2019年10月1日
寒くなってきました!
10月に入って雪の便りも届いて、いよいよ寒い冬がやってきました。
夏山に比べると雪山に行く人は少ないのかもしれませんが、
雪山で快適に眠るためには「暖かく眠れる寝袋」は重要です。
そこで、今日は寝袋の素材の話を書いてみました!
保温性を考えると羽毛は素晴らしい!
寝袋の素材は大きく分けて2つになります。
中に入っている保温材と外側のシェルの材料です。
まずは、保温材ですが、大きく分けると、「羽毛」と「化繊」に分けられます。
単純に保温力を考えると、羽毛を保温材に使っている寝袋は素晴らしいです。
では、化繊の保温材を使用した寝袋が良いかと言うとこちらも一長一短です。
良い点:
中に入っている保温材と外側のシェルの材料です。
まずは、保温材ですが、大きく分けると、「羽毛」と「化繊」に分けられます。
単純に保温力を考えると、羽毛を保温材に使っている寝袋は素晴らしいです。
- 化繊に比べると少ない量で同等の保温力が得られる
- 小さく収納可能
という点で優れています。しかし、欠点もあります
- 値段が化繊に比べると高価
- 濡れると保温力が落ちる
値段の話は別にしても、濡れると保温力が落ちるというのは実は結構深刻な問題です。
特に、日本の雪山の場合、テント内の湿度が高いのと、あとは結露によってどうしても寝袋が湿ってきます。特に長期に渡る山行になると、寝袋が占めるのはどうしても避けられません。夏山の様にテントサイトで外に出して干すのも雪山では難しい場合が多く、一度濡れると殆ど乾きません。
びしょびしょになる程濡れる事は無いにしても、徐々に保温力は落ちてしまいます。
では、化繊の保温材を使用した寝袋が良いかと言うとこちらも一長一短です。
良い点:
- 濡れても保温力が羽毛程は落ちない
- 価格が羽毛に比べて安い
悪い点:
- 羽毛に比べると重い
- 収納サイズが羽毛に比べて大きくなる(がさばる)
と選ぶのには迷ってしまいます。後は個人の好みの問題という感じです。
私の、個人的見解は、羽毛の方が良いというのが結論です。
理由は、
- 収納サイズが小さい
- 少しでも軽い
という点です。テントを持った登山やハイキングでは、荷物も多くなります。
特に雪山ではさらに、防寒着なども含めて、燃料も多く必要になりますし、
アイゼンやピッケル、わかんなど雪や氷の上を歩く道具も必要になります。
そうすると、少しでも小さくて軽いというのは大きな要素になってきます。
濡れ対策を!
欠点は、濡れると保温力が落ちるという事です。
なので対策をして湿るのを最小限にすることである程度対策は可能です。
ポイントは
なので対策をして湿るのを最小限にすることである程度対策は可能です。
ポイントは
- ゴアテックスなどの透湿防水素材を使ったカバーを使い
- 或いは、寝袋のシェルが透湿防水素材の物を選ぶ
これだけで、寝袋の湿り方は大きく変わります。先日の記事でシュラフカバーの話を書いていますが、ゴアテックス製のシュラフカバーは素晴らしいです!
夏はどうか?
冬の寝袋は、羽毛が良さそうだという事になりました。
では、夏の登山・ハイキングではどうでしょう?
結局私は夏も羽毛の寝袋を使っています。もちろん、冬用途は別に保温材の少ない物を使っています。
理由は、収納サイズです。
先日の投稿でも紹介していますが、羽毛の寝袋を使っている事もあって、夏の登山・ハイキングでも45リットルのバックパックでテントを持って必要な荷物を収める事が出来るのは大きな魅力です。小さなバックパックの方が背負いやすいですし、パッキングも大きな物よりは簡単です。
という事で、学生時代は夏は化繊の寝袋を使っていますが、社会人になって働くようになってからは、30年余り羽毛の寝袋を使っています。現在試用している物は約20年使っていますが、まだまだ問題はありません。20年使う事を考えると、多少価格が高くても投資する価値はあるように思います!
では、夏の登山・ハイキングではどうでしょう?
結局私は夏も羽毛の寝袋を使っています。もちろん、冬用途は別に保温材の少ない物を使っています。
理由は、収納サイズです。
先日の投稿でも紹介していますが、羽毛の寝袋を使っている事もあって、夏の登山・ハイキングでも45リットルのバックパックでテントを持って必要な荷物を収める事が出来るのは大きな魅力です。小さなバックパックの方が背負いやすいですし、パッキングも大きな物よりは簡単です。
という事で、学生時代は夏は化繊の寝袋を使っていますが、社会人になって働くようになってからは、30年余り羽毛の寝袋を使っています。現在試用している物は約20年使っていますが、まだまだ問題はありません。20年使う事を考えると、多少価格が高くても投資する価値はあるように思います!
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