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ガーミン fenix 3 HR ~ ストレススコア

 ガーミンのfenix 3 HRを入手して約2ヶ月になりますが、私が使うであろう機能は大体使ってみて、一応の評価はほぼ終わりだと思います。以前のモデルに比べていろいろ新しい機能や改善がなされていて、予想以上に良かった印象です。  さて、今までは使っていなかったのですが、ちょっと興味ある新機能にストレス―スコアを出す機能があります。基本的には心拍数を基に出すようですが、どんなものか試してみようと、今朝から使い始めました。今朝からと言うのには理由があって、最近のトレーニングは帰宅後夜行う事が多く、トレーニングの後は心拍数が高い可能性が高く、このスコアに影響する可能性があると思い、心拍数の安定しているであろう、朝出社前に測ってみようというわけです。  今日のスコアは「17」でストレスレベルは低いとの結果でした。こうしたスコアは相対的な物だと思うので暫くは毎日測定してみてどんな感じか見てみようと思っています。

ガーミン fenix 3 HR ~ 乳酸性閾値の推定機能

最近3ヶ月の乳酸性閾値の変化  ガーミン社の fenix 3 HR の別の新しい機能は乳酸性閾値の推定機能があります。この機能は、幾つかのハイエンドのモデル、 fenix 3 シリーズ、 Forerunner 735XT, 920XT, 630 などといったモデルだけに搭載されています。測定には2つのモードがあって、デバイスの指示によるテストと自動で推定する物があります。私は、ガイドモードでの測定はまだ行っていませんが、ある程度最大心拍数に近い後負荷の運動をすると、自動的に推定値を計算してくれます。運動の強度が余り強くなれば何もしないようになっているようです。推定機能を使うには、最大酸素摂取量などの設定をする必要があります。これも、先日投稿した通りに、デバイスに推定する機能がついています。  過去の記録から見れば、その運動が心拍ゾーン4から 5 にある程度の時間入っていれば、デバイスが運動の後に乳酸閾値を推定して出してくれます。推定値は乳酸閾値相当の心拍数とペースを表示してくれます。また、乳酸性閾値はサイクリングの物は別途推定表示が可能です。ただし、私は、サイクリングの機能の方は試していません。  冒頭に示しているのが、過去 6 ヶ月(実際は fenix 3 HR を手に入れてからの 3 ヶ月間)の私の結果です。最初の値は毎分 154 回、 5 分 37 秒のペースでしたが、最近の物は、毎分 160 回、 5 分 28 秒になっています。この期間中は、ガーミンコネクトのトレーニングプラン「フルマラソン レベル1」を 9 月始めから実践していました。結果をみると、乳酸性閾値(心拍数、ペース)は改善しているのが分かります。実際に乳酸性閾値をラボなどで実測した事はありませんので、この値が実際の値に近いのかどうかはよくわかりません。ただし、少なくてもトレーニングの進捗具合を知る上では良い指標になるかと思います。私の場合は改善がみられて自己記録以外でも、トレーニングのモチベーションアップにも貢献しています。また、この推定値は過去のトレーニングやハイキングのデータから見ても実際の値に近い物になっていると考えられます。  この機能は限られた機種のみで、殆どは高価なデバイスですが、あれば便利な機能である事は間違いなく、トレーニングの効果を

ガーミン fenix 3 HR ~ VO2maxの推定機能

 久々の投稿になります。サンクスギビングから少し忙しく更新が滞っていました。 携帯版のガーミンコネクトのVO2maxの表示  今日は、新機能というか、最近のガーミン社のランニングウォッチに搭載されている機能についての簡単なレポートです。Forerunner 235以上のモデルについています。Vivosmart HRやVivoactive HRなどにはついていませんし、Forerunner 35などの低価格モデルもサポートしていません。基本的に、ランニング(サイクリング)を記録すると、心拍数などのデータから推定値を出しているようです。 最大酸素摂取量( VO2max )  最大酸素摂取量は持久力の指標を示すのに良い値と言われています。 Fenix 3 HR を入手する前は、クーパーテスト( 12 分間走)をして間接的にこの値の推定値を出してトレーニング効果の指標にしていました。しかし、これはほぼ全力で走る必要がありました。特に、故障の後などは容易ではなく、場合によっては別の故障の原因になる場合もありました。 Fenix 3 HR はそうした強度の強いランニングなしに、最大摂取量を推定する機能がついています。 私の場合  約 1 ヶ月 fenix 3 HR を使って週に 3~4 回走っていますが、私の推定値は大体 38~42[m/min * kg] の範囲になっています。これは、クーパーテストの結果に非常に近い値になっています。例外は LSD ( Long Slow Distance ) を非常に遅いペースで行った時は 36 でした。これは、他の最近の結果に比べると低すぎる結果になっています。  こうした結果を踏まえると、このデバイスは恐らくクーパーテストの数式を使って最大酸素摂取量を推定していると考えられます。ただし、クーパーテストは全力でのランニングを求められるので、心拍数のデータや過去のデータを使って何らかの調整をしていると思われます。従って、全力ではなくてもある程度のきつさの運動をすれば、 40~42 の間で、少し楽なランニングだと、 38~40 程度になるようです。  実際にラボなどで最大酸素摂取量の計測をしたことがないので、実際にこの推定値が実際の私の値かどうかはわかりません。ただ、クー

