スキップしてメイン コンテンツに移動

今年のビール作り!

煮込みようのモルト

今年もビールの季節到来です!

子供たちが夏休みに突入して、日本語の補習校の夏季集中学習などもあって忙しい日々が続いていますが、同時に暑い日も増えて、在庫のビールも残すところ少しになったので、アメリカの独立記念日の連休に仕込もうと思い、昨日材料を仕入れてきました。

以前にも書いていますが改めて、ビール作りについても書いてみる事にしました。

今回の仕込みは!

今回は、IPA(Indian Pale Ale)という少し濃い目のホップが効いたビールを仕込む予定です。こちらでビールを飲んでいると、日本の一般的なビールよりもっと濃厚な味のビールが多くビール好きの好むタイプのビールの一つです。昨年いろいろなタイプのビールを作りましたが、お気に入りのビールの一つです。

材料は、
  • 煮込みようのモルト
  • モルトエキストラクト(麦芽で糖化させたモルト、水あめ状の物です)
  • イースト(今回はお手軽ドライイーストです)
  • ホップ(ビールの香り付けに使います、IPAはホップたっぷりです)
ビール作りと言っても、一番手間のかかる、モルトを麦芽に含まれる酵素で糖化させる作業はやらないで、これはお店から買ってきて、その後の工程を自分でやるというもので、ビール作りを自分でやるという人の殆どはこの方法でビールを作っています。

麦自体は、糖分がないので発酵してアルコールを作る事ができないので、ビール作りは予めビールの元になる麦を麦芽に含まれる酵素で糖化させておいて、イーストを投入して発酵させるという手法を使うわけです。殺菌を兼ねて、この糖化したモルトを煮込んだあとにイーストを入れるというのが基本的な工程ですが、香りや味の深みをつけるために、別の焙煎したモルトを煮込んだり、ホップを入れたりして香りをつけます。
ビールの味は、この糖化したモルト、煮込み用のモルト、ホップ、そしてイーストで変わるのでいろいろなレシピが存在します。私は、ショップのレシピに基づいて作っていますので、レシピはブログでは公開できませんが、後ほどリンクを紹介しようかと思っています。
 ホップ

ホップは、すでに完走させて処理された物を買ってきています。煮込み用、香り付け用、そして発酵の後半に入れてさらに香りをつけるという方法で使います。今回はアメリカのカスケードホップを大量に使っています。こり始めると、自分でホップ自体を栽培する人もいるようです。

 イースト

これは、Ale醸造用のドライイーストです。冷蔵庫で長期保存が出来て、扱いが楽なのでもっぱらドライイーストをよく使っています。ドライイーストもいくつか種類があって、発酵の起き方、進行も大分違います。今年も最初はお手軽のこのイーストで作る予定です。

 糖化したモルト、水あめ状です

これが、糖化したモルトです。ビールのアルコール度数は、煮込んだ後の糖度で決まります。日本酒のように糖化しながら発酵させないので、発酵前の糖度と発酵終了後の糖度の差からアルコール度数をある程度正確に測定する事ができます。IPAは比較的高いアルコール度数になるので、この量も通常のビールよりは多くなります。レシピ通りに作るとだいたい6.2%になるようです。日本のビールに比べると相当濃いです。

また、醸造過程も紹介していきますのでお楽しみに!自家製ビール、とても美味しいです。始めると市販のビールが飲めなくなります。明日当たり天気が良ければ作ろうと思っています。









コメント

このブログの人気の投稿

BaoFeng UV-5R ~ 中華トランシーバ その後

BaoFeng UV-5R  格安の中国製トランシーバーを入手して約1ヶ月余りたちました。その後の報告です。 静かなアメリカのV/UHF帯  まだ家にアンテナを立てたりしていませんので、基本的には付属のアンテナに取りあえずつけた、マグネットベースのアンテナで時折144MHz帯と、430MHz帯のFMを聞いています。前の投稿で少し触れましたが、私の住む北カリフォルニア(サンフランシスコ近郊)では、殆ど普通のFM(Simplex)での交信を耳にしません。耳にする交信はほぼ、リピーター経由の物と言うのが現状です。一方で、リピーターの数はかなりの数があって、インターネットで調べると、この辺りはどこに行っても複数のリピーターにアクセスできますし、周辺の高い山の上などにも設置されていて、リピータのカバーエリアも網羅されている感じです。  そんなわけで、普通のアナログのFMで使えるチャネル(FM Simplex)は、144MHz帯で26チャネル、430MHz帯に至っては3チャネルしかありません。一方でかなりの帯域がリピータ用として割り当てられています。 BaoFengを使うたってにあたって  最初は、アマチュアバンド内をスキャンして誰か交信していなか探していたのですが、このモデルのスキャンは余り速くはなく、かなりの時間がかかってしまいます。実際に話をしているのを見つけるには、もう少し的を絞らないと効率が悪いので、必要なチャネルをプログラムして、プログラムしたチャネルをスキャンする方が効率がよい事に気づきました。今回入手した、UV-5Rというモデルは、全部で128チャネルをプログラムする事ができます。この辺は、日本の八重洲とか、ICOM、KENWOODなどの物は1000チャネルとかプログラムできるので、それを考えると少ないと言えますが、実用上は取りあえず、大きな問題ではないようです。  それで、まずはどのようにプログラムするかですが、まずは、全部で29あるFM Simplexのチャネル29をプログラムする事にしました。実態を考えると余り使うケースはないと思いますが、それでもハイキングなどに行ったときに仲間と連絡に使うには便利ですが、周波数を覚えるのも大変なので予めプログラムしておくことにしました。これで、128チャンネルのうち、29が決まったので

バッティングセンター ~サンフランシスコ ベイエリアにもあります!

