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APRS ~ 中華トランシーバとiPhone Appの低価格の方法

BTECH APRS-K2 ケーブル


 先日の投稿でお話したケーブルがアマゾンから届きました のでテストしてみました。結論から言うと、うまく行きました!位置情報を含んだパケットを送信して、他の局からのパケットも受信できています。
 この方法は、携帯の電波に依存することなく、APRSをアマチュア無線を通じて行う、低価格の方法だと思います。

以下が今回の構成です。

  1. トランシーバー: BaoFeng UV-5RTP
  2. TNC モデム: iPhone 5 + PocketPacket
  3. ケーブル (iPhoneとトランシーバの接続); BTECH APRS-K2
これは、八重洲やケンウッドのAPRS機能内蔵の物とは比べる余地もないと思いますが、この程度のコスト(全部で50ドルくらい)で実現できるなら十分といえるのではないでしょうか?ただ、ハイキングや登山で使うのはちょっと不便化もしれません。まずは、この状態ではほぼAPRS専用になっているので、普通にトランシーバーを使うにはケーブルを外して、トランシーバの設定(VOX)などをもとに戻す必要があるかと思い明日。また、前回触れていますが、iPhoneのバッテリーの消費がGPSを使うため激しくなるので、外部のバッテリーなどで電源を供給する必要があるといえます。その片が実際の使用では気になるところです。

その他気づいた事

 実験をしていて、予期しない送信が起きることがありました。今のところ原因はわかっていません。PocketPacket側の送信が無効にしてある状態でも少なくても何回か送信されていることを確認しています。ケーブルの代わりにヘッドセットを使って聞いてみたのですが、特にiPhone側から音が出ている形跡はありませんでした。というわけで、今のところなぜVOXが送信にしてしまうのかわかっていません。ほとんどの時はうまく動いているので、どこに問題があるのかわかりません。もう少し調べてみて何かわかればまた報告します。

なお、一つの問題は、多くの記事でいろいろな方が書かれていますが、日本でBAOFENGを合法的に使うためには、保証認定を通さないといけない事と、APRSはパケット通信になるので、電波形式を追加するのとパケット生成に関する部分として、このモードで使用する場合は、TNCモデム部分をブロックダイアグラムに追加する必要があるかと思います。
この実験はアメリカ国内で行っていますので、その辺の申請は必要ありません。念のため追記しておきます。




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