スキップしてメイン コンテンツに移動

Blue Lake ~ 隠れた美しい湖

Lower Blue Lake

今年のアウトドアシリーズ始まりました!

今年の夏は特に休みを取っての長期の旅行は計画していないのですが、今週から3週末連続でキャンプを予定しています。第一弾はLake Tahoeエリアにある小さな湖、「Blue Lake」に行ってきました。元々は、1泊してのキャンプの予定でしたが、家族みんなでという事で、皆の都合に合わせて、今回は日帰りで楽しんできました。

Blue Lake

Blue LakeはLake Tahoeの少し南に位置する小さな湖です。Lower Blue Lake / Upper Blue Lakeの2つの小さな湖が隣接して小さな小川でつながっています。場所は、CA-88を東に、Kirkwoodのスキー場を越えてさらに奥に入った所から、小さな道(Blue Lakes Rd)に入って暫く行った所にあります。
 
 Blue Lakeの場所

 大体、シリコンバレーからは200マイル弱で約4時間程度のドライブになります。
大まかなルートは、I-580 East -> I-205 East -> I-5 North -> CA-4 -> CA-99 -> CA-88を経てBlue Lake Rdといった感じのルートが最短距離になるようです。十数年前に行ったときは、Blue Lake Rdの後半は未舗装の砂利道でしたが、今回はLower Blue Lakeまでは舗装されていてアクセスしやすくなっていました。

キャンプ場

PG&Eの運営するキャンプ場がLower Blue Lake / Upper Blue Lake周辺に幾つかあります。今回は土曜日の午前9時過ぎに現地入りしましたが、Lower Blue Lakeのキャンプサイトは一杯のようでした、Upper Blue Lake周辺のキャンプ場はまだ幾つか空きがあるようでした。このキャンプ場はWalk-inで予約が出来ないために早いもの勝ちです。周辺にはいくつもキャンプ場があるので、ある程度下調べをしていけば、何とか泊まる場所は確保できると思いますが、一応キャンプ場が取れないこともあることを念頭に計画を立てた方が良いかと思います。2014年現在、キャンプ場は一泊23ドルという事になっています。

Lower Blue Lakeから先は一部舗装されている区間もありますが、基本的には未舗装路です。途中に幾つか車を止められる場所があるので、日帰りで利用の場合はそういった場所に車を停めて湖にアクセスする事になります。

Upper Blue Lake

二つの湖がありますが、この2つ以外にも車でアクセスできる湖が幾つかあります。釣りもライセンスを購入しておけば可能で鱒の仲間が釣れるようです。Blue Lakeの湖は比較的小さな湖で歩いて一周しても1~2時間程度です。今回は、この冬の降水量が極端に少なく、California州では干ばつになっていて、この湖の水も極端に少なく、本来湖の底であろう場所も干上がってしまっているところが見られました。
 本来水があるであろう場所。すっかり干上がっていました

こうした状況を目の当たりにして、今年の夏の干ばつの酷さを改めて実感しました。

 上の写真の場所の周辺はこんな感じです

それでも、水は澄んでいてとても綺麗で冷たい高原の湖というのは変わりようはなく、多くの家族連れが釣りやカヤックを楽しんでいました。我が家も、カヤック持参で湖の中に浮かぶ島の間を縫ってカヤックを楽しみました。近くでつりをしていた家族は短時間の間に結構型の良い鱒を数匹釣っていました。釣りに、カヤックにいろいろ楽しめます。水遊びも可能ですが、水が冷たいので泳ぐにはちょっと寒いかもしれません。

 二つの湖は小さな小川でつながっています

二つの湖の間は小さな小川でつながっていて、綺麗な済んだ水が流れています。小さいですが滝もあって、また違った景観を演出しています。水の回りは湿地になっていて、これだけ干上がった今年の夏ですがオワシスのように、高山植物が咲き乱れていました。
緑のオワシス!

今回は日帰りという事で、当初予定していたハイキングには行けませんでしたが、周辺には短いトレールもありますし、少し長いトレールもあります。この湖のキャンプ場をベースにしてハイキングも楽しめます。

穴場のキャンプ場!

