Summit Lakeの向こうにLassen Peakを望む
Lassen Volcanic National Parkのキャンプサイト
Lassen Volcanic National Parkには何箇所かのキャンプサイトがあります。こんかいは7月の初旬に参加者を募ってサイトの予約をしたのですが、この時点ではほぼ全部のサイトに空きがあってどこのサイトにするか結構迷いました。
幾つかのサイトは交通の便がちょっと不便で未舗装の道路を通らないといけない場所や、バックパックで歩いてのアクセスをしないといけないサイトも幾つかあります。そうした場所は、恐らく訪れる人も限られていて、静かで山を満喫できる場所だと想像できますが、多くの家族でそうした不便な場所に慣れていないと、折角のキャンプも「辛いもの」になりかねません。そうした場所は、また別の機会に満喫することにして、今回は車でのアクセスが便利な場所を念頭に場所を絞り込みました。
結局幾つかの候補があったのですが、サイトの数が比較的少なく歩いて湖畔にアクセスできる、Summit Lakeのサイトになりました。唯一の欠点は、サイト近辺にお店がないこととシャワーがないことでした。まあ、比較的涼しい場所ですし、2泊と短期間なのでその辺はご理解いただくという事にしました。案の上、サイトにはキャンプホストもいないようで、サイトでの焚き木の調達はできませんでした。ただ、車でのアクセスが便利な場所なので、北側の公園入り口まで行けばショップもシャワーもあって、実際20分程度、往復で40分程度でショップに行くことができて、問題なく焚き木も調達できました。
サイトの概観
キャンプサイト
サイトは一般的なサイトで、車2台分の駐車スペース、ピクニックテーブル、焚き火のピット、食品ロッカー(動物対策)があって、テント2~3張りは充分張れる綺麗なサイトでした。適当に木もあって、日向と日陰のバランスも丁度よい感じでした。
トイレも清掃の行き届いた清潔な水洗トイレがあって、印象の良いサイトでした。Summit Lakeには歩いて2~3分で湖畔で水遊びもできるし、水も透明感があって綺麗な湖畔でした。
このキャンプサイトを基点に幾つかの湖を巡るトレールもあって、特にサイトから移動しなくても充分楽しめるキャンプサイトでした。
夕方はレンジャー主催のプログラムがサイト近くであって、今回は火山に関する説明がありました。特に子供連れの場合こうしたプログラムは公園内のいろいろな自然に関する知識を深める上でありがたいものだと思います。
湖畔の夕暮れ
レンジャー主催のプログラムは夕暮れ時まで続いて、その後の湖畔の夕焼けはそれは見事なものでした。火が沈んだあと刻々と変わっていく空の色はドラマチックなイベントでした。
標高が2500mを越える場所にあるので、昼間は汗ばむ陽気でも朝夕はかなり冷え込むので、ある程度暖かく眠れる様に、それなりの準備が必要です。普段冬に着るようなジャケットや、暖かい寝袋やエクストラの毛布など防寒対策は快適なキャンプには欠かせません。
ある程度の標高の登山の経験のある方は問題ないかと思いますが、普段標高の高い場所でのキャンプの経験がない方の場合少し過剰位のものを持って行った方が良いかと思います。特に車横付けでのキャンプなので多少の荷物は問題ではないので、充分な対策が必要です。
参考までに今回の気温は昼間は30度近く、朝は2~3度まで下がりました。
一般に3シーズンと言われる寝袋なら問題ないかとおもいますが、ディスカウントショップで売っている安価な寝袋だと表示の温度でも結構寒く感じるようです。特にキャンプに慣れていない小さな子供や女性は防寒対策をされた方がよいようです。
さて、次回はハイキングを一件紹介しようと思います。お楽しみに!
(つづく)
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