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日本酒醸造プロジェクト 2015/2016 (9) ~ この冬2回目の仕込み

お気に入りの麹が売り切れ

2回目の仕込み

先日ようやく、1回目の仕込みを搾って発酵タンクが空いたので、早速、この冬2回目の仕込みを始めました。

ところが。。。。です。仕込み用に麹を買おうとして、日系のスーパーに土曜日に行ったところ、売っていないのです。一軒目が売り切れなのかと思って、別の二軒目に行ったのですがやはり売っていません。確かに1~2週間前に見たときにはあったのですが、季節もあるのかもしれませんが、取りあえず手に入れる事ができませんでした。

一応、買い置きが1パック(200g)あるのですが、イーストは既に金曜日の夜にアクティベートしてしまっているので、入荷を待つわけにも行かず、このまま手持ちの麹だけで仕込むことにしました。以前つかったフリーズドライの麹は売っていたのですが味が今一つだったので、これは見送りました。

2回目の仕込みの方針

 1回目の出来がよかったので、似たようなレシピという事にする予定でしたが、麹の量が足りないので、麹を約60%の量で仕込むことにしました。確かに、麹が多いとどうも、雑味が多いと言われているので、この際思い切って減らして見る事にしました。仕込む量は1回目と同じで、2ガロンタンク1つ分です。

前回は、酒母は1合の米から作りましたが、ちょっと量が少なかったので、今回は2合で仕込むことにしました、そして、三段仕込みはせずに酒母に2回の追加の「二段仕込み」にする事にしました。理由は、酒母は、イーストのパッケジで充分2合から3合は発酵させられるのと、そんなに大量に仕込むわけではないので、3回に分ける必要性もないと判断したためです。

そんなわけで、酒母が2合、最初の添えが2合、最後に4合という仕込みにして、麹は、50g、50g、100gで仕込む事にして、様子を見ようといいう考えです。

酒母の仕込みは完了!

そんなわけで、早速酒母を仕込みました。
  • 米           2合(水は炊飯器で1.5合相当の水で炊飯)
  • 麹           50g
  • 仕込み用の水    500ml
  • 調味用にヨーグルト 約100ml
というレシピです。前回調味用にヨーグルトを入れて味がよかったので今回も入れてみました。ちなみに調味用なので、乳酸菌は生きていない通常のヨーグルトをいれました。

炊き上がった米に、水を足して、温度を摂氏35度まで下げて米麹を入れて、さらに摂氏25度まで下げた後にイーストとヨーグルトを加えて密閉しました。

今年は寒いので、取りあえず問題なく2回目の仕込みも行けそうです。また経過報告します!

前回の酒粕は。。。

前回の仕込みで取れた酒粕は、今日は味噌と1対1でまぜて、鮭の切り身をカス漬けにして頂きました。加えて、酒粕入りの豚汁も作って、今日はとても美味しい夕食を頂きました!
この酒粕は、市販の物よりも香りもよく、カス漬けもかす汁風の豚汁も一層美味しくできたように思います。これだけでも、自家醸造する価値はあると思います。

(つづく)





コメント

  1. 今年の日本酒醸造も順調そうですね。色々と試されているようで、大変興味深いです。粕漬けもおいしいですよね。私も、酒粕を得るためだけにでも自家醸造はする価値がある、と思っていました。kindle出版楽しみにしています!

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    返信
    1. コメントどうもありがとうございます。
      2回目の仕込みも今のところ順調ですが、だんだん暖かくなてきてしまいました。発酵の後半がやや心配です。酒粕は有効活用しています。自家製の酒粕はやはり格別です。お酒は、市販の高級酒には太刀打ちできませんが、酒粕は十分市販の上を行っていると思います。電子出版は今年の課題でもあるのですが、取りあえずもっと簡単な内容で出版のプロセスを体験しようと思っています。引き続きよろしくお願いします!

      削除

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