安価な中国製トランシーバー
近況報告
このところアマチュア無線関連の話題の投稿が多くなっていますが、免許を取って約3か月たっての近況報告です。
息子が昨年の12月に免許を取って、私が感化されて、1月に免許を取って20数年ぶりにアマチュア無線を再開したわけですが、当面は比較的簡単に準備できるV/UHF帯ということで、安く買える中国製トランシーバーで運用しています。長期的には、HF帯のトランシーバーを手に入れてアンテナも設置しようと考えていますが、しばらくはハンディ機でということで再開したわけです。
V/UHF帯の現状
基本的なバンドプランがありますが、V/UHF帯は地域によってさらに詳しいバンドプランが決められているようで、それに従って運用されているようです。特に、今回入手した安価な中国製トランシーバーでは2mバンドと70cmバンドのFMのみということでさらに限られた範囲での運用となります。
私の住んでいる場所はカリフォルニア州サンフランシスコ近郊のダブリン(Dublin)というところですが、シリコンバレーのあるSan Joseからは約30マイル(50㎞弱)、サンフランシスコからも、35マイル位はなれた場所になっていて、途中に少し高い丘陵地帯に囲まれる場所でTrivalleyなどと呼ばれています。家で各バンドを聞いていると、思ったよりは話をしている局は少ないようで、しかも限られたリピーターを経由する交信がほとんどで、リピーターを経由しない交信はほとんど聞いた事がありません。また、リピーターを設置しているグループが中心となって話している事も多いようで、HF帯のように、広くいろいろな人と交信するというよりは、グループ内での会話が多いように思えます。また、グループやアマチュア無線のクラブなどが、NETといって複数の局が参加してミーティングのような会話も多く聞くことができます。
ということで、バンドは比較的静かですが、なかなかいろいろな人と自由に更新するという雰囲気ではないような感じを受けます。これが、私の会社のあるSan Jose近郊になるといくらか多くの局が交信しているようですが、それでも想像をしていたのとは大分感じが違います。一番簡単に取れるテクニシャンでは、短波帯の使用が制限されているので、多くの局が、V/UHF帯にいると思っていましたが、実際はそうでもなさそうです。いったいどのバンドにいるのかという疑問が湧いてきてしまいます。
みんなどこにいるのか??
市販されている無線機を見てみると、短波帯のトランシーバーの多くは短波帯と6mバンドをカバーするものが殆どで、一部の機種がV/UHF帯もカバーしている感じになっています。約40年前に私が日本でアマチュア無線を始めた頃は、6m、2m、70㎝でも専用機があって、オールモードの機種も売られていましたが、現在は、殆どのⅤ/UHF機はFM専用で、6mバンドの専用機は売られていないようです。これを考えると、短波帯の使用が制限されているテクニシャンの人が高価なHFから6mのトランシーバーを使っているようには余り思えないので、どう考えてもV/UHF帯のFMが主体になるだろうと思うのですが、実際はそうでもないので、いったいどのバンドにいるのか不思議です。恐らく、免許を運用していない人が多いのではと思います。
余り話す相手もいないので。。。
そんなわけで、余り話す相手もたくさんいるわけではないので、最近はAPRSを使ったパケット通信や、Echoリンクなどで遊ぶ事が多くなっています。APRSは幾つか投稿していますが、こちらの方が思ったより多くの局が何らかの形で使っているように思えます。とりあえずは、私の他の趣味の登山・ハイキングでいろいろ便利な事があるので、アマチュア無線もそちらの方で活用していこうかと思っています。
今後は。。。
今後のアマチュア無線関連の活動の予定ですが、まずは地元のクラブに入ってみる事にしました。実際は、交信でいろいろ話をして情報収集して、今後のバンド運用に役立てようと思っていましたが、なかなか難しいようなので、クラブに入っていろいろ状況やアドバイスを受けようと思い取りあえずは、地元のクラブに入ることにしました。まずは、今月の集会に顔を出して、正式に入会しようと思っています。
あとは、今後の活動内容としては、SDR(ソフトウエアラジオ)で他のアマチュアバンドを聞いてみようかと思っています。最近は、短波帯からUHFまでをカバーするSDRが比較的安価で手に入るので、それを使ってもう少し実際のバンドの状況を見てみようかと思っています。いずれにしても、短波帯は現在は太陽黒点の最小期なので余りコンディションはよくないと思いますが取りあえずはどのくらいの局が聞こえるのかと、SDRそのものも面白いので、次のプロジェクトはSDRかなと思っています。
今日は、最近のアマチュア無線ライフの近況報告でした。
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