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8月, 2018の投稿を表示しています

Mt. Whitney ハイキング(7)~ Garmin fenix 3 HR

Garmin fenix 3 HR GPS Watch 一通り、今回のMt. Whitneyハイキングの報告をしてきましたが、今回初めて、心拍数でペースを管理するようなハイキングに、ガーミンのfenix 3 HRという約2年前に手に入れたGPSウォッチをしていきました。 このモデル既に、後継の‘fenix 5が出ていますので最新版ではないのですが、以前に使っていた、Forerunner 910XTに比べて格段に使いやすくなっていましたので報告します。 心拍計 以前は、胸バンド式の心拍センサーを付けないと心拍数がモニターできませんでしたが、このモデルは時計自体に心拍センサーが内蔵されているので、胸センサなしで心拍数がモニタできます。従って、登山やハイキング中でのモニタが便利になりました。 ランニング中とは違い、バックパックがあったりするので、センサがずれたりする事も多かったので便利になりました。 内蔵の心拍計については、以前このブログで比較等をランニング時ですが行っており、概ね制度に関しては、登山・ハイキングや長距離ランニングでは問題なさそうと結論づけています。 一番大きな改善点は、心拍数を常時モニターできる事は大きいかと思います。 時計機能 これはモデルによるのですが、Forerunner 910XTはアクティビティトラック以外での時計の機能がありませんでした。実際は行動中は、問題なく使えるので大きな問題ではなかったのですが、テント内では普通に時計として機能するのでやはりこちらの方が便利です。 その前に使っていた、Forerunner CX405は時計機能があったので、個人的には910がどうして、時計機能を付けなったのかちょっと疑問です。 ハイキング機能 以前は、どちらかというとランニング専用という感じであまり、他の用途で使う事は考慮されていませんでしたが、このモデル(新しいモデル)は、他のアクティビティにも対応して、それに応じた表示を設定できるようになったので、便利になりました。以前のモデルでも、表示の設定などはできたので、用途に応じて変更すればよいだけなのですが、各アクティビティ毎に設定が出来るのは便利です。 心拍数表示 今回、一番便利に感じたのが心拍数の表示で

Mt. Whitney ハイキング2018(6)~アマチュア無線

頂上から アマチュア無線を持参しましたが。。。 今回は、今年始めにアメリカでアマチュア無線の免許を取った事もあって、アマチュア無線のトランシーバーを持参しました。実際は殆ど使う機会はなかったのですが、簡単な状況を付け加えておきます。 まずは、日本からこのエリアを登られる方へ若干の情報ですが、アメリカでは日本で免許を受けていて、有効なコールサインを持っている方は、日本のコールサインを使って日本で受けている免許の範囲でアメリカでも運用する事ができます。ただし、アメリカで資格を持っている方は、その資格に基づく範囲での運用になります。 ここで若干問題になるのは、V/UHF帯の周波数の割り当てが日本の方が狭く一部のアメリカで割り当てられている周波数は使えないという事になります。当然、日本で使用しているトランシーバーを持ち込んで運用する場合は、日本で割り当てられている周波数しか送信できるようになっているので、自動的に制限がかかるので大きな問題ではないと思いますが、アメリカの局と交信したい場合は、大きな制限の一つになるかと思います。 アメリカの資格は比較的簡単に取れるので、アメリカでの運用を考えている場合はアメリカの資格を取ってしまうというのも一つだと思います。ただし、アメリカで郵便を受け取るための住所が必要になります。(私書箱などでも良い様です。。。)アメリカの資格があれば、安価な中華トランシーバを使えば、アメリカで許可されている周波数で送信する事ができます! 街でのカバレッジは? 登山口に向かう途中車での移動時にAPRSを使ってみましたが、ヨセミテ付近を通過している際には割と多くのパケットを受信していましたが、ヨセミテを越えて、US-395に入ると夜中と言う事もあって、パケットは余り受信できなかったようです。(帰りはトランシーバのバッテリーが空になっていたので試していません) Bishopに中継局があるようで、自分自身のパケットも認識されていました。 トレールでは? トレールは基本的に谷沿いを登るので余りカバレッジは良くないような印象でした。バッテリーの容量も気になるので常時ONにしていたわけではなく、短い休憩時に数分使っただけですので、断定はできませんが、パケットの受信はありませんでしたし、自身のパケットも認識されていなかった様です。

Mt. Whitney ハイキング 2018(5)~ 全体的な心拍数は?

