登山中の心拍数データ以外にGPSのデータは必要?
登山中の心拍数のデータがモニタできると歩くペースの調整に役立てる事ができます。そうした目的でスマートウォッチを購入される方もいらっしゃると思います。
ところで、スマートウォッチを購入する際にGPSの機能が必要か迷う方も多いかと思います。今日はGPS機能の必要性について考えてみました!
結論から言えば「GPS機能はあった方がよい!」
最初に結論から書いてしまえば、GPS機能はあった方が良いという結論です。理由は簡単で、最近はGPS付きの物でも値段はそれほど高くはないからです。
大体、2万円前後でGPS機能と心拍計付きのスマートウォッチが手に入ります。殆どのスマートウォッチもGPS機能は今や標準機能です。折角スマートウォッチを導入するならば、GPS機能付きの物の方が長く使う事ができるかと思います。
ちなみに、GPS機能のないものは最近は少なくなっていますが、いわゆる「活動量計」で、歩数や心拍数のモニタが出来る時計型のデバイスです。このデバイスでも多くの物は1万円以上するので、価格差は余りなくなっています。
GPS機能があった方が良い理由
歩いたコースの記録が残せる
これは、もともとGPS機器を登山で利用する際の利用法の最も多い物の一つです。一つには、地図情報と一緒に現在位置の確認に使うという物がありますが、もう一つは記録に残すという使い方です。
地図情報の表示できるものは価格も高くなりますが、登山中に使う物としてはとても便利です。ただし、歩いたコースの記録だけならばもう少し安価なデバイスでも対応可能です。
実際に歩いたコースと時間が記録できるのは便利です。
登山のペースを後から振り返る事ができる
これが一番の理由です。心拍数で歩くペースを調整する事自体はリアルタイムで登山中の心拍数が分かれば簡単に実行できます。
しかし、その結果が上手くいったのかどうかは、その場で判断するのは難しくなります。結果的にバテてしまった場合は上手くいかなかったというのがわかります。それ以外の場合は判断が難しいのが現状です。
実際にWebサイトでデータを解析するサービスを提供していますのでGPSのデータがある方は利用してみてください。
GPSのデータは、時間と場所が記録されるので、歩行ペース、休憩(止まっている時間)が分かります。こうする事で、実際の所要時間もわかります。 面白いのは、実際の所要時間は余り歩行ペースによらない場合が多いのが過去のデータからわかってきています。これは、速いペースで歩くと休憩時間が増える事が多く、全体の所要時間は余り変わらない場合も多いからです。
実際の所要時間が余り変わらないならば、ゆっくり歩くのも悪くないと思いませんか?
標高の影響が分かる
GPS機能がある場合、標高の情報も取得できる場合が殆どです。 心拍数は標高にも影響を受けます。実際に高度の影響がどのあたりから出始めているのかも、データを見ると分かる場合が多くなります。
自分の体がどの程度の標高から影響が出るか知る事は、将来の登山に役立てる事が可能です。影響が出ていることがわかれば、ある程度対策も立てられます。
まとめ
スマートウォッチを購入される場合、すこし値がはてもGPS機能付きを購入されることを強くお勧めします。
GPSのデータを心拍数のデータと合わせて解析する事で、将来の登山に役立つ情報を得る事が出来ます。さらに、自分の体に起きている事もわかります。GPSのデータを使うと、あなたに最適の登山中の心拍数もある程度正確に把握できるようになります。
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