発酵容器
本格醸造の準備
とりあえず、2回の実験醸造で大体の感触はつかめたので、取り合えず少し仕込みの量を増やして本格醸造に挑戦してみようかと思います。
大まかなプランとしては、レシピは過去の実験に基づいて、三段仕込みもどきという事で、米と麹、水を3回に分けて追加して全体としては2升前後のお酒を取ることを目標とします。
今回は、イーストは清酒用のイースト(協会9号)を使うことにします。
その方向で準備を進めて、現状ではイースト待ちです。予定では木曜日に手元に届いて、1日イーストのアクティベーションをして金曜日から開始というプランを考えています。
醸造容器
前回2回の実験では少し大きめのタッパで造りました。
実験に使ったタッパ
今回は、冒頭の写真の発酵専用容器を用意しました。いろいろ調べると日本酒は基本的には開放状態で作るようですが、通常の過程では空気中には相当雑菌が埃と共に舞っているので、きちんと密閉できる容器で作った方が、雑菌の感染のリスクが減ると思うので、専用の容器で作ってみることにしました。
ただし、完全に密閉してしまうと、発酵に伴って発生する炭酸ガス(二酸化炭素)で容器が破裂してしまうので、ビールの醸造と同様にエアーロックを使って、内部からのガスは外に逃がせて、外の空気は中に入らない用にします。
あとは、材料の追加と初期の攪拌以外は蓋を開けずに発酵させる手法をとろうと思っています。
消毒は
材料に触れるものは基本的には滅菌、消毒をして使用する事にします。これもビール作りに準じているわけで、熱湯による煮沸消毒と、ヨウ素系の消毒液を使って消毒します。これは、基本的にはうがい薬と同じもので、私が良く利用している、サプライショップで推奨している消毒方法です。
ヨウ素系消毒液
薄めて使うもので、通常5ガロン(19リットル位)に大さじ1杯で使用しています。これで、攪拌用の棒や、お玉、しゃもじなども消毒します。エアーロックも発酵容器に取り付ける前に消毒します。
この辺はビールの醸造を何回かやって要領がわかっているので助かります。
水は、市販のミネラルウオーターを使うことにします。基本的に雑菌はボトル時に殺菌されているはずなので、エアーロックに入れる水も含めてこれを使っていきます。
一応、清酒イースト以外は準備ができたので、後はイーストを待つだけです。
丁寧に作るつもりなので美味しい日本酒が出来ることを願ってイーストを待つことにします。
(つづく)
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