2018年8月18日の心拍数の推移 2018年8月19日の心拍数の推移 一日の心拍数の変化は? さて、登山中の心拍数や所要時間について見てきましたが、今日は1日を通しての心拍数の変化を見てみる事にします。 今回は2018年8月18日の早朝に家を出て、8月19日の夜に帰宅するという日程でハイキングに行ってきました。片道約6時間から7時間のドライブが含まれています。 まずは、8月18日ですが、この日は朝3時過ぎに起きて、午前3時40分頃に家を出ています。この日の睡眠中の心拍数が概ね毎分55回から65回でした。その後約6時間半のドライブ中は、心拍数は毎分80回程度で推移しています。休憩で一時的に歩いたり小走りしたりしている部分で時折毎分100回を越える感じです。 その後、午前9時半過ぎにLone Pineのビジターセンターで許可をピックアップして、10時前にはビジターセンターを後にしています。登山口のWhitney Portalの標高が約2500mですが、車を運転していても心拍数はやや上昇して毎分90回前後になっています。その後は準備の為、動き回っているので、心拍数も毎分100~110回位まで上がっています。 ハイキング中の心拍数は、前回までの報告で詳しいグラフを載せていますが、歩き始めて数分で毎分150回前後まで上がっています。途中何回か腰を下ろして休憩を入れていますが、心拍数は下がっても毎分120回前後までとなっています。標高が上がる程、短時間の休憩では心拍数が下がりづらくなる傾向があるように思えます。 行動を負えて心拍数がやや落ち着いた状態では、毎分110回あたりで、その後、水を取りに少し歩いただけでも、心拍数は毎分150回近くまで上がる事もあったようです。その後充電の為に何時間か時計をはずしていますが。テントで食事の用意をしている時などは心拍数がやや高くなることもあったようです。概ね毎分100回から80回程度まで下がっています。睡眠中にはそこからさらに心拍数が低下しており、起床直前では毎分70回位まで下がっていました。起きて朝食の準備を始めると心拍数は上がって毎分90回前後で上昇傾向のようでした。 翌日は頂上往復の為に最小限の荷物で心拍数を毎分140回以下に抑えるように行動しているので、概ね毎分135回から145回

Mt.Whitneyハイキング 2018(4)~SPO2値と心拍数

Mt. Whitney Trail CampでのSPO2値と心拍数 テント内でのSPO2値 Mt.Whitney トレールのトレールキャンプの標高は約3600mです。富士山頂よるやや低い標高で、多くの方に高山病の症状が出る標高だといえます。 以前にもパルスオキシメーターを持参してトレールの要所で値を測りましたが、どうも測定値が安定せずに度の値が測定値なのかを決めるのにちょっと困りました。 今回は、最近睡眠時無呼吸症候群と診断されたため、普段睡眠中のSPO2値を測るようになったので、そのパルスオキシメーターを持参して、テント内でのSPO2値の変化を測定したものです。SPO2はほぼ90%を下回っており、激しく変化していることがわかります。これは、呼吸の仕方や動作(歩いたり、横になったりなど)などのちょっとした変化で大きく測定値が変動するということが改めて明らかになりました。これは、以前の測定結果でもわかっていたことですが、大体70%から90%位の間で頻繁に上下しているという事です。 大まかに言ってしまえば、起きているときはだいたい85%あたりですが、睡眠中は75%程度まで下がってしまうようです。これは起きているときは呼吸もある程度意識することでコントロールできますが、寝ているときは呼吸数は少なくなる傾向があって、余りコントロールできないからだと考えられます。ただ、その分変動幅も小さくなるようなデータになっています。眠りが浅く頻繁に目が覚めてしまったのですが、恐らく目が覚めている間は変動幅が大きくなっているのだと思います。 心拍数も横になったり、眠ったりすることで低下傾向があるのだと思います。その影響でSPO2値もやや低くなると考えられます。 高度順化していない状態では このデータを見ると、高度順化していない状態で睡眠をとると、SPO2値は低下する傾向があるので、高山病の症状は悪化する可能性が高まる可能性が高いと推測しています。頻繁に目が覚めるのもそうした影響ではないかと推測しています。 ただ、今回初めてデータを計測して比較するデータも少ないので余り結論付ける事はできませんが、経験的にはそんな感じではないかという事です。今後さらに、データを増やしたり、一泊目、二泊目のデータを取ることでもう少し、詳しいことがわかるのではと思っています。

