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Mt. Whitney 2014 ~ 総括編

ビジターセンターからのMt.Whitney

今年のまとめです。

特に大きな変更はありませんが、今年はバックパックにつけるパーミットのタグが導入されました。ここ数年タグはなかったのですが、レンジャーがチェックするのが容易になるようにバックパックにつけるようにしたようです。


こんなタグが発行されました。

そして、二日目の下山中にレンジャーとすれ違って、パーミットをチェックされました。何回かMt. Whitneyに行っていますが、今回が初めてでした。

何点か気づいた事です。。
  • キャンプサイトの水の確保は取り合えず問題ありませんでしたが、水場の池はかなり後退していて、例年より小さくなっていました。
  • 途中の道でも、沢の水量はかなり少なくて、枯れている枝沢もかなりありました。Outpost Camp手前の湿原状の場所は、水不足かかなり干上がって、緑でなく、茶色になっていました。
  • Trail Campから上は、スイッチバックの下部は例年結構水が流れていたと思いますが、今年は皆無でした。上部は例年と余り変わらずでした。
この時期(9月中旬)に登るのは初めてでしたが、許可のピックアップは9時時点でかなりの人が待っていて、約1時間を要しました。8時の開館時に行けば、順番は抽選だと思いますが、時間には余裕を見た方が無難です。急ぐ場合は、事前に電話をして、ナイトボックスからのピックアップの方が待ち時間は少なくて済むと思われます。特に日帰りの予定を組む場合、前日のピックアップかナイトボックスが無難なようです。
 キャンプの場合は、お昼前にトレールヘッドを出発できれば、この時期ならば暗くなる前に、Trail Campには着けると思われるので当日のピックアップでも朝早く行けば大丈夫だと思います。

ペースの管理
今回は、前回と同じようにランニング用の心拍計付のGPSウォッチを使って、心拍数を見ながら登りました。普段のランニングのデーターから、心拍数が極端に上がり過ぎない様に登ったらやはりかなり楽に登る事ができました。ペースだと、高度が上がって来ると心拍数が高くなりすぎてバテの原因と言うか、高山病の症状を引き起こしてしまうので、普段から自分の心拍数を把握しておいて、ペース配分に役立てると、自分に合ったペースを見つけられると思います。

登り方は。。。
多くの方が日帰りで登っていますが、日帰りは結構大変だと思います。体力的にも充分準備をしないと、たまにハイキングに行く程度の人は結構バテているように見受けられます。体力のある人ならば充分に1日で頂上の往復は可能だと思いますが、お勧めは、1泊ないし2泊して登る方が楽しんで登れる気がします。

何回か違う日程で登りましたが、お勧めは、一日目はTrail Campまで行って翌日に頂上に行くと言うのが、比較的余裕を持って登れる日程だと思います。この日程だと、初日はのんびりと、キャンプを目指して登って、翌朝早朝に涼しいうちにスイッチバックを登ってしまうというのが楽な気がします。日が昇って暑くなると、結構しんどいです。さらに、早めに頂上につけるので、静かな山頂を満喫できます。3時から4時頃にTrail Campを出れば、Trail Crestあたりで日の出、頂上には7時から8時位にはゆっくり目のペースでも着けると思います。この時間だと、殆どの日帰りの人は頂上まで到達できないので、頂上も比較的静かです。

後は体力的に余裕があれば、当日に明るいうちに下山する事も時間的に充分可能ですので、景色を楽しみながらハイキングを満喫できます。

特に、日程を固定しなければ、毎年始めの抽選の時に応募すれば、許可を取れる確立も結構高いと思います。

この辺で今年の総括を終わりにします。

また来年も許可が取れれば、懲りずに行ってみようかなと思っています。

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