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登山・ハイキングの靴




お気に入りのハイキング用の靴




 今年のMt. Whitneyハイキングで靴について考えさせられました。今回トレール上にたくさん雪が残っている事が予想されたのが理由です。入山の数週間前に降雪があり、かなりの人が、スイッチバックではなく、残雪期、積雪期のルートである、直接トレールクレストに出る、雪渓の上を登っている状況でした。このルートは夏道のスイッチバックより傾斜が急になっています。ここを登るとすると、恐らくアイゼン着用でピッケルも必要だからです。一方で、トレールキャンプの下は殆ど雪はなく、実際雪はなくて、非常に気温の高い状態でした。そうした状態で、今回のハイキングで何が一番良い選択か考えました。結局、ハイキングブーツにアイゼンと言う組み合わせにしました。帰ってきて、この選択でよかったと思います。登山口の気温は40度近かったです。レポートにも書きましたが、中には2足のブーツを持ってきている人たちもいました。一つはハイキングブーツで、もう一つが本格的な登山靴でした。トレールキャンプから下ではハイキングブーツを履いて、おそらくトレールキャンプの上では登山靴を履いたのだと思います。これも選択肢の一つで私も検討しましたが、荷物が重くなるので選びませんでした。

最近のハイキングでの私の選択肢は

  •  ハイキングシューズ
  • ハイキングブーツ
  • 登山靴
  • スキー兼用靴
  • ランニングシューズ

 これが、現在私が持っている靴です。近所の短いハイキングには、だいたいランニングシューズを選んでいます。これで十分だし、軽く快適です。過去のMt. Whitneyハイキングでは、ハイキングシューズを履いて行きました。トレールに雪がなくてせいぜい、1泊ないし2泊ならばこれで十分です。だいたいシューズを履くことが多くて、ブーツはめったに履きません。


 登山靴~最近は使う機会が余りありません

 私の登山靴は、断熱材が入っていて、常に雪の上のハイキング以外ではちょっと大げさで、暑くなってしまいます。これを使うのは、春先のシャスタやラッセン火山国立公園でハイキングする時くらいです。ただ、アイゼンをつけた時の相性は、靴もしっかりしているので抜群です。


 スキー兼用靴


 スキー兼用靴は、バックカントリースキーのときだけです。雪以外の場所をある国は余り使いやすい物ではありません。そういう場合はバックカントリースキーでもハイキングシューズを持って行って雪以外の上を歩くときに使います。



ハイキングブーツ


 ハイキングブーツはハイキングシューズの方が快適なので殆ど使っていませんでした。ただ、アイゼンをつけるとなるとハイキングシューズは余り良い選択ではありません。やってできない事はないのですが、安定しないし、ハイキングシューズで出かけて万が一アイゼンがいるときに使うという位です。本当にアイゼンが必要な場合、ハイキングブーツの方が相性はいいと思います。それが、今回ハイキングブーツにした理由です。

アイゼンとの相性
 ハイキングブーツとアイゼンの相性は恐らく完全ではありません。それでも、経験上、初夏のハイキングなどでは殆どの場合いいのではと思います。アイゼンをずっとつけているわけではないわけで、特に雪が無い場所は外して歩くわけだからです。また、アイゼンが必要な場所は余り長くななく、斜度も普通は極端に急ではないからです。そういう条件ならば、十分ハイキングブーツでも何とかなると思います。   個人的には、シューズにつけても恐らく問題ないと思います。ソールが柔らかすぎたりしなければ、恐らく大丈夫でしょう。一応、ハイキングに行く前に靴にどのよう装着するか確認しておく方がいいと思います。私のアイゼンの場合、バンドが靴の上だけでなく、足に直接かかります。そんな理由でこのアイゼンを靴につけるのは余り良くないので最近は使いません。そういう事もあるので、ハイキング用の靴にアイゼンをつける事を考えているばあい、事前にどのような感じになるか確認するのは大事だと思います。特にソールが柔らかい場合、恐らく歩きづらいと思うので、別の方法を考える方が良い場合が多いと思います。

防水性
 防水性も考えるべきことの一つです。Mt. Whitney Trailでは沢を何か所か横切る必要があります。過去の記録や、Youtubeのビデオなどを見ると、結構な人が靴を脱いで渡っている場合があります。特に初夏の雪解け水が多い時期は、水量も多く飛び石を伝って濡れずに渡るのは大変な場合があります。濡れないようにするために、靴を脱ぐ人もいます。
 懇意あh、私は同じ日似た様な時間帯に通過していますが、特に靴は脱ぐ必要はありませんでした。確かに靴の一部は水の中になる事はありましたが、特に中が濡れる事はありませんでした。水の深さはせいぜい2~3㎝位でした。ある程度防水性の優れた靴ならば特に濡れないで済むと思います。ただ、ブーツでなく靴だと濡れた可能性はあったと思います。そう考えると、初夏のMt. Whitneyハイキングではシューズよりブーツの方が良いのかもしれまえん。過去の、8月、9月、10月のハイキングではシューズでも問題ありませんでした。

まとめ
 恐らく、もう少しアイゼンと相性のいい、防水性に優れたハイキングブーツを手に入れた方がよさそうです。特に1足の靴の靴で賄う人の場合、より良い選択だと思います。ただ、雪の上や、沢を横切ったりするハイキングや、キャンプをしない場合は、ハイキングシューズの方が良い選択化もしれません。ただ、ブーツの利点として、足や足首の保護と言う観点ではシューズより優れています。
 とくに、急な雪の斜面や、岩の上をアイゼンで冬や春に登る人や、標高の高い所を登る人でなければ、登山靴は恐らく必要が無いように思います。
 ランニングシューズは、近所の標高の低い丘のハイキングでは問題ないと思いますが、岩の上特に濡れている場合は滑りやすい事を念頭に置く必要があります。また、防水性も劣る場合が多いです。


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