Outpost Camp手前
気持ちの良い小川沿いのトレール
今年のMt.Whitneyハイキングの報告も8回目になりました。とりあえず、この投稿で一通りの報告は終わりにする予定です。今日の話題は「体重」です。
今年の所要時間は過去のハイキングに比べると速い方に分類されるといえます。ほぼ、一番所要時間が短かった年の記録に近い物となっています。大きな要因としては、心拍数ベースのペース管理の方法が確立してきたことはあると思うのですが、実はもう一つの要因として「体重」というのもあるように思えます。
減量中!
私の現在の年齢は51歳で、今月には52歳になります。さすがに歳とともに体力の衰えを感じてはいます。そんな中、所要時間が7年前よりも早く疲労感も少なく今回のハイキングをできたことはちょっと不思議に思うところもありました。これは、単にペース管理だけの問題ではないのではと、もう少し他の要因がないかと考えたところもう一つのポイントである体重に気づいたわけです。
実は、この4月に睡眠時無呼吸症候群の疑いがあって、睡眠の検査を受けたところ5月に睡眠時無呼吸症候群と診断されました。現在は、CPAPという機械を使っていて症状も改善されてきていますが、太りすぎがこの症状の一因である可能性が高いという事で、並行して体重減に取り組んでいます。その成果もあって4~5月には78㎏程度あった体重が現在は、約70㎏位まで減ってきています。ここ数年間は体重は概ね75㎏~80㎏で推移しているので、70㎏というのはここ数年では一番低い値になっています。
8㎏の荷物を減らすのと同じ?
物理的なことを考えれば、体に余分な8㎏があるということは、見かけ上は余分なエネルギーを使っているという事になります。登山で8㎏の荷物を減らすことは結構大きいことで、バックパックの重さが8㎏も少なくなればかなり楽になると思います。
実際は体についている重さなので余りはっきりと意識する事は難しいと思いますが、この差は実は大きいのではというのが、今回の推論の結論です。
体力は落ちていますが、その分を体重減とペース管理で補ったというのが、今回の結果ではないかと思います。実際に体重が減ってきたこともあるのか日々のランニングのタイムも同じような心拍数でのスピードが改善されたためか、短くなってきています。
登山は標高の低いところが、標高の高い頂上を目指すわけでその際に頂上に運ばなくてはいけない重量も低い方が楽なのは明白です。今回の所要時間の改善のうち、どの程度体重減の効果が影響しているのかはわかりませんが、所要時間の改善の1部には確実に貢献していると思います。
末永くハイキングを続けるためには、体力の向上が大きく望めない年齢になってきていますので、適正な体重の維持と、ペース管理など別の面からの改善は大きな要因だと言うのはおそらく間違いがないことだと思います。
来年もまた、Mt. Whitney を目指そうと思いますが、今年の報告はこれで終わりにしようと思います。
(Mt. Whitney 2018 ~ 終わり)
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