Pinnacles National Monument
キャンプ&ハイキング
2012年10月20日~21日
たくさんの奇岩、岩峰群
2012年10月20日(土)
日本語の補習校終了後、午後3時過ぎにそのまま現地へ。CA-85を南下してUS-101をGilroyの少し先まで行って、CA-25に入り最後はCA-146に入るという道のりで約1時間半。4時半過ぎに到着。ビジターセンターは午後5時に閉まってしまうので結構ギリギリの時間になってしまいました。
チェックイン・料金など
キャンプのチェックインはサインのみで料金は予約の際に払っているので、車1台につき5ドルの入園料を払って手続きは終了でした。国立公園の年間パスを持っている場合、キャンプサイトの割引と入園料が無料になるので持っている人は忘れずに持参した方が便利です。
ただし、キャンプサイトの割引は1つのパスにつき1サイトまでなので、グループ内に複数パスを持っている人がいる場合は予約を分散したほうがお得になります。
公園のジュニアレンジャープログラムは、子供がレンジャーに言うとブックレットをくれて6ページほどやると、バッジとワッペンがもらえるようで、無料で比較的簡単にできるようでした。その日は時間がなかったので、ブックレットをキャンプサイトに持っていって翌日、もらっていました。
キャンプサイト
キャンプサイトの地図はビジターセンターに張ってあったようですが、見落としていて何回か迷った挙句到着。奥の方のサイトを取ったのですが、サイトによっては隣のサイトとの境界になる木立が全くないサイトもあって、グループで一緒にキャンプなどの場合は便利なのかもしれませんが、1家族でのキャンプなどでは、ちょっとプライベートが保てないようなサイトもあって事前の下調べをした方がいいのかもしれません。
今回のさいとは隣り合わせは木立もなくつながっている感じで、その両隣とは木立で隔離されているので、なかなかでした。
今回は、雨が少ないシーズンで異常乾燥の状態で、卓上キャンプストーブ以外の火は基本的に禁止で、焚き火や炭による調理はできませんでした。夕食に炭火バーベキューを企画していたので、急遽フライパンやアルミフォイルを使っての調理に変更してなんとか準備をしたしだいでした。この時期のキャンプは同様な事が考えられるので献立はその辺を考慮した方がいいようです。
それ以外は、トイレも水洗の綺麗なトイレがあって水道も近くに設置されていて予想よりなかなかでした。キャンプサイトの広さもサイトによる違いが大きい感じでしたが、今回のサイトは広く大きなテント4~5張りは余裕な感じでした。ただし、トイレには照明は一切なく、夜は用を足すのにライトが必要です。
10月も下旬ということで日が陰ると肌寒く、焚き火ができないのはちょっと残念でした。そのなわけで早々にテントに入り眠りにつきました。夜の冷え込みはそれほどでもなく、夏の別のキャンプの方が肌寒い感じでした。でも、寒さに弱い方はそれなりに防寒対策をしたほうがいいのかもしれません。
星空が綺麗でした
翌朝は、後からくるハイキング組みが集合時刻より結構早く来ることが予想されたので、朝5時過ぎに起きて朝食準備。7時過ぎには朝食を食べ始めて、9時前にはテントを全て撤収してビジターセンターにジュニアレンジャーのバッジなどをもらいに行きますが、午前9時に開くはずのビジターセンターは9時半からのようで、開いていませんでした。案の定ハイキング組みの車もビジターセンターにあって9時には到着していたようでした。ビジターセンターが閉まっている間は入園料を封筒に入れて投函するようでした。
集合場所はビジターセンターでなかったのですが、全員そろったのでそのまま集合場所のBear
Gulch Day use
areaに移動、時間も早かったので駐車場も余裕があって殆ど車もなく全部の車が無事駐車スペースを確保できました。その奥にもピクニックエリアを越えた、トレールの入り口にも小さな駐車スペースがありましたが、そこはほぼ一杯であと1~2台という感じでした。歩いてもせいぜい5分から10分なので無理に奥に止める理由もなく、手前でも十分という感じでした。特に上を回って(High
Peaks経由)下山する場合、下の駐車場の方が便利のような気がしました。
ハイキングトレール
犬はキャンプエリアは良いようですが、トレールは禁止でした。道は標識はしっかりしていて分岐には必ず標識があってとてもわかりやすいコースになっていました。ロッククライミングも盛んで、ところどころカラビナがついた標識は岩登りのための入り口を示しているらしく、間違えないように気をつける必要があります。
今回、目指したBear
Gulch
Caveは通常は閉鎖されているか下半分のみの通行のみになっていて、一般に10月の後半数週間しか全部を通過できないため、今回も10月の3週目にハイキングを設定して計画しました。実際は、公園のウエブサイトなどで状況を確認する必要があります。通行できない場合は、併設されているトレールを辿る必要があります。
ケーブの中は、照明がなく暗いのでヘッドライトなどは必須で足元や周りを照らしながら歩く必要があります。下は水が流れていることも多いので濡れたくない場合は注意する必要があります。また、狭い場所を通過しなければいけない場所も所々あり、バックパックなどもできるだけ小さくした方が、動きやすいようです。いずれにしても大人は結構通過するのが大変でした。
洞窟の出口
High Peaks Trail
当初の昼食予定地のダム湖
昼食予定地だった、Bear
Gulch
reservoirには10時には到着。集合が早かったため、早めに出発。洞窟が楽しかったのかペースもそこそこ速く、予定より大幅に早く到着で昼食にはまだ早く、予定を変更して上を目指して様子を見ながら奥まで行ってみることとなりました。10時15分に出発して、Rim
Trailを下山せず。High
Peaks目指して登っていきました。天気が良く気持ち良く歩けたことも幸いして、約1時間でHigh
Peaksの稜線まで登り切る事ができました。下のキャンプ場のトイレほど綺麗ではありませんが、一応トイレもあって、その場所で少し早い昼食となりました。ゆっくり45分かけて昼食、休憩をとった後、午後12時にスリリングなHigh
Peaksの縦走に出発しました。縦走は、岩を削った階段や手すりが連続する物で子供達は大喜びで疲れも忘れてスリリングな縦走を楽しみました。多少、高度感が出る場所はありますが、コースはよく整備されていて、殆ど問題なく通過できました。この十走路は反対側(北側)も一望できて大変眺めも良く、本当に気持ちの良いハイキングでした。
楽しい稜線も1時間ほどで登り始めのBear
Gulch Day use
areaへの分岐に着いてしまい、後は下山になりました。下山は長いスイッチバックの斜面を下りそのあとなだらかな道をひたすら下ると登り始めの駐車場に下山でした。到着は午後2時それでも、余裕を持って立てた計画よりも早く下山して、朝受け取れなかったジュニアレンジャーのバッジなどをビジターセンターに立ち寄って受け取って、今回のイベントは解散となりました。
天気も良く、参加した皆さんはそれぞれ楽しまれたようで、是非、春に別のケーブを、そして来年も同時期に行って見ようなどと話をしながらそれぞれ帰途に着きました。
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