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キャンプの照明

LEDのランタン



 ここ数十年でキャンプの照明は変わって来ています。大きな物はLEDの技術です。1990年代はテントの中ではロウソクで明かりを取っていました。バックパッキングの際は、夜テントの中で飲んで、語りあっていました。当時は、LEDはテントの照明としては選択肢にありませんでしたが。当時はまだ、電球のヘッドランプを使っていました。消費電力は小さくなくて、普段は何セットかの予備電池を持って行っていました。そんなわけで、テントの照明はバッテリーを使わないロウソクを使っていたと思います。長時間使える事と、これで小さなんテントには十分でした。現在では、LEDの消費電力はわずかで、普通は新しい電池を入れていけば、よほど長い日程でなければ予備電池は必要ないくらいになっています。そう考えると、小型のLEDのランタンは現在のよい選択肢だと思います。一方で、この10年間で、他の人とバックぱっっキングにいく機会は余りなかったことと、宿泊でのハイキングは、Mt. WhitneyMt. Shastaで翌日は頂上を目指すのに早く、テントを出るため、余り夜遅くまで起きていませんでした。従って、特にヘッドランプ以外の照明も必要ありませんでした。
 しかし、一般的な家族でのキャンプはちょっと違います。多くの場合、夕食の後に大人たちは、飲んでおしゃべいりするからです。これはキャンプの楽しみの一つだと思います。殆どの人は、普段の明かりのある生活に慣れてしまっていて、キャンプの時も明るくしたい様です。また、そうした夜の集いは、テントの中ではなくて、キャンプファイヤの火やテーブルを囲んで行なうのが普通です。そこで、ガスランタンや、LEDのランタンを持ってくることが多いです。私は、小さなLEDランタンを持っていますが、大きなランタンの前では殆ど意味もなく、普段はテントの中で、寝る準備をする時などごく限られた時間にのみつかっています。
 
ガスランタン


 ガスランタン

とても明るくて、ガスの消費も比較的少なく、一つのカートリッジで十分何日か使えます。問題は火を使っている事で、結構熱くなります。従ってしまう前には冷ます必要があります。またマントルは壊れやすく、予備が必要です。一旦壊れると、取り替えないと使えなくなってしまいます。また、マントル周辺はとても熱くなるのでカバーなどもガラスでできており、取り合え使い及び収納には注意が必要です。


LED ランタン
 消費電力は従来の電球より小さいので、そんなにたくさんの予備電池は必要ないです。充電可能な物をソーラーパネルと組み合わせれば、キャンプ中の電源の心配をしなくても大丈夫です。だいたい、昼間に充電できると思います。このタイプの良い所は熱くならない事で、取り扱いが簡単で、だいたいどこにでも設置できます。また、安全上も優れていて、小さな子供が周りにいても余り心配はありません。私も普段の家族とのキャンプ用に買おうかと考えています。

LEDヘッドランプ


 LEDのヘッドランプ

 従来の電球タイプと比べると素晴らしいです。このヘッドランプを日の出前のランニングに使っていましたが、数か月は電池を変えずに使えました。したがって、新しい電池を入れて行けば、殆どの場合予備電池なしでも大丈夫という事です。仮に、テントの照明代わりに使っても短いバックパッキングならば、大丈夫だと思います。従来の電球タイプは予備電池は必須でした。特に、夜間の行動で使う場合は、途中で電池を変える必要がありました。この10年間の進歩は素晴らしいです。

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