ガーミン fenix 3 HR ~ 実際のバッテリの持ちは?

充電中! 実際のバッテリーのもちは? ガーミンのfenix 3 HRを使い始めて少したちますが、実際のバッテリーの持ちについてレポートします。私の使い方では大体、8~10日程度の様です。大体、1週間に一度の充電と言う感じで使っています。バッテリの残量が20%を切るとローバッテリーの警告が出ます。 私の使い方は、屋外でのGPSを使ってのランニングが約5時間程度、週3時間程度のインドアアクティビティと通常の時計としての使用です。歩数や心拍数のモニターもしていますが、それで大体8日から10日程度です。大体丸1週間使うと、バッテリの残量が20%を切って警告が出るので週に1回は充電しています。 カタログ上は、GPSモードで約16時間、通常の時計としてアクティビティトラッカーとして使って約2週間ということで、単純に計算すると約10日は持つ計算になるので大体カタログ値通りという事になります。実際はバッテリーの残量が0になるまで使わないので、約1週間に1度の充電と言うのが現実的な残量という事になります。当然ハイキングで丸1日GPSモードで使えば2日使うのは厳しいという事になりますので、毎晩外付けバッテリーで充電する事が必要になるという感じでしょうか? これを、他のモデルに適用すると、Forerunner 235はGPSモードで約11時間ということで、計算上は70%程度、Forerunner 725XTで約87%程度という事になるので、現実的には5~6日1度は充電という感じになると予想されます。そうなると、余り大差はないという事になります。通常のハイキングでの行動時間は、10時間以下の場合が殆どだと思うので、恐らく大きな問題にはならないと思います。 実用上も概ね1週間に1度程度の充電で普段の使用に問題がないので、個人的には毎日充電が必要なAppleWatchよりは使い勝手が良さそうだと思います。

ガーミン fenix 3 HR ~ ランニングに使って見て

HRM-RUN  Fenix 3 HR での最初のランニングについてのレポートです。  まずは、新たな機能について見て行きます。これは、私が従来使っていた Forerunner 910XT と比べて新しい点を挙げています。 新機能  心拍計は内蔵の物も使用可能ですが、ランニングのトレーニングの際は基本的に胸バンド式の心拍計を使う事にしているので今回は、オプションの「 HRM-RUN 」をつけてのトレーニングになりました。最近のガーミン社の上位機種は、この「 HRM-RUN 」と組み合わせる事で、従来モデルより多くの、ランニングダイナミクスのデータを取れるようになっています。また、ランニングケイデンス(歩数)は、従来は靴に「 Foot pod 」をつける必要がありましたが、最新のモデルではこの心拍計をつける事で計測できるようになっています。装着感は従来の心拍計と余り大きな違いは無いように思いますが、新しい事もあるのか若干装着感が改善された気もします。この辺はあくまで主観的な物なので個人差がある物だと思います。  新たに計測可能になったものは: Vertical Ratio Vertical Oscillation Ground Contact Time Balance Ground Contact Time     Run Cadence (without food-pod) Temperature  などです。基本的にランニングフォームなどに関係した要素を記録できるようになっています。これらのデータがどの程度役に立つかはわかりませんが、取りあえず従来よりは多くのデータを取れるようになり、必要ならば走っている最中に確認する事も出来るようになっています。 VO2max / Lactate Threshold   さらに、通常のランニングに際して、最大心拍数や乳酸性閾値の推定をしてくれるようになっています。私の場合、こうした数値を実際にきちんと計測をしたことが無いので、この数値の妥当性の評価は行う事はできませんが、トレーニングの効果などを見る上での客観的指標として相対値の比較をする事はある程度意味がある物だと思います。 特に従来は、クーパーテスト( 12 分間走)などを行う事で