スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

10月, 2019の投稿を表示しています

停電の準備!~アウトドア用品は災害時にも!

Weekend Chronicle 2019年10月27日 フリーズドライ食品 停電の準備! カリフォルニア州北部では今年もまた大規模な山火事が起きています。 カリフォルニアワインの産地の一つソノマ近郊でも現在山火事が発生していてかなり広範囲で避難命令が出ています。 一部の幹線道路も火事の影響で閉鎖されていて通行できない区間が出ています。 これ以外にも、今年はカリフォルニア州では電力供給の大手のPG&Eが大規模な停電を繰り返していて、我が家の近所でもこの週末は停電しています。 日本でも先日、記録的な台風や大雨で大きな被害が出ていて非難するケースも多いようですが、万が一の災害や停電に備えて準備する事も大切です! 非難や停電に備えて テント用のランタン アウトドアの道具は、こうした災害時、避難時、停電時には大活躍します。 我が家では 各自のヘッドランプと予備電池(1組) テント内の照明用の小型ランタンと予備電池(3組) スマホ充電用のバッテリーパック(スマホを数回充電可能) ソーラーパネル(バッテリーパックの充電用) 水(ボトルで10リットル位、4人家族で2~3日分) ガスカートリッジとガスコンロ(登山キャンプ用) 鍋(コッフェル) 簡単な食料(カップラーメンとフリーズドライ食品数日分) ファーストエイドキット テント 寝袋 などをすぐに持ち出せるようにしてあります。 取りあえず車で移動できれば安全な場所で数日は自力で何とかなります。 歩いて移動でもバックパックに入れれば通常の登山やハイキングと変わりません。 通信手段は? 中国製トランシーバー (日本では手続きが必要) 非常時は携帯電話や電話が使えない場合も考えられるので、私と息子はそれぞれアマチュア無線を持ち歩いて非常時に連絡が取れるように、周波数なども決めています。 また、家族がバラバラになった場合どこで合うかもある程度決めています。 衛星回線を使ったInReachも有効です! 災害に備えるのは重要! 日本もそうですがカリフォルニア州も定期的に大きな地震が起きていますし、 山火事も身近で起きる事が考えられます。数年前ですが、家の近くまで火が来たことがありました。 数

乾電池を使う物少なくなりました!~アウトドアの電源事情

Weekend Chronicle 2019年10月7日 ソーラパネルで行動中に充電! 乾電池を使う物少なくなりました! 最近ハイキングや登山で使う電化製品は多くなりました。 GPS機器を始めとして、スマホ、カメラ、アクションカムなどいろいろです。 昔からあるヘッドランプなども含めると結構な数になります。 ところが、思うのですが乾電池を使う物は余りなくなって充電式の物が増えています。 先日よく持っていく装備を確認したところ、乾電池を使っているのは3つだけでした。 ヘッドランプ テント内の照明(小型ランタン) 携帯用のGPS機器 だけでした。それに対して充電式の電子機器は ランニング用のGPSウォッチ カメラ アクションカム アマチュア無線のトランシーバー(ラジオ付き) スマホ です。 持っていくものは 予備の乾電池と充電用のバッテリーパックとソーラーパネルです。 ヘッドランプは、電球からLEDになって乾電池の持ちが格段によくなったので 結構長期の登山やハイキングでも1セットあれば十分です。 一方で携帯型のGPS機器は電池の消耗が激しく、 1日中使用する場合は1日セット必要です。 こちらは沢山電池を使うので最近は使わなくなりました。(必要な時だけ電源を入れる) 歩いた場所の記録にはランニング用のGPSウォッチを利用しています。 こちらは、フル充電で丸2日位は使えます。 カメラは、ビデオを撮らなければ数日は充電なしで使えます。 アクションカムも、常時撮影をしないで必要な時に電源を入れる場合は 毎日充電しないでも大丈夫です。 アマチュア無線も普段は電源を入れていないので充電なしで殆どの場合は問題ありません スマホは殆どの場合、圏外なので通常は電源を切っているので基本的に 充電は殆ど必要ありません。 アマチュア無線のトランシーバー以外はUSB充電が出来るので バッテリーパックから充電可能です。 行動中はソーラーパネルを使って充電しておくと20000mAHあれば 充電するタイプの機器はカバーできます。 将来的には。。。 乾電池式の物をUSB充電可能な乾電池サイズのバッテリーにすると 登山・ハイキングの電源問題はほぼ解決で

スポーツ用品の進化 ~ 登山・ハイキング以外の物に注目!

