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キャンプで火をつける道具

ジッポライター



 特に冬ですが、過去にキャンプ用のコンロで余り感心しない経験をしたことがあります。その時も幾つか予備の火をつける手段があったので、大きな問題になる事はありませんでした。問題と言うのは、湿気が多いときにストーブについている点火装置が機能しない事がありました。一旦濡れてしまうと、火花が飛ばなくなります。もし、火をつけるのにこの点火装置だけを当てにしていると、アウトドアではちょっとした問題になります。これは、冬場の雪の中のキャンプでは良くある事です。そのため、グループの全員がライターを持つようにしています。
 それでも、ライターやマッチを持って行く場合は注意が必要です。防水タイプのマッチを除けば、ライターやマッチも濡れると使い物にならなくなるからです。普通は、それらをビニル袋などに入れて湿気が入らないようにする必要があります。一人で行く場合は、2個以上持って行く必要があります。万が一、ガスが切れていたりして一つが使えない可能性があるからです。

使い捨てのライター



 多くの場合、私は使い捨てのライター(昔は100円ライターなどと呼ばれていました)を数個持って行きます。安いですし、濡れなければ問題なく使えて便利です。私はマッチは使いません。防水タイプなどはバックアップにはよさそうですが、殆どの場合は焚火ではなく、キャンプ用のコンロを使うので、使った後に燃えカスが残ってしまいます。これをゴミ袋に入れる際は注意する必要があります。きちんと処理していれば問題はないと思いますが、ライターを使えばそうしたことを気にする必要のないので、敢えてマッチをアウトドアで使う理由がないからです。ライターの方が殆どの場合便利だと思います。
 もう一つは、ジッポのオイルライターです。風に強いと言われていて、使っている人も多いと思います。私もかつては使っていましたが、少し長めのハイキングになると、オイルが蒸発してしまう事がありました。そうした場合に備えて予備のオイルを持って行く必要がありました。ガソリンコンロを使っている場合、最悪、ホワイトガソリンを使う事ができましたが、最近はガスコンロを使う場合が多く、予備のオイルは必須になると思います。そう考えると、使い捨てのライターを23個持って行く方が便利な場合が多いように思います。




 登山には。。。でもファミリーキャンプでは便利です

 いずれにしても、泊りがけのハイキングでは、数個のライターを別々にパッキングして持って行くのが賢明です。そうすれば、キャンプで火が使えない事態はほぼ避けられると思います。

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