この時期Yosemiteなどのキャンプ場は人で大賑わいですが、このBlue Lake周辺は比較的静かで、以前よりはアクセスが便利になったので人が若干増えた感はありますが、静かで楽しいアウトドアを満喫できます。
今回も、ピクニックテーブルの近くに車を停めてカヤックや水遊びを楽しみましたが、駐車場が一杯になる事もなく、誰もピクニックテーブルは使う事がありませんでした。

トイレも随所に設置されていて、水洗ではありませんが比較的綺麗に清掃されていました。

この日、自宅周辺の気温は90度(華氏)近くまで上がっていましたが、湖周辺ではせいぜい60度台で、場合によっては肌寒い感じでした。それでも遊びに夢中になっていると特に寒いと感じることもなく、快適な気候でした。やはり、自宅近くの湖や貯水池と違って汗が滴るようなことはありませんでした。

お店やガソリンスタンドなど

 周辺にはガソリンスタンドを始めとしてお店はありません。焚き火用のまきなどはキャンプサイトで販売されていたようですが、買い物はKirkwoodのスキー場周辺まで戻るか、CA-88をNevada側に下って行くと小さなお店やガソリンスタンドがあります。
そうした、お店へのアクセスはちょっと不便なので忘れ物などのないように。。。。。

ちょっと奥まったところにある湖ですが、湖畔での釣りやカヤックなど、比較的静かな雰囲気の中楽しめる場所です。是非行ってみてください!







コメント

このブログの人気の投稿

BaoFeng UV-5R ~ 中華トランシーバ その後

BaoFeng UV-5R  格安の中国製トランシーバーを入手して約1ヶ月余りたちました。その後の報告です。 静かなアメリカのV/UHF帯  まだ家にアンテナを立てたりしていませんので、基本的には付属のアンテナに取りあえずつけた、マグネットベースのアンテナで時折144MHz帯と、430MHz帯のFMを聞いています。前の投稿で少し触れましたが、私の住む北カリフォルニア(サンフランシスコ近郊)では、殆ど普通のFM(Simplex)での交信を耳にしません。耳にする交信はほぼ、リピーター経由の物と言うのが現状です。一方で、リピーターの数はかなりの数があって、インターネットで調べると、この辺りはどこに行っても複数のリピーターにアクセスできますし、周辺の高い山の上などにも設置されていて、リピータのカバーエリアも網羅されている感じです。  そんなわけで、普通のアナログのFMで使えるチャネル(FM Simplex)は、144MHz帯で26チャネル、430MHz帯に至っては3チャネルしかありません。一方でかなりの帯域がリピータ用として割り当てられています。 BaoFengを使うたってにあたって  最初は、アマチュアバンド内をスキャンして誰か交信していなか探していたのですが、このモデルのスキャンは余り速くはなく、かなりの時間がかかってしまいます。実際に話をしているのを見つけるには、もう少し的を絞らないと効率が悪いので、必要なチャネルをプログラムして、プログラムしたチャネルをスキャンする方が効率がよい事に気づきました。今回入手した、UV-5Rというモデルは、全部で128チャネルをプログラムする事ができます。この辺は、日本の八重洲とか、ICOM、KENWOODなどの物は1000チャネルとかプログラムできるので、それを考えると少ないと言えますが、実用上は取りあえず、大きな問題ではないようです。  それで、まずはどのようにプログラムするかですが、まずは、全部で29あるFM Simplexのチャネル29をプログラムする事にしました。実態を考えると余り使うケースはないと思いますが、それでもハイキングなどに行ったときに仲間と連絡に使うには便利ですが、周波数を覚えるのも大変なので予めプログラムしておくことにしました。これで、128チャンネルのうち、29が決まったので

