2回目の仕込みを絞りました!
先週の土曜日(2月27日)になりますが、この冬2回目の仕込みのお酒を搾りました。
まだまだ発酵は続いていましたが、今回も味が好みの感じになったので搾る事にしました。
前回に続いて、今回も布巾は使わずに、金網で大きな酒粕を濾すだけにして、あとは上澄みを取り出すことで清酒にするという方法を取っています。どうも、きちんと搾る器具が無い状況では、布巾で搾ると、布巾の目が詰まってしまって、手で搾ってもなかなかうまくいかないので、無理をしない方が結果的にうまくいくようです。特に、私の仕込んでいる量のお酒では、この方法で十分実用的だと思います。
写真は、約2日半(60時間)後のお酒の様子です。かなり細かい澱が沈殿していますが、もう少し待った方が上澄みを多めに取れると思うので、概ね、10日から14日待って、上澄みを取り出して、残りは「濁り酒」として飲むことにしています。
澱を含んだ搾った後のお酒の量が、約1ガロン強で、前回よりはやや少な目になっています。上澄みを取ると恐らく2升には少し足りない量だと思います。
味の方は、さらに酸味は少なくなっていますが、市販の高級酒に比べるとやはり、雑味が多いようです。麹の量は今回前回より大幅に減らしたにも関わらず、味の改善は限定的で、大きな改善にはつながっていないようです。まだ少しは麹の量を減らすことは可能だと思われますが、やはり、米の精米歩合を上げる方が効果があるような気がしてきました。
来年の冬の仕込みは、もう少し精米歩合を上げた物を手に入れて仕込んでみる事にする予定です。今年は、もうかなり暖かくなってきたので、仕込みはこれで終わりにします。
後は、2回目の仕上げと、1回目のお酒との味の比較を少し時間をおいてからしようと思っています。
respです。いつも日本酒醸造プロジェクトを楽しみにしています。麹の量を減らしてもちゃんと発酵するのですね。
返信削除10-14日後に上澄みをとるには、どのようにされているのですか?容器を斜めにして、上澄みだけ別の容器に移す感じですか?それとも何か器具を使われていますか?
一番簡単なのは上澄みを静かに別の容器に移します。もっと量を取るためにはサイフォンがお勧めです。私は面倒なので上澄みだけ取って、あとは濁り酒で飲んでいます。麹の量は今回位が丁度良い感じでした。来年はお米を少し変えてみます。
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