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日本酒醸造プロジェクト (9) ~ 留添え

留添えの前に味見

留添え

三段仕込みの最後の材料添加です。本来なら、中添えの翌日、留添えを行うようですが、生憎翌日は、家を空けなければならず、中一日おいての留添えになりました。

今回の分量は:
  • 米     10合(一升)
  • 水     3330ml
  • ドライ麹  675g
で仕込みました。当初は5合にしようと思ったのですが、倍量にしました。
我が家の炊飯器は5合炊きなので、5合を二回に分けて炊いて使いました。水加減は4合分の水で、「かため」モードで炊飯しました。(おこわは4合までしか水の線がないため)
前半のお米を空けて冷ましている間に後半の5合を炊いて、全部長けてから混ぜ合わせて冷水を加え、ドライ麹を混ぜてさらに摂氏30度以下まで冷ましてタンクに加えました。

そう容量は、ほぼ3ガロンになりました。既に3層に分離して、沈殿部、液体部、そして表面の激しく発酵している部分に分かれていたので、まずは良くかき混ぜてから、試飲用のサンプルをお玉で少しすくって、軽く濾して味見をしました。
中添えで少し薄まっているので、アルコールはやや弱めでしたが、辛口の日本酒の風味をだしていてまずまずの味わいでした。

発酵も順調に続いていて、後は適宜かき混ぜながら2~3週間発酵させます。容量が増えて、タンクをゆするだけではよく混ぜられないので、1回はタンクをゆすってまぜて、もう一回はタンクを空けて毎日混ぜる事にしました。

まずは順調に進んでいる様です。時々味見をしながら経過を見守ります。

(つづく)



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