レッドバンクス付近を登る他のパーティ
Helen Lake (03:15) – Summit
(08:15~09:00) – Helen Lake (10:15 ~ 10:40) – Horse Camp (11:20) –
Bunny Flat Trail Head (12:00)
Helen Lake ~ Red Banks
2日目の朝は、2時に起床、朝食の用意をして3時過ぎに出発しました。数パーティは2時過ぎに出発していくのが話し声からわかって、少し上にヘッドランプの列が見えました。空は満点の星空で、天の川もくっきり見えました。夜中も余り気温が下がらずに、寒くなかったため、雪もやわらかく、トレースはバケツを掘った安定した状態でアイゼンはいらない感じでした。しかし、初めてでしかも夜明け前の出発で斜面の途中でアイゼンの装着も面倒なので、テントからアイゼンをつけて出発しました。トレースもジグザグに登っていたので斜度も殆ど気にならず高度を稼げました。雪がしまっていれば、アイゼンを聞かせて真っ直ぐ登るのが楽そうですが、上部は斜度もそこそこあるので、雪が硬く氷化しているとやや緊張する感じでした。斜度は上部で40度から45度くらいで遠くから見た感じよりは、実際はさほど急ではありませんでした。
Red
Banksの手前に至るまでに2回ほど短い休憩を挟んで、余りペースを上げずにゆっくり登りました。途中から空が白みはじめて夜明けとなりました。シャスタの影が眼下に投影されていて見事な景色になっていました。
Red
Banksのアプローチは右側から斜上して真ん中のルンゼに入って稜線にでました。まだ、シャスタの影が残っていたので、カメラを出して撮影。そのままやや傾斜の落ちた広い斜面をRed
Banksの最高部まで登りました。
シャスタの影
Red Banks ~ Misery Hill
Red
Banksからは風がやや強くなり、フードをかぶって登りました。風は強い物の歩行を妨げるようなものではありませんでした。
Misery
Hillへの登りのルートは広い右側が切れた外輪山の広い斜面を登る感じで。時期によっては、右側には雪庇が出そうな感じの地形でした。今回は、雪庇は殆どでていなくて、雪は風でクラストしていてアイゼンを効かせて快適に登る事ができました。斜度もRed
Banksのアプローチに比べれば緩く景色を楽しみながらの登りでした。
レッドバンクスの岩を回り込んだところ
ゆるい登りが続きます
Misery Hill ~ 頂上
その後は傾斜の落ちたプラトーを頂上直下まで行き、頂上の岩を左側から巻き込むようにすると頂上でした。この区間はさらに風が強くなったにもかかわらず、途中かなり硫黄の匂いがしていました。(一応シャスタも富士山同様、休火山とされています)
ゆっくり登ってきた割には、いつの間にか先頭集団に追いついたみたいで、殆どこの日の最初のグループとして頂上に着きました。頂上には金属製の箱があって、記帳とアメリカの国旗があって、皆、記念撮影をしていました。頂上の眺めを堪能して、ある程度お腹を満たすと頂上も混雑してきたので下山にかかりました。
シャスティーナ(姉妹峰)の火口
頂上へ続くプラトー
右のピークが頂上です。
頂上
~ Helen Lake
頂上から東面を見下ろしたところ
東面はまだまだ雪が多いです
頂上で自分の影と
下山は早く、Red
Banksの上まで1時間かからずに降りて、そのまま登ってきたルンゼを慎重に降りて、といっても後ろ向きになるほどではなく緊張する部分は終わりました。その下は、雪が緩んでいたのでアイゼンをはずして、尻セードをして一気にキャンプサイトまで降りました。1時間少しで頂上からキャンプサイトまでの下山でした。
その後は一休みして、帰りのドライブが長いので、早々にテントを撤収して下山しました。尻セードを交えながら、1時間かからずにHorse
Campまで下ることができました。この時間になると雪もザクザクの腐った状態になって時々足を取られて埋まる感じで持っていたストックが役にたちました。
そして、Bunny
Flatには12時に下山しました。Horse
Campまではハイカーが遊びに上がってきていました。
帰宅
Bunny Flat (12:20) – Home (17:00)
そのまま、装備をザックから出して車のトランクに入れて、喉を潤したら、そのまま帰途につきました。特に渋滞もなく順調にドライブして、途中680に入ったところでガソリンを補給して午後5時前には、無事帰宅しました。
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