりました。いずれにしても、大変な事には変わらず、八月の炎天下で、必死に全身を続けたのでした。歩き出すこと数時間、日も高くなった頃ダムを行くカヌーの人に声をかけられました、カヌーはそれでも楽そうにどんどん奥に進んで行きました。それが、なんと羨ましかった事か今でも様子が目に浮かびます。
 それでも、その年はダム湖の水が少なかった事もあって、日が傾いた頃、割ノ萱沢(だったと思います)の出合の辺りからダムの水が引いた部分に降り立ってその後は細い利根川の流れを伝って何とか水長沢の出合に達する事ができたのでした。
 出合でテントを張って、魚を釣って焚き火で魚を焼いたりしてその夜を過ごして、翌朝は早朝から水長沢に入りました。早朝の沢の水は真夏とは言え相当冷たく水に入るのが辛い感じでした。今まで登ってきた上越の小さな沢に比べると、簡単とは言えスケールは大きく、水量の違いに圧倒されての遡行でした。それでも、練習で培った経験と、技術で下部の大きな滝も無事突破すると、意外に水量が減るのも早く、思ったよりも早く平ケ岳に抜けることが出来ました。ところが、実はこの後大変な事になるのでした。。。。
下山路
 さて、本来の計画では平ケ岳から水長沢尾根を下降して、水長沢出合から来た道を戻って矢木沢ダムに戻る予定でした。ところが、余りの藪の深さに、その道を戻る気にもならず。メンバーの一人が以前、平ケ岳に未丈ケ岳(だったと思います)から縦走して尾瀬に抜けた際に、一般の人が「別の登山道から登っていた」という記憶を元にそこを通って下山する事を考えたのでした。
 平ケ岳は、大変奥深い山で、そこに登るのは、夏場は踏み跡をたどって長大な登山道を登らなければならず、一種、秘境の山というイメージでした。ところが、どうやらその別の登山道は、現在の皇太子の浩宮様が平ケ岳に登山された際に整備された、アプローチの短い登山道のようで、そこを下りれば楽に違いないとそちらに下山路を取ることを全員一致で決めて下山にかかったのでした。玉子石の近くから下り始めていたように記憶しています。
 その登山道はやや急ですが短くあっという間に林道の終点に出ました。ほっとしたのもつかの間、林道を下りはじめました。時間も夕方が近づいており、車も既になく、足を速めて下りたのでした。しかし、その林道の長いこと、数時間では林道は下りきれずに、途中で夕食を作って食べて、また日が傾く中下山を続けました。何とか林道を抜けて、今度は銀山湖の湖岸の舗装道路に出てその湖岸道を歩くことになりました。大体の土地の概念はあったのですが、どの程度の距離かははっきり把握していないこともあって、途中で道路わきの水が取れそうな場所でテントを張って翌日また交通機関のあるところまで下山かなと話していました。でも、舗装道路ということもあって、出来るだけ暗くなっても歩いて距離を稼ごうという事で薄暗くなっても歩き続けていました。とはいっても、沢を上りきって、行動時間も12時間を越えて皆疲れが見えていました。そんな中通りかっかった工事関係の車をヒッチハイクで止めて乗せてもらう事ができました。上越線の小出の駅まで送ってもらって、電車を待つ間、駅前の食堂で空腹を満たしました。途中で食事したとはいえ、腹ペコだったのでその食堂のカレーとうどんはとても美味しかったです。その日は、土樽近郊に一泊して、友人に頼んで矢木沢ダムに停めてある自分たちの車を回収して、初めての奥利根源流の登山は終わりました。

利根川源流
 それから数年して、さらに沢や他の山を登りこんで、いよいよ利根川源流に行こうという話しが持ち上がりました。当初の計画は、その水長沢のメンバーを中心に計画されたのですが、最終的には、そのメンバーの2人と先輩2人、後輩1人が入って最終的なメンバーが決まりました。
 当初のメンバーの私と、その友人は、早い時期から上越でも長い沢を選んで入り、谷川岳の赤谷川の本谷や、万太郎谷なども登って源流の登山に備えました。
 前回の苦い経験により、最初から矢木沢ダムの湖岸道をめぐるアプローチは考えずに、車で平ケ岳直下の林道まで送ってもらって、そこから水長沢尾根を下降するアプローチが楽だろうということでそれをアプローチにして、下山後は丹後からバスで六日町に降りて、土合駅に車を停めておいてそれで帰宅するという計画でした。予定通り、後輩2人の車に分乗して、林道終点で降ろしてもらい登山となりました。
アプローチ
 平ケ岳の登りは1時間強で登りきり、美しい山頂の景色を堪能したあと、早速水長沢尾根の下降にかかりました。山頂付近は踏み跡も比較的しっかりしており、順調でしたが、途中から道が不明瞭になり、やっぱり深い藪こぎになりました。真夏の炎天下の尾根は凄い暑さで、ダムの湖岸道よりも楽とは言え大変なアプローチでした、何とか夕方までに水長沢出合にくだることが出来て、水の残りも少なくなってのどの渇ききったメンバーは流れの音に最後は駆け下りて、冷たい源流の水を飲んだのでした。その美味しかったこと。
 出合では例によって魚(ハヤ)を釣って夕食の足しにして、翌日から利根川の本流を登りました。
 その年も雪が少なく、水量も比較的少なく順調に進みました。
 「利根川ひとまたぎ」という本流をまたげる唯一の場所を通過して、核心部のオイックイの手前までやってきて、まだ時間が早かったのでその先に進む事にしました。

