Mt.Whitney 2012 (2) 第一日目
2012年10月5日
登山口
今年の計画は2泊3日でのんびり登る計画でした。去年は初日にトレールキャンプまで登りテント設営後そのまま頂上へ、そのまま下山できそうな勢いで登りましたが、とにかく疲れました。今年は余裕を見て、初日はトレールキャンプまで、翌日登頂、そして最終日にトレールキャンプから下山という事にしてみました。
そんなわけで、Mt.Whitney Potalについたのが午前9時前後、ゆっくり容易をして歩き始めたのが午前9時15分、すっかり当たりも明るくなってからの出発でした。時間的には余裕があるのでゆっくり歩いて行くことにしました。10月になると針葉樹中心の森も幾らか色づいていて、特に川沿いは見事に黄色に染まっていてとても綺麗でした。夏の照りつけるような日差しとは違ってやや柔らかな日差しで、それほど暑くもなく心地よいスタートでした。
アウトポストキャンプの手前
一旦平坦になって一息つける場所です。黄色い湿原が綺麗でした
30分も歩くと体も温まって足取りも軽く、約3時間弱の11時45分ごろアウトポストキャンプに到着。この辺は標高が約3000mになっていて、この上少し登ると樹林から出て岩場の道へと変わります。夏場は日よけがなく暑かったこの道も、秋のハイキングは涼しくて快適でした。
秋の雲の中、岩の登山道を行きます。
標高が3000mを越えてこの辺から高山病の症状が出る人がいる様で、今回も座り込んでいる人がいました。今年はゆっくりのペースなので特に症状がでることなく快調に高度を稼ぎます。天気も良く気分は最高でした。
写真左手の岩稜を行きます。もう少し登ると目的地のトレールキャンプです。
岩の尾根に一旦出て、幾つかの小さな丘を越えると急な斜面の裾野のカールにその日の目的地のトレールキャンプにでました。時間は3時少し前。正味6時間弱で到着。夏に比べるとテントも少なくひっそりした感じで、大きな岩の台地の脇に場所を見つけてテントを設営。荷物を中に入れて、後ろから来る友人を迎えにと思ったら調度友人も到着。
近くの湖というか小さな水溜りのようなところから水を汲んで、テントに入って。お茶、スープ、夕食という感じでしたが、秋とは言ってもまだ日は長く暗くなったのは7時近くなってからでした。
翌日の出発は3~4時を予定していたので早々に眠りにつきましたが、寝始めるとやや高山病の症状が出始めて頭痛がしてきました。起き出して水を飲みながらごまかして、寝ました。午後11時過ぎでしたか、隣で寝ていた年配の登山者が雲が出てきて雪が降るかもと言って早く登ると言って出て行きました。確かに雲も多くちょっと気になる天気でしたが、出発するにはちょっと早すぎるのでそのまま寝てまた翌朝考える事にしました。
そのあとは何とか数時間は眠れたみたいでいよいよ頂上を目指す朝となりました。
(つづく)
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