ランニング用のGPS、心拍計付き時計
先日紹介した通り、新しいキンドル本、「ハイテク登山術! ~心拍計を使ったペース管理」(Amazon.com でも取り扱っています、リンクは こちら !)を出版しました。今回の本は、前回のMt. Whitneyのガイド本よりは好評の様です。何件かは、コメントや質問を頂いています。
この本は、基本的にこのブログでも紹介した、心拍数を基に登山中のペースするという事を紹介しています。特に、短期の少し標高の高い山(標高4,000m前後)に登る場合に、高山病の影響をなるべく少なくして登れるであろう方法を紹介しています。このブログを投稿した後にいろいろ調査や過去のデータ解析をして修正や新たな情報を取り込んでまとめています。
ご存知の通り、日本では一番標高の高い山は富士山でその標高は3776mで4000mには届いていません。しかし、多くの方が富士山で高山病の症状が出て、登ったものの割ると苦しい登り方をされる方が多いように思えます。恐らく、誰もが分かっているのだと思いますが、少しペースを抑えるだけで、かなり楽に登れるようになるわけです。しかも、ペースを多少落としたことによる所要時間への影響は恐らく多くの人が思っているより、少ないのが私の過去のデータから学んだ事です。従って、日本でも富士山などを目指す一般の方にもこの本を是非参考にして頂きたいと思っています。
本の中でも紹介していますが、実際は標高3000m辺りから、私の場合は確実に影響が出ています。一方で、この段階での自覚症状は私の場合かなり限定的で、殆どの場合、明らかな自覚症状が無いのが殆どです。しかし、心拍数とペースと言ったデータには明らかに変化が見られます。
今後の課題としては、自身のデータだけでなく、他人のデータを何とか入手して一般的な方法論として、さらに解析を進めて、できればスマートフォンのアプリケーションなどに反映できればと思っています。読者の方で、参考データを共有してくださる方がいましたら是非ご協力頂けると助かります。
コメント
コメントを投稿