Weekend Chronicle 2019年10月6日 スポーツ用品の進化! 登山・ハイキングで使う物は、登山・ハイキングの専門店でという方も多いと思います。 ところが、登山・ハイキング以外の目的で作られた物にも登山・ハイキングで使える物が増えています。 私の場合、趣味でランニングをしているのですが、ランニング用のウエアなどは登山やハイキングで使える物も多く、最近では兼用の物も増えています。 綿以外の素材は常識! 登山やハイキングの衣類は綿は余り良くないとされています。 理由は、汗などで湿ると冷たくなりやすく体温を奪うなどの理由で特に冬山などでは綿製品はご法度とされています。 少し前までは、水分を含みにくい材質の化学繊維の衣類や、毛で出来た材質の物が登山やハイキングで使われていました。そうした材質の物は、登山・ハイキングの専門店で入手するというのが普通でした。 ところが、最近のスポーツウエアで綿の材質の物は少なくなって、殆どの物が、登山やハイキングで使われる材質で作られた物が主流になっています。 ランニングでもフルマラソンとなれば、一般のランナーなら4時間からそれ以上の時間をかけて走るというのが普通です。その間汗で体が冷たくなってしまっては、快適ではありません。そうした観点では登山やハイキングと似た機能を持った衣類が求められるようになっています。 昨今のランニングブームのおかげで、ランニング人口は増えています。登山やハイキングも中高年を中心に人気の趣味の一つですが、ランニングは日常的にも出来るので多くの人が簡単に出来るスポーツとして広く行われています。 当然、ランニング用の衣類は、登山やハイキングよりいろいろな店で売られていますし、値段も手ごろな物が多くなっています。 食べ物も! 登山やハイキングの行動中の食料として、歩きながら食べられる物、チョコレートや飴などは、行動食として昔から使われてきましたが、最近では、マラソン中に補給する物として、高カロリーのジェルなどもいろいろな物が売られるようになっています。 味もいろいろな物が選べて、少し前の「お菓子」よりは、飽きも来ないで効果的にエネルギー補給も出来るようになっています。マラソン用の物は走りながらでも補給しやすい用意工夫されているので、登

秋の雪は要注意!

Weekend Chronicle 2019年10月4日 秋の雪は要注意! 先日も投稿した通り、カリフォルニアでも標高の高い所では雪が降りました。 まだまだ、根雪にはならず、本格的な冬の到来まではまだ少し時間があります。 日本の山でも似たような状況で、まだまだ紅葉の季節で山が雪で覆われるまでは少し時間がかかります。 しかし、秋の雪は要注意です! 不意の雪 紅葉を見に行ったはずが、標高の高い山では突然の雪に見舞われる事もあります。 5cmとか10cm程度の雪でも、道が雪で隠されると、道以外の所に迷い込みやすくなります。 また、根雪になって雪がしっかりついて、雪の上を安定して歩ける「雪山」と違って、まだまだ、したの地形の影響を受ける程度の積雪では、滑りやすく危険です。 また、雪に対する十分な準備が出来ていない場合も多く、事故に繋がりやすいとも言えます。 天気予報には充分注意を! この時期は、登山やハイキング出かける前に目的とする山周辺の気象情報をチェックしておくことは非常に重要です。この時期、寒気が入って冬型に近い気圧配置になる場合は登山やハイキングを控える方が無難です。 特に、泊りがけでの登山、ハイキングを考えている場合はさらに慎重に行動した方がよいと思います。宿泊を伴う場合、日帰りに比べると山の奥まで入り込みやすいので、下山にも時間がかかりますし、宿泊している間に周囲の状態が大きく変わる事もあります。 雪山で無いところが危ない! 雪がしっかりついて、本格的な「雪山」という事になれば、皆さんきちんと十分な準備をして臨む場合が多く、問題になる事も少ないと思います。 しかし、今の時期は完全に雪山になっていない事もあって、夏の延長で登山やハイキングに出かける方もかなりいらっしゃいます。 そのばあい、寒さや雪に対する準備や知識が不十分で事故に繋がる事も多く起きています この時期の山は、まだ「雪山」ではありませんが、あきらかに夏の山とは違います。 日帰りでも、気象情報に十分に注意しながら慎重な行動が求められます!

寝袋の素材は何がいい? 羽毛 か 化繊か?

Weekend Chronicle 2019年10月1日 寒くなってきました! 10月に入って雪の便りも届いて、いよいよ寒い冬がやってきました。 夏山に比べると雪山に行く人は少ないのかもしれませんが、 雪山で快適に眠るためには「暖かく眠れる寝袋」は重要です。 そこで、今日は寝袋の素材の話を書いてみました! 保温性を考えると羽毛は素晴らしい! 寝袋の素材は大きく分けて2つになります。 中に入っている保温材と外側のシェルの材料です。 まずは、保温材ですが、大きく分けると、「羽毛」と「化繊」に分けられます。 単純に保温力を考えると、羽毛を保温材に使っている寝袋は素晴らしいです。 化繊に比べると少ない量で同等の保温力が得られる 小さく収納可能 という点で優れています。しかし、欠点もあります 値段が化繊に比べると高価 濡れると保温力が落ちる 値段の話は別にしても、 濡れると保温力が落ちるというのは実は結構深刻な問題 です。 特に、日本の雪山の場合、 テント内の湿度が高い のと、あとは 結露 によってどうしても寝袋が湿ってきます。特に長期に渡る山行になると、寝袋が占めるのはどうしても避けられません。夏山の様にテントサイトで外に出して干すのも雪山では難しい場合が多く、一度濡れると殆ど乾きません。 びしょびしょになる程濡れる事は無いにしても、徐々に保温力は落ちてしまいます 。 では、化繊の保温材を使用した寝袋が良いかと言うとこちらも一長一短です。 良い点: 濡れても保温力が羽毛程は落ちない 価格が羽毛に比べて安い 悪い点: 羽毛に比べると重い 収納サイズが羽毛に比べて大きくなる(がさばる) と選ぶのには迷ってしまいます。後は個人の好みの問題という感じです。 私の、 個人的見解は、羽毛の方が良い というのが結論です。 理由は、 収納サイズが小さい 少しでも軽い という点です。テントを持った登山やハイキングでは、荷物も多くなります。 特に雪山ではさらに、防寒着なども含めて、燃料も多く必要になりますし、 アイゼンやピッケル、わかんなど雪や氷の上を歩く道具も必要になります。 そうすると、少しでも小さくて軽いという