最近、息子がアメリカのアマチュア無線の免許を取りました。最近はコミュニケーションの手段として、インターネットが中心なので興味を持つ人は私が学生時代に比べると格段に少なくなっているようですが、何故か息子は興味を持ったようでした。
アメリカのアマチュア無線の免許もいろいろ変わって来ていて、今は、「テクニシャン」、「ジェネラル」、「エクストラ」の3つになっているようで、現在はモールス符号による通信の試験はないようです。日本でも試験の内容が昔に比べると大きく変わっているようです。今回息子が取ったのは「テクニシャン」です。
試験の内容
試験は、4択式の問題、35問中26問の正解で合格で、これに技術系と規則の問題が全て含まれています。息子の試験は消防署で行われていて、試験はアマチュア無線の資格を持つボランティアによって行われている様です。合格すると、数日でFCCという日本で言う総務省(旧郵政省)みたなところのデータベースに登録されて、コールサインも発行されて、無線機を買ってくればすぐに運用が出来るようです。この辺は日本の仕組みとはだいぶ違う様です。
息子の場合、「テクニシャン」に合格したので、「ジェネラル」の試験も受けたみたいですが、勉強していなかったのでそちらは、合格はできませんでした。こちらでは、上位の資格を取るのには下の資格から受けて全てをパスしないといけない様で、「エクストラ」を取る為には、全ての資格の試験をパスしなければいけないようですが、1日でも全部受けられる様です。
私も!
さて、ここからが本題なのですが、息子が取ったという事で私も取ってみようかなという事になりました。実は私は日本でアマチュア無線の免許を持っているので、それでもこちらで運用する事が出来るみたいなんですが、面白そうなのでこちらの試験を受けてみる事にして、早速勉強と言うか、問題を見てみたわけです。さすがに、免許を取ったのが、既に、約40年前という事で、内容もかなり変わって来ています。
まずは、規則関係ですが、当然国際的な規則は同じなのですが、アメリカ国内の規則は日本とは違うのと、こういう規則では普段余り使わないような単語が多いのでその辺をまず勉強しないとダメなようです。技術系の物は、一応昔一通り勉強しているので、ある程度は判るのですが、かなり日本の物とは違う感じの問題で結構間違えてしまいます。特に、昔はなかったデータ通信関係の問題も多く、ちょっとやってみた感じでは、合格ラインの74%付近で確実に合格するにはもう少し勉強をしないと難しいようです。(ちなみに目指すは「エクストラ」です)「テクニシャン」は何とかなりそうで、「ジェネラル」も幾つか暗記する部分を何とかすれば、数日で大丈夫そうな感じです。でも、「エクストラ」はもう少し時間がかかりそうです。
英語ですが、ARRLのサイトに行くと過去の問題があるのでどんな感じかわかります。ということで、また一つプロジェクトができました。
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