Mt. Whitney ハイキング2018(3)~第2日トレールキャンプから頂上

トレールキャンプから頂上へ向かう時の心拍数 2018年第2日目 今日は、トレールキャンプから頂上に向かう時のデータの解析結果のレポートです。 今年の所要時間は3時間7分で、休憩時間は約4分ほどでした。実際は休んでいませんので、立ち止まって呼吸を整えたりしている時間が4分ほどあったという意味です。実はこの時間今までで一番早い時間です。今までで一番早かった2015年が197分でしたので3時間と17分で今年の方が10分も早いことになります。他の年も、大体200分から250分かかっていますので、今年のタイムはかなり速いといえます。 今年も、暗いうちから行動を始めたのでできるだけ止まらずに、行けるように意識的に心拍数が毎分140回を超えないように行動しています。 歩行速度の推移 途中後から出発したパーティに99スイッチバックのところで追いつかれていますが、休まずに行動していたので結果的には頂上には少し早く到着しました。早朝日の出前は気温も低く、頂上稜線に出ると風も出てくるので、休憩する場合は体温調節のために上着を着たり面倒なのですが、ゆっくりでも動いているとその必要はないので、楽です。 心拍ゾーンの分布 ゆっくりが良い! 歩行速度の平均が、一秒あたり0.6分で1分で36mという極めてゆっくりのペースですが、実際は同時に行動しているパーティの中でも全体としてみると速い方だったようです。 心拍ゾーンもおおむねゾーン1で今回は3割位はそれ以下の心拍数だったため、全くきつくは感じませんでした。 実際に2015年に比べると年齢の影響もあって実際の体力は間違いなく低下していると思いますが、それでもその時の時間を上回る時間で歩けるというのは、この心拍数によるペース管理のすばらしさではないかと思います。 これも、心拍数を見ていなければ間違いなくもっと速く歩いていると思いますので、こうした客観的な指標をもとにペースを決めるというのは特に、高山病などの影響が出やすいい標高での行動には効果が高いことの証明だと思います。 ここ数回のMt. Whitneyの登山からわかったことは、「頑張らない!」というのがどうも否決のような気がします。 この方法ですが、私は富士山で試した事はありませんが、効果が高いのではと思います。特に、多

Mt. Whitney ハイキング2018 (2) ~ Day 1のデータの分析結果

心拍数の推移(第1日目) 歩行速度の推移(第1日目) 標高の推移(第1日目) 第1日目のデータ 今年も例によって、Mt. WhitneyハイキングをGPSと心拍数の観点で見てみました。 まずは、第1日目のデータから見て行きます。結果から書いてしまうと、登山口のWhitney Portalから、キャンプ地のTrail Campまでの区間の所要時間は: 全体の時間が 271分 休憩時間が  14.2分 という結果でした。GPSによる歩行距離は距離は約11.9kmです。 この解析方法は、異なる年のデータと比べるために、緯度、経度による基準点を地図から決めて、GPSデータがその緯度、経度から50m以内の範囲にあるデータの中から、比較する区間の最少時間になるようにして所要時間を比較しています。実際にはGPSとGPS時計の距離の計測に誤差、ばらつきがある為区間のGPSによる計測距離にも当然ばらつきが出ます。この区間の過去5回(今回のデータを含めない)の平均計測距離は10.5kmとなっているので、今回は約1km強計測距離が長くなっています。ただ、ここでは所要時間の比較なので距離のばらつきは大きな問題ではないと考えています。 さて、この所要時間を他の年と比較すると: 2011年が 264分(休憩時間が56分) 2014年が 276分(休憩時間が65分) 2015年が 266分(休憩時間が64分) 2016年が 310分(休憩時間が81分) 2018年が 271分(休憩時間が14分) (*)ちなみに休憩時間は、歩行速度が毎分20mを下回る物を休憩時間として処理しています。 これを見ると、今回の所要時間は2011年・2015年に続き3番目に早い記録になります。今回の特長は、休憩時間が14分だけというのが大きな違いになっています。 実際の感覚は? こんかいの実際の感覚に関して振り返って見ると、体調はよかったと思います。前日も4時間程度ですが、睡眠もとれて、夜間のドライブで現地入りする状況を考えると、まずまずのコンディションだと思いました。 ところが。。。。。! です。 歩き始めると、ペースがさほど早くないにも関わらず、心拍数がすぐに毎分150回を越えてしまい、少し油断する