GPSデータの解析 (3) ~ TCXファイルの中身

TCXのデータの例 実際のデータは? 実際、取りあえず試用のプログラムは既にあって、データを読み込めるようになっています。でも、興味がある方もいらっしゃるみたいなので、もう少し詳しい中身について今日は書いてみます。 上の例が、TCXファイルの例です。これは、昨年Mt.Whitneyに行った時の冒頭のデータを一部抽出した物です。一連のデータとして、時刻、位置情報(緯度と経度)、標高、心拍数などが入っています。TCXファイルには、距離も入っているのが分かるかと思います。これは、スタートからの積算距離になっています。 先にも書きましたが、TCXファイル自体は、XMLファイルなので、ファイルはタグを基に、そのタグの階層で構成されています。例では一部を抜き出していますが、「Trackpoint」というタグは別の上位の階層のタグに含まれていて、この前後には、別の「Trackpoint」が同じレベルで羅列されているような形式になっています。このタグ一つ一つが個々の時刻のデータになるわけです。 この「Trackpoint」の下位には、個々のデータが別のタグで含まれているのが分かるかと思います。 基本的に、各タグのデータは最初の「<>」で囲まれた所からスタートして、</>という、同じタグで、先頭に「/」が入った所で終わる様になっています。 つまり、個々のGPSのトラックデータが欲しい場合は、このTCXファイルの場合、「Trackpoint」というタグを探して、その中のデータを抜き出していけばよい事になります。ファイルも、テキスト形式のファイルなので、少々プログラムに慣れた方ならば簡単なプログラムでデータを抜き出すことができるわけです。 GPXファイルは? GPXの同じデータの例 さて、これが同じ時刻のデータをGPXファイルから抜き出してみました。こちらも同じXML形式なので、似ていますが、少し書き方が違うのが分かるかと思います。こちらの場合は、「trkpt」というタグに個々の時刻のデータがあります。位置情報は最初の「trkpt」のタグの中に埋め込まれていて、その後に、個々のデータが少し別のタグで入っているのが分かるかと思います。こちらの場合、積算距離の情報は入っていないので、位置情報から自分で計算する必要があります。これは、調べてみたのですが、少

バッティングセンター ~サンフランシスコ ベイエリアにもあります!

折れた金属バット! サンフランシスコベイエリアのバッティングセンター 今週も暑さでアウトドア関係は休止中でした。実際は風もあって気温はそこそこ高いのですが割りとすごし易い週末でした。日本語の補習校の集中授業があって子供たちもちょっと大変なので、現地校が夏休みに入っても遠出を控えました。 本格的な夏休みの家族イベントももう暫く先送りという事になっています。 そんな中この週末はバッティングセンターに行ってきました。 バッティングセンターは「Batting Cage」と呼ばれていて、数はそれほど多くないもののこのエリアにも幾つかあって、たまに行って遊んでいます。今日は All Star Academy   というSanta Claraの施設に行ってきました。     2901 Mead Ave Santa Clara 95051 に行ってきました。平日は正午から午後9時まで週末の土日は、午前9時から午後6時まで営業しているようです。 日本では屋外にゴルフの打ちっぱなしの練習場のようにネットを張って営業している施設が多いと思いますが、このエリアでは日本に近い屋外営業もありますが、倉庫などの屋内にネットを張って営業しているタイプの施設も多く、今回の施設は屋内タイプでした。 システムは、プリペイカードを買って1回(20球)で3ドルで、幾つか球速の違うブースを選んで遊ぶところでした。バット、ヘルメットは無料で貸してもらえました。野球とソフトボールも選択できまるようになっていて、子供たちは球速の遅いブースやスローピッチのソフトボールを選んで楽しんでいました。 日差しが強く暑い夏のアクティビティには屋内のバッティングセンターも悪くないようでした。 金属バットが折れた! さて、家族で楽しんでいたのですがちょっとしたハプニングが一件ありました。比較的球速の早いブース(60マイル/時間のソフトボール)で遊んでいたところ球がバットの根元に近い部分にあたり明らかに違う音がしたと思ったら、次の球を打ったところなんと金属バットが真っ二つに折れてしまいました。 幸い折れたバットは人のいない方に飛んで怪我はありませんでしたが、ちょっとびっくりしました。 折れた破片も係りの人がすぐに回収して事なきも得ましたが、金属バットも折れるのですねぇ~