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Mt. Whitney ~ のんびりと一泊で大自然の景観を満喫!

頂上から北西方面緒眺め

2年ぶりにMt. Whitneyへ

 昨年は抽選に漏れて行けませんでしたが、今年はまた抽選にあったったので9月12日、13日の一泊二日で、お手軽のMt.Whitney Trailからハイキングに出かけてきました。

当初計画していた方とはいけなかったのですが、たまたまその前の週にJMT(John Muir Trail)を踏破された方の話を聞きに行って、そこに参加された方に声をかけたら、一緒に行ってくださるとの事で二人で早朝発で行ってきました。

今年のプランは

今年も、山を楽しむプランで、初日はTrail Campまでとして、翌日、山頂に行ってそのまま下山と言うプランにしました。一日目の行動は半日という事で、早朝3時過ぎに自宅で落ち合ってそのまま、ビジターセンターに行って許可をピックアップして、夕方までのキャンプサイト入りを目指しました。

Yosemite国立公園を経由して、ビジターセンターに着いたのが9時過ぎでした。まだ9月という事で前回の10月の時とは違い、まだまだ、許可の手続きをする人たちはたくさんいて、整理券を取っての順番待ちでした。整理券は32番、その時はまだ20番まで行っていなくて、約1時間かけて許可をピックアップしました。
 ビジターセンタから見るMt. Whitney
天気は快晴!月がまだ出ています!
ゆっくりとトレールキャンプへ

トレールヘッドに着いたのは午前10時過ぎ、やはり正規の駐車スペースには停められずに、少し下った路上に車を停めて、荷物をまとめて歩き始めたのが10時半より少し前でした。先程ビジターセンターで見たパーティの幾つかも出発準備中でした。9月だとまだまだ大賑わいです。10月の静かな感じが好きでしたが、雪の心配もしなくていいので気持ちは楽でした。

夕方までにトレールキャンプに行けばいいので気もらくでゆっくりと歩き始めました。

最初は単調なスイッチバックで、今年の干ばつの影響か何となくトレールサイドの植物も元気がなく茶色く枯れた感じでしたが、大きな沢は何とか水が流れていて救われました。それでもOutpost Camp手前の湿地帯も緑と言うより、少し枯れた感じで以前見た景色とはちょっと違った印象を受けました。
 Outpost Campの手前
水不足を実感

Outpostキャンプの先はまだまだ体が高度になれていない事もあって、意識的にペースを落として余り、酷い高度障害の症状が出ないように歩きました。樹林限界を超えて岩ばかりの殺伐とした景色に変わって、ちょっと気合が入りましたが、オーバーペースにならないように歩いて、午後3時前にはTrail Campに着きました。久々にテントを持っての山で、老体にはきつかったようで、足がつりそうになったり、早くも筋肉痛が出たりでしたが、何とか到着。テントを張って、水を汲んでテントの中でくつろぎました。

このキャンプは余り混雑していなくて、せいぜい10張り程度のテントがあるだけで静かでなかなかよいサイトです。特に東側の斜面は切り立って堂々とした壁が続いていて、見ていて飽きません。

 今回もなかなか快適なサイトを確保!


 Mt.Whitneyに続く主稜線
トレールは左側の斜面から稜線に登って裏側に回りこみます

久々のテント泊、やっぱり山の中に泊まるのは気持ちが良いものです。この当たり富士山より少し低い程度の標高で3600mより少し高い場所で、体がまだなれず、時々息が切れたりしますが、今回も余り顕著な高度障害はなく、問題はなまった体だけでした。最近、怪我のため思うようにトレーニングができておらず、不安要素はあるものの、なんとかごまかして登ろうと思いました。
 特にその前の週末から風邪気味で、薬を飲んでの登山だったのですが、意外に何とかなりものです。

二日目の投稿は次回にします。

(つづく)


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