トレールキャンプから頂上へ向かう時の心拍数
2018年第2日目
今日は、トレールキャンプから頂上に向かう時のデータの解析結果のレポートです。
今年の所要時間は3時間7分で、休憩時間は約4分ほどでした。実際は休んでいませんので、立ち止まって呼吸を整えたりしている時間が4分ほどあったという意味です。実はこの時間今までで一番早い時間です。今までで一番早かった2015年が197分でしたので3時間と17分で今年の方が10分も早いことになります。他の年も、大体200分から250分かかっていますので、今年のタイムはかなり速いといえます。
今年も、暗いうちから行動を始めたのでできるだけ止まらずに、行けるように意識的に心拍数が毎分140回を超えないように行動しています。
歩行速度の推移
心拍ゾーンの分布
ゆっくりが良い!
歩行速度の平均が、一秒あたり0.6分で1分で36mという極めてゆっくりのペースですが、実際は同時に行動しているパーティの中でも全体としてみると速い方だったようです。
心拍ゾーンもおおむねゾーン1で今回は3割位はそれ以下の心拍数だったため、全くきつくは感じませんでした。
実際に2015年に比べると年齢の影響もあって実際の体力は間違いなく低下していると思いますが、それでもその時の時間を上回る時間で歩けるというのは、この心拍数によるペース管理のすばらしさではないかと思います。
これも、心拍数を見ていなければ間違いなくもっと速く歩いていると思いますので、こうした客観的な指標をもとにペースを決めるというのは特に、高山病などの影響が出やすいい標高での行動には効果が高いことの証明だと思います。
ここ数回のMt. Whitneyの登山からわかったことは、「頑張らない!」というのがどうも否決のような気がします。
この方法ですが、私は富士山で試した事はありませんが、効果が高いのではと思います。特に、多くの方は重たい荷物を担いで登ったりはしないので、ゆっくり歩くのは難しい気がしますので、よいのではと思います。(ご来光渋滞で速く歩けないのかもしれませんが。。。)
さて次回からは、今回、行動中以外の心拍数やSPO2値のデータも取れましたのでその辺について見ていきたいと思います。
(つづく)
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