(オイックイの入り口)
オイックイ
 利根川本流の核心部と言われるこの区間は、両側が急な切り立った斜面で、「草つき」と言われる草の茂った土の急斜面でかつ不安定で滑りやすくここを歩くのは一般に危険とされています。そして、流れのある辺りは、ゴルジュといわれていわゆる両側を急斜面で囲まれた「廊下」状になった場所で、そこに夏でも多くの雪が残って橋のように連なっています。これは、スノーブリッジと呼ばれるもので、この状態の見極めがこの場所の通過のポイントになります。スノーブリッジの状態が悪ければ、下を通ると崩れて下敷きになる危険があり、上を歩けば、崩壊に巻き込まれて流れに落ちる危険があります。流れも、狭くなっているので速く、深い部分が多く、さらに水も冷たいので本流沿いの通過は困難です。これを避けるには大きくこの場所を迂回して比較的安全な迂回路から上部に出る「高巻き」をしなければいけません。過去の記録でも、高巻きをする事も多いようでした。

(オイックイのスノーブリッジの下を通過する)
 この年は、ブリッジの状態はそれほど悪くなく、本流の水量も比較的少なかったので高巻きをすることなく本流沿いのブリッジの上、下を縫いながら、時折急流を泳いで通過しました。それでも、スノーブリッジの通過は緊張して、一人ずつ慎重に通過したのでした。
 何とか裏越後沢の出合まで行って一安心したところで、焚き火と共に雑魚寝をしました。裏越後沢では、出合の滝の下で夕方と朝に結構いい型(30センチ弱)の岩魚を釣って食事に花を添えました。

滝の登攀
 利根川本流は、基本的に水量の多いゴルジュ帯の通過とスノーブリッジの処理に終始する感じの沢登りになりますが、後半は幾つか滝も出てきてロープを使っての登攀もありました。裏越後沢からは、標高も高くなり、雪も多く残るため、朝一番の水温はかなり低く、アイスコーヒーにしても美味しい位ですが、朝から水に入って積極的に本流沿いの遡行をしました。

(大利根滝をリードする筆者)
 途中見事な滝(15m~20m位?)の大利根滝は滝の右側の壁をロープを出して突破しました。それ以外は基本的にはあまりロープを使う事もなく滝を幾つか越えて源頭部を目指しました。

(利根川の最初の一滴、三角雪田)
利根川源頭
 利根川はどこから始まるか?それはそこを遡って行くと最後にある場所でした。夏も終わりに近づく時期、利根川の最初の一滴を供給する雪はほんのわずかしか残っていませんでした。もう少し時期が早いと大きな三角形の雪が残りそこから利根川が始まっています。それでも、僅かに残った雪から垂れる雫は利根川という大きな川の始まりとしての重みを感じる事ができました。
 苦労の末たどり着いた利根川の最初の一滴、この感動がこの山をやはり一生の記念の山としての思い出として挙げる理由の一つだと思います。
 みんなで、利根川の最初の場所で記念撮影をして、源頭の山、大水上山でビールの祝杯をあげてそのまま、丹後から泊まらずに六日町に下山したのでした。

秘境
 利根川の本流をめぐる山は、数多くの人が訪れて登っています。それでも、この地はアプローチも大変で、本流の遡行距離も長く、このときも他の人に会うことはありませんでした。こうした、貸切の状態で、奥利根の手付かずの自然は、本当に美しく、やっぱり、これは普通の山、沢では見ることの出来ない素晴らしい眺めでした。夏でも冷たい水、奥まで透き通った水はとても印象的でした。
 それを見るために大変な労力を払って、その地に行って、登る、その価値は十分あると思います。苦労が大きい分、その後に残る感動と、その思いでは大きな物になったんだとお思いました。また何時か当時のメンバーとこの山の思い出を語り合える事ができればと思いながら、今回の回想録を終わります。
(つづく)

コメント

  1. 毎度どうも。そろそろブログを始めようと思っていたこところで、ここにたどり着きました。利根川の本流、これは凄いですね。行けるものなら行ってみたい。

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    1. 是非行って見てください。長年行きたかった所で、いけたときの感動は相当なものでした!

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  2. 毎度どうも。そろそろブログを始めようと思っていたこところで、ここにたどり着きました。利根川の本流、これは凄いですね。行けるものなら行ってみたい。

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