パスタマシーンで作った蕎麦!
この週末は、パスタマシーンで蕎麦に挑戦してみました。いろいろありましたが、最終的には美味しい蕎麦を作るのに成功しました!
粉が売っていない。。。。
最初からトラブル発生でした!以前蕎麦粉を手に入れた日系スーパーに粉を求めて行ってみると、粉が売っていませんでした。蕎麦を作る気満々だったので、いきなり出鼻を挫かれた形になりました。諦めきれず、自宅近くのスーパー、「Whole Foods」に行ってみると、なんと蕎麦粉も売っていました。さっそく粉を買いました。
手に入れた蕎麦粉です
二八蕎麦
まずは、二八蕎麦を作ってみる事にしました。これは、つなぎに小麦粉を入れて、小麦粉20%、蕎麦粉80%で作るそばで、比較的簡単にできるはずでした。。。
蕎麦粉と小麦粉を奮って混ぜます
まずは、粉を測って軽く混ぜて篩にかけます。今回は、蕎麦粉600g、小麦粉120gで作りました。小麦粉は、中力粉がないので、アメリカでパンを焼くときに使う「All Purpose」の粉を使いました。続いて、水を混ぜます。水は、だいたい粉の重量の40~45%くらいと言われているので粉を混ぜながら調整します。最初は40%強加えて混ぜます。
だんだん、まとまったドウになるので、余りパサパサならば、水を加えて調整します。
まとまってきました!
あとは、パスタマシーンで作る場合ドウを小分けにして伸ばしてパスタマシーンで伸ばします。
ところがです。。。意外にドウがボロボロでうまく行きません。以前に手打ちで二八蕎麦を売っていますがもう少し、ドウに柔軟性があってどうも勝手が違います。取りあえずさらに水を加えて伸ばします。2mmのカッターで切ると麺がボロボロになってしまうので、仕方なく幅広麺にしました。
なんとか蕎麦にしましたが。。。
さて、何とか蕎麦にしたのですが、茹でるとボロボロに切れてしまいました。味は美味しいのですがちょっと見かけが悪く、残念な結果に終わりました。
50%/50%にしてみました
翌日の朝、前日の蕎麦に出来に納得ができなかったので、再挑戦しました。今度はつなぎの小麦粉を増やして1対1にしました。水の量は同じです。
今回は、つなぎが多いので昨日とはうって変って簡単に蕎麦にする事ができました。
今回は大成功!
今回はちゃんと普通の蕎麦になりました。ただ丁寧に茹でないとこれも結構ぶちぶち切れてしまいます。大量のお湯で余りかき混ぜずに茹でるのがコツです。ゆで時間は1~2分です。
今回は、パスタマシーンのメモリ3までドウを伸ばして、2mmのカッターで切りました。
原因は?
さて、今回はうまく出来たのですが、まだ茹でると切れやすい麺でした。1対1で打ったはずですが、何か変です。そんなわけで、穀物とかデンプン、粉に詳しい妻に聞いてみました。
どうやら、原因は粉の作り方の違いによるもののようです。日本で一般的に使われている粉は蕎麦の殻を取り除いて製粉しているそうですが、このアメリカで手に入れた粉は殻ごと粉にしているそうです。これによって、蕎麦粉自体でつながり難くなってしまっているようです。
この粉で蕎麦を作る場合は、1対1か、蕎麦粉40%、小麦粉60%位で作った方が簡単で、美味しい蕎麦になると思います。
いずれにしても、パスタマシーンで作ると、そば作りで面倒な伸ばして、畳んで切るという作業をパスタマシンでできるので、とても簡単で短時間でできます。海外で美味しい蕎麦が手に入り難くても打ちたての蕎麦が楽しめるのは魅力です。是非お試しを!
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