ビール仕込み中
先週末はアメリカでは独立記念日の祝日があって、3連休でした。
この休みを利用して、この夏初めてのビールを仕込みました。今回は、IPA(Indian Pale Ale)というビールで、ホップの利いた香りと苦味のある濃いビールです。
レシピは、いつも材料を購入している近所のビールサプライショップのもので、ブログでは公開できませんが、リンクを張っておきます、オンラインでも買えるので参考にしてみてください。
Hoptech IPAのレシピ
作り方も書いてありますので見てみてください。
作り方は基本的にどのビールでも余り変わらないので、昨年に続き紹介します。
煮込み用のモルトをメッシュ状のバッグに入れて煮込みます
レシピによっては、無い物もありますが、これでビールの色や、こくを出します。
いずれにしても、大きな鍋が必要で、水を最低でも3ガロン程度は入れて煮込む必要があります。
メッシュのバッグに煮込み用のモルトを入れたところ
この後水を入れて煮立てます
レシピでは、煮込みは180度F(摂氏で約82度)になるまで煮込みます。その後は袋を取り出して沸騰させます。煮込み用のモルトを使わない場合は水を煮立てます。
その後で、糖化させたモルト(モルトエキストラクト)を加えますが、これは水あめ状の物なので焦げやすいので一旦火を止めて、入れた後よくかき混ぜて底に残らないようにします。
その後、再び沸騰させて、苦み付け用のホップを入れて1時間程煮立てます。最後の10分(50分煮た所)で、香り付けようのホップを入れて最後の煮立てをして、火を止めます。
冷やして発酵準備!
この濁った液体がビールになります!
煮込み中!
その後は、急冷させます。この時、煮立てる量によりますが、少ない水で煮立てた場合、水を足して5ガロン位にします。
室温程度に下がったら、タンクに移して、ホップなどを沈殿させます。だいたい2時間くらいです。
浮遊物が沈殿したら、上澄みを別のタンクに移して、イーストを投入して、エアーロックをつけて密閉すれば、初日の仕込みは完了です。
イーストはドライイーストの場合投入の少し前に水で戻せばよいのですが、リキッドイーストを使う場合は前日にアクティベートする必要があります。
このIPAは発酵のピークが過ぎたところで、上澄みを別のタンクに移してさらに香り付け用のホップを入れて2次発酵させます。
タンクでの発酵は大体2週間くらいです。このビールはALEという物で常温で余り厳密な温度管理をしなくても発酵するので個人で作るにはお手軽です。ラガーだと低温に保って発酵させないといけないので、冷蔵設備がないとちょっと難しいようです。
だいたい、3~4時間で初日の仕込みは終わりです。本日タンクを移して2次発酵に入りました。あと10日くらいで瓶詰めします!
今回も出来上がるのが待ち遠しいです!
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