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キャンプへ行こう(5) 燃料

キャンプへ行こう(5) 燃料

コールマンのキャンプ用のガスカートリッジ

アメリカでは子供達は夏休みに突入して、行楽シーズン真っ盛りです。

今日は、燃料の話をしようと思います。キャンプで料理などをするときにコンロを使いますがコンロを選ぶ際にどの燃料をを使うかをまず考える必要があります。

登山用も含めて、アウトドア用の燃料としては、
  • ガス
  • ホワイトガソリン
  • 灯油
  • レギュラーガソリン
  • その他
などが一般的かと思います。最近は取り扱いが簡単なガスが一番使われているように思います。

 ガス
ガスは、幾つか種類があって一般的にはコンロメーカーの指定の物を使うのが推奨されています。基本的に、別のメーカでも互換がある場合もありますが、メーカーは保証しないということです。そして大きさやガスの種類でたくさんの種類が出回っています。

お手軽には、家庭用のカセットコンロとそのガスを使うというのも、車横付けのキャンプではありだと思います。日本では燃料も手に入れやすいので入門用には最適かもしれません。ただ、ここアメリカではカセットコンロは一般的でないのであまりお勧めではありません。

そうなると、車で行くキャンプでよく見かけるのがコールマン社の卓上型のキャンプ用のコンロです。いろいろなタイプがありますが、多くのものは風除けになるようなものが付いていて、屋外での調理で風ある場合も効率が余り落ちないように工夫されています。中には付いていない小型のものもありますが、その場合は100円ショップというかダイソーで売っているてんぷら用の油ガードを持っていくと便利です。燃料も大抵のキャンプ場では手に入るので便利です。

コンロがやや大きいのが欠点です。それ以外は家庭用のコンロと大差がないので使いやすいといえます。

バックパックでキャンプの場合は、もう少し小型のコンロが一般的で、コンロもポケットサイズ、カートリッジも大小選べてコンパクトにまとめることが出来ます。日本では、EPIというメーカの物かこれと互換のある(メーカは保証していませんが)同じガスカートリッジを使えるイワタニプリムスが一般的ですが、アメリカではブランドの関係でEPIは売っていませんので、MSRなどが一般的なようです。

ガスの欠点は、低温下での使用の場合、火力が弱くなりやすいというのが一つです。これをカバーするために、バーナーの熱をカートリッジに還元するアクセサリーや、ガスの混合比を変えて低温でも気化しやすいものを使ったりしています。最近では、ガスをカートリッジで気化させずに液出しして、バーナーで気化するなど改善が進んでいます。
普通のキャンプではそこまでの低温下で使うことがないので問題にはならないと思います。雪山登山をされるような方はその辺をよく理解していると思うので詳しい説明はここでは省きます。

一番の欠点は使いかけの中途半端なガスカートリッジが増えて行く事です。まあ、車横付けの場合は荷物の量は問題にならないので余り問題ではありませんが、バックパックでキャンプする場合は気になるところです。

お勧めは?

長く書きましたが、殆どの場合ガスが便利です。

車横付けでキャンプする場合、コールマンの卓上型ガスコンロがお勧めです。
バックパックの場合は、登山洋品店で小型のガスコンロがお勧めです。

他の燃料は。。。。

また、別の機会に詳しく説明したいと思います。アメリカでは日本よりはホワイトガソリンが安価で手軽に手に入るので、便利ですが取り扱いが少し面倒です。ただ、コストはガスより一般的に安く付くと思います。

(つづく)















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