お手軽な4000m級の山
White Mountain (CA/USA)
先日出版したキンドル本の「ハイテク登山術」ですが、おかげさまで、その前の「カリフォルニアの最高峰を登る」よりは、日本では好評のようです。今年も、この本の内容の充実の為、ハイキング中の心拍数やペースのデータを収集していく予定ですが、できれば、読者の皆様もそうしたハイキング、登山中のGPSのデータがあれば是非共有して頂ければと思い、この投稿を書いています。
特に、この夏富士山に登られる方で、GPS機器で心拍数や、標高、ペースのデータを取れる方がいらっしゃれば是非データを頂けるとありがたいです。データは、ガーミンのデバイスでしたら、「TCX」形式、その他のメーカーの物でしたら「GPX」形式の物を頂けると助かります。
私は現在、アメリカに住んでいますので、富士山に登る機会は殆どないのですが、大分前に登った時には、8合目前後からペースが落ちたのを覚えています。この辺りの標高は概ね3000mを越えており、こうした経験的な記憶は、最近のMt. Whitneyでの傾向と似ているので私の場合には、データとして高山病の明らかな症状が3000m程度から現れると言えると思います。この辺のデータが一般的にどのように現れるかを知りたいので是非、多くの方の富士山のデータを見てみたいというわけです。
この本の理論によれば、富士山の場合、5合目から十分にペースを抑えて、心拍ゾーンの2~3の間で登れば、高山病の症状は出ると思いますが、影響をある程度抑えて登れるという事になると思うので、その辺のコメントをつけて頂けるとたすかります。
来月には山開きもあって、多くの方が登られると思いますので、何卒よろしくお願いします。
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