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Mt. Whitney Hiking 2015 (4) ~ 番外編

こわれたウオーターフィルタ

今日は、今回のMt. Whitney hikingの番外編です。

ウオーターフィルタのハンドル破損!

今回は、ちょっとしたトラブルがありました。Mt. Whitneyでは、沢や池、湖の水を使う際にフィルターで汚れや、細菌などを取り除いて使うことが推奨されています。日本の山を登っているときは、余り気にせずに、そのまま使っていましたが、こちらでは、フィルターで濾すか、錠剤で殺菌して使うのが一般的で、アウトドア専門店に行くと、いろいろな種類の「Water Treatment」の器具が売られています。

私は通常、ポンプ式のフィルタと予備に殺菌用の錠剤を持って行っています。このフィルタももう5年以上使っていて、今まで問題なかったのですが、今回Trail Campで水を取っている際に、ポンプのハンドルが折れてしまいました。機能上は問題なく、ちょっと扱い辛くなっただけでしたが、ポンプのハンドルが折れることは余り想定していませんでした。
一応予備の錠剤もあったのですが、工具でハンドルのシャフトを引き出して、ポンプして使いました。

今回は大きな問題ではなかったのですが、水が取れないことは結構深刻な問題なので、バックアッププランを考えておくことは大事だなと思いました。
 今回のような場合以下の対策が考えられました。
  •  何とか壊れた物を使う。(今回はこれで解決でした)
  • 錠剤で殺菌する
  • 沸かして使う
特に、プラスチック製品は経年劣化で破損しやすくなることは、プラスチック製の登山靴などで問題になっていました。他のプラスチック製品にも注意を払う必要があるという事を実感しました。

 下山後寄り道してみました!



今回は下山後の帰り道で、Manzanarの旧日本人収容所跡に寄ってみました。ここは、第2次世界大戦中に、日本人が収容された施設跡で現在は、National Historic Siteとして、一部の建物などが再建されています。

いくつかの収容所がありますが、そのうちの一つがMt.Whitneyの登山口のある、Lone Paineの少し北にあります。前から気にはなっていたのですが、今回初めて立ち寄ってみました。

体育館が、Visitor Centerとしていろいろ展示されていました。サイトは広大な敷地で、慰霊塔などは、別に車で敷地内を移動できるようになっていましたが、今回はVisitor Center近辺のみ歩いて見てきました。

とにかく暑い!
 この日、Visitor Center付近の気温は華氏で100度を超えていて、摂氏40度前後のとても暑い日でした。当時、冷暖房の設備がなかった事を考えると、そんな場所で生活するのは過酷そのものです。夏はこうした暑い日が続き、冬は氷点下の厳しい気候です。

そんな中に、掘立小屋のような建物に数家族生活していたわけです。

 復元された当時の建物

資料館の資料によれば、最大で1万人近くの人がここに収容されていたとのことです。

 建物は残っていませんが、
広大な敷地で背後にはSierra Nevadaの山々がそびえています

 復元されている建物は数棟ですが、実際は広大な敷地に建物が建てられ、背後にはSierra Nevadaの山々がそびえていました。今回登ってきた、Mt. Whitneyもかすかにみる事ができます。

意外に多いアメリカ人の来訪者

行ってみると、意外にアメリカ人の来訪者が多いという事です。混んでいるという事ではありませんでしたが、駐車場には車が数台止まっており、中に入ると、来訪者のほとんどはアメリカ人で、日系人らしき人たちが、何組かいる感じでした。

まあ、特別に何があるというわけではありませんが、こうした史跡が保存されていますので、近くに行ったら訪れてみる価値はあるように思います。

取りあえず今年のMt.Whitneyは無事終わりました!

今日は、特にMt. Whitneyの登山には余り関係がありませんが、番外編として書いてみました。
また機会があれば、行ってみようと思います。







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