Mt. Whitney ハイキング2018(1)

Trail Camp 先週末に、 2 年ぶりに Mt. Whitney にハイキングに行ってきましたので、何回かに分けて報告したいと思います。今日は、概要報告からです。 許可の取得 以前にも投稿していますが、今年は Mt. Whitney Lottery で許可の予約をする事ができませんでしたが、 5 月 1 日以降に今回の日程( 8 月 18 日から 19 日の 1 泊)を予約する事ができました。 5 月 1 日直後は、抽選に漏れた方も予約できる可能性が高いと言えます。今回の日程以外でも別の日程(金曜日と土曜日の 1 泊)を 2 つ予約できました。最終的には最後に予約できた今回の日程を選択して、他の 2 つはキャンセルしました。 事前のトレーニング 今回は、週に 3 日程度の軽いジョギング以外のトレーニングはできませんでした。健康上の問題(睡眠時無呼吸症候群)があって、トレーニングの主眼をパフォーマンスの向上から、体重を減らす事に変えているので、以前行っていたような、インターバルなどのトレーニングは行わずに、軽いジョギングのみになっていました。また、以前はジムで StarMaster など階段登りのトレーニングを入れていたのですが、それも今回はジムのメンバーシップが切れているので行えませんでした。また、近郊のハイキングですが、今年は 2 月以降は行っていませんでした。その辺が、今回のハイキングに影響があったと考えられます。詳細は別途報告します。 ハイキング当日 当日の行動は、過去の経験から効率のよい方法でスタートできるようになりました。その辺を余り書いていなかったので今回はここで私の行動パターンを紹介しておきます。 Mt. Whitney の許可は、抽選やサイトで取った物はあくまで「許可の予約」なので、実際の許可は、 Whitney Portal から入山する場合は、 Lone Pine のビジターセンターでピックアップする必要があります。(その前に予約の日の 2 日から 14 日前までに予約の確認も必要です。これは予約サイトからできます)私の自宅から、ビジターセンターまでは約 320 マイル(約 515km )あり、大体夜中のドライブで 6 時間から 7 時間はかかります。ビジターセンターが開くのが午前

Mt. Whitney ~ 8月末の許可(予約)をキャンセルしました

Lone Pineから たった今、8月31日の予約をキャンセルしました。サイトを確認しましたが、すぐには予約できる様にはなっていませんでした。(何時もの事ですが。。。) 少し時間がかかると思うので、興味のある方は見てみてください。

Mt. Whitney ~ 今年は今週末を予定しています。

頂上稜線から 暫くぶりの更新になります。今年も夏は忙しく余りアウトドアライフに時間がかけられずにいます。それでも、今年は何とかMt. Whitneyだけは行こうと調整していて、何とか今週末は時間が取れそうなので、1泊2日で行ってこようと思っています。 という事で、今週は準備の週です! 予約の確認 まずは、 予約サイト で予約の確認を行いました。予約の日の2日から14日前の期間に確認をしないと予約がキャンセルされてしまいますので、重要です。今回はギリギリになってしまいましたが、予約を確認しました。 持ち物は? 今回は夏の最盛期の登山なので、余り特別な物は必要ないので、軽量化を図って行く予定です。靴も今回はブーツタイプではなくシューズタイプの物にして楽に歩けるようにする予定です。特に買い足すものはなく、事前に用意しなければいけないのは、燃料のガスと、食料ぐらいなので、後は持って行く装備に問題が無いか確認するのみです。 テント・マット 寝袋 水のフィルター 水筒 防寒着 コッフェル コンロ 燃料 ベアキャニスタ―(*)必須です! 帽子 日焼け止め トレッキングポール ライター 食料 といったのが主な物です。後は例によって、ランニング用のGPS時計やパルスオキシメータを持参して心拍数やSPO2値を記録します。また、今回はアマチュア無線のトランシーバーも持参してAPRSのカバレジなども調査する予定です。 詳細は、登山終了後また報告します! (*)あとお知らせですが、8月の予備で31日から1泊の許可を取っていますが、これは今週中にキャンセルする予定です。いつ予約サイドに反映されるかは不明ですが、興味のある方はサイトを見張っていてください。