2台目の910XT
新しいランニングウオッチ~Garmin Forerunner 910XT
前回は、最初のランニングウオッチの話を中心に紹介しました。その後、ランニングも本格化してきて、いわゆるウルトラマラソンやトレールを走る方に興味がシフトしていったので、ランニング時も必然的に6時間の駆動時間では十分でなくなってきました。フルマラソンならば4時間前後で走る事が出来たので先のモデルで問題なかったのですが、50kmのトレールになると、6時間でも私には走り切れなかったので、もう少し長時間使えるモデルが必要になってきたわけです。そこで、2番目のランニングウオッチとして、Garmin社のForerunner
910XTを購入しました。これは、カタログ値で約20時間の仕様が可能で1泊2日程度ならば十分でした。これを購入したので、以後はランニングと登山にこの時計を使うようになりました。現在も現役で活躍中で、少し長い山行でも、外部のバッテリやソーラーパネルを持参すれば山中でも充電できるので実用上は登山やハイキングの使用でも問題ありません。
良い点:
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バッテリー駆動時間がGPS使用時で約20時間
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USB充電可能、従って外部のバッテリーから充電する場合バッテリーを他のUSB充電可能な機器と共有可能
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ディスプレーのカスタマイズができる。特に心拍数をグラフで表した表示は心拍数の推移を見る上で便利
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設定した心拍数を越えるとアラームやバイブレーションで知らせる機能も利用できる
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腕時計型で行動中の確認、操作が容易
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ボタンでの操作はしやすい。
改善を望む点:
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全機種のForerunner 405CXの様にスタンバイモード(GPSを使用していないモード)での時計機能が使えない。(920XTでは改善されている模様、未確認)
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スマートフォンからのデータのアップロードはできない。(この後に発売されたモデルではBluetooth経由でサポートされている物が多い)
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やや大型
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高価、購入時は約400ドルでした。最新モデルの920XTの心拍計付きも約450ドル位します。そう考えると登山、ハイキング用だけにはやや高いと思います。
とにかく、スタンバイ時の時計機能を除けば格段に使いやすくなって、バッテリーの駆動時間も伸びて、登山、ハイキングではかなり実用的になったかと思います。ただし、地図機能は搭載されていません。最近の幾つかのモデルは腕時計型で地図表示機能を持った物も出てきています。ただ、使い勝手は疑問が残ります。というのも、先日の携帯型の機器でも地図として使うには画面が小さく、全体を見るような事が難しいので、現在位置とその周辺の詳細を見るのには問題ありませんが、全体を見るにはズームアウトはできるにせよ、やはり不便だと思います。
次回は活動量計を紹介します。
(つづく)
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