醪(もろみ)の状態
第二弾の仕込みは、今のところ順調に進行中です。香りも前回の仕込みより良好でどんな味になるか楽しみです。
今日は今回の仕込みのレシピをまとめておきます。
Starter | 1 | 2 | 3 | ||
Rice | (ml) | 270 | 450 | 900 | 1800 |
Koji | (g) | 60 | 100 | 200 | 400 |
Water | (ml) | 400 | 675 | 1350 | 2700 |
こんな感じになります。大体目安として、麹の量は米の重量の20~25%位、水は米の体積の1.5倍位を目安にしてみました。これは、前回の仕込よりは少な目の量になっています。
米の重量は1合を150gとして計算しています。これで、留添え後の体積が3ガロン弱になっています。一番泡が上がった時は4ガロンの線近くまで泡が上がっていたことが確認できています。
これに加えて米を炊飯する時の水の量が米の体積に対してだいたい2/3位で炊飯しています。ご飯は炊飯器の「かため」モードで炊いていますが、それでも蒸した米に比べるとやわらかく、発酵が速く進む一因になっていると考えられます。今回はまだ味見をしていないので、何とも言えませんが味によっては、炊飯でお酒を作るのには限界があるのかもしれません。
次回の課題としては、お米を炊飯ではなく蒸して作ることも視野に入れて醸造する事も検討しないといけないと思っています。今のところ、今回の仕込を含めると結構な量のお酒が出来ることになるので、この冬の仕込みは今回までかなという感じです。ただ、来年も仕込むことを考えているので、少量の実験程度はやってみてもいいかなとも思っています。
とりあえず、炊飯したご飯でもそこそこのお酒は出来ることがわかりましたので、「手軽に」という趣旨では取り合えず、目標は達成できたのかなと思います。少なくても、我が家で料理に使っている、松竹梅や大関といったお酒よりは飲むのには美味しくできたと思います。後はどこまで、美味しいお酒を作れるかと、現実的なプロセスの間で追求していく事になりそうです。
(つづく)
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