折れた金属バット! サンフランシスコベイエリアのバッティングセンター 今週も暑さでアウトドア関係は休止中でした。実際は風もあって気温はそこそこ高いのですが割りとすごし易い週末でした。日本語の補習校の集中授業があって子供たちもちょっと大変なので、現地校が夏休みに入っても遠出を控えました。 本格的な夏休みの家族イベントももう暫く先送りという事になっています。 そんな中この週末はバッティングセンターに行ってきました。 バッティングセンターは「Batting Cage」と呼ばれていて、数はそれほど多くないもののこのエリアにも幾つかあって、たまに行って遊んでいます。今日は All Star Academy   というSanta Claraの施設に行ってきました。     2901 Mead Ave Santa Clara 95051 に行ってきました。平日は正午から午後9時まで週末の土日は、午前9時から午後6時まで営業しているようです。 日本では屋外にゴルフの打ちっぱなしの練習場のようにネットを張って営業している施設が多いと思いますが、このエリアでは日本に近い屋外営業もありますが、倉庫などの屋内にネットを張って営業しているタイプの施設も多く、今回の施設は屋内タイプでした。 システムは、プリペイカードを買って1回(20球)で3ドルで、幾つか球速の違うブースを選んで遊ぶところでした。バット、ヘルメットは無料で貸してもらえました。野球とソフトボールも選択できまるようになっていて、子供たちは球速の遅いブースやスローピッチのソフトボールを選んで楽しんでいました。 日差しが強く暑い夏のアクティビティには屋内のバッティングセンターも悪くないようでした。 金属バットが折れた! さて、家族で楽しんでいたのですがちょっとしたハプニングが一件ありました。比較的球速の早いブース(60マイル/時間のソフトボール)で遊んでいたところ球がバットの根元に近い部分にあたり明らかに違う音がしたと思ったら、次の球を打ったところなんと金属バットが真っ二つに折れてしまいました。 幸い折れたバットは人のいない方に飛んで怪我はありませんでしたが、ちょっとびっくりしました。 折れた破片も係りの人がすぐに回収して事なきも得ましたが、金属バットも折れるのですねぇ~

GPSデータの解析 (3) ~ TCXファイルの中身

TCXのデータの例 実際のデータは? 実際、取りあえず試用のプログラムは既にあって、データを読み込めるようになっています。でも、興味がある方もいらっしゃるみたいなので、もう少し詳しい中身について今日は書いてみます。 上の例が、TCXファイルの例です。これは、昨年Mt.Whitneyに行った時の冒頭のデータを一部抽出した物です。一連のデータとして、時刻、位置情報(緯度と経度)、標高、心拍数などが入っています。TCXファイルには、距離も入っているのが分かるかと思います。これは、スタートからの積算距離になっています。 先にも書きましたが、TCXファイル自体は、XMLファイルなので、ファイルはタグを基に、そのタグの階層で構成されています。例では一部を抜き出していますが、「Trackpoint」というタグは別の上位の階層のタグに含まれていて、この前後には、別の「Trackpoint」が同じレベルで羅列されているような形式になっています。このタグ一つ一つが個々の時刻のデータになるわけです。 この「Trackpoint」の下位には、個々のデータが別のタグで含まれているのが分かるかと思います。 基本的に、各タグのデータは最初の「<>」で囲まれた所からスタートして、</>という、同じタグで、先頭に「/」が入った所で終わる様になっています。 つまり、個々のGPSのトラックデータが欲しい場合は、このTCXファイルの場合、「Trackpoint」というタグを探して、その中のデータを抜き出していけばよい事になります。ファイルも、テキスト形式のファイルなので、少々プログラムに慣れた方ならば簡単なプログラムでデータを抜き出すことができるわけです。 GPXファイルは? GPXの同じデータの例 さて、これが同じ時刻のデータをGPXファイルから抜き出してみました。こちらも同じXML形式なので、似ていますが、少し書き方が違うのが分かるかと思います。こちらの場合は、「trkpt」というタグに個々の時刻のデータがあります。位置情報は最初の「trkpt」のタグの中に埋め込まれていて、その後に、個々のデータが少し別のタグで入っているのが分かるかと思います。こちらの場合、積算距離の情報は入っていないので、位置情報から自分で計算する必要があります。これは、調べてみたのですが、少