2月に続いてまた、ラッセン火山国立公園に遊びに行ってきました。
今回は我が家に加えて、友人の家族と1泊で楽しい一時を過ごしてきました。
友人の家族とは現地合流ということで、早朝に我が家を出発。
天気も良く途中の5号線も周りの山々に雪が残る景色を眺めながら約4時間強のドライブでした。
道路の雪もすっかり解けて、標高の低い場所はすっかり春まっさかりという感じでした。国立公園の入り口を過ぎてすぐの駐車場に車を停めて、着替えなど準備をして除雪されていない道を少し登りました。
さすがに3月下旬ということで雪もしまり、2月とはうって変わって快適な雪原でした。殆ど潜ることもなく、運動靴でもあるける感じのところでした。
(左の写真は、雪遊びをした付近からラッセンピーク方面です)
雪遊びの場所選び
今回は2家族合同ということで、前回より100m位奥に入った場所にござをひいてまずは場所をきめました。ほんの5分から10分余計に歩くだけで貸切になります。
春とはいえ、メインの山の奥に入るトレースを除けば踏み跡もない綺麗な雪面が広がっていてなんとも気持ちがいい場所でした。
雪洞作り
ぜんかいどうよう、斜面に雪洞を掘ることにしていたので、すぐさま場所を決めて工事にかかりました。
場所は、そこそこ急な斜面を狙うと少し楽に掘れます。
まずは、下に向かってやや掘り下げて、そこから横に掘り進みます。
今回も、スノーソーを使って雪のブロックを切り出して効率よく雪を外に運び出します。
子供たちに頼んで雪を外に運びだしてもらいました。
掘ることしばらくすると、もう一つの家族も到着してにぎやかになりました。そのまま作業を続けて中を広げて天井もそれなりに綺麗にトリムして、何とか2家族座って入れるくらいの雪洞がお昼過ぎに完成しました。
(左の写真はビジターセンター近くから無名の小さなピーク付近から見下ろしたところです。無名ですが2346mもあります)
お昼
前回と同じで芸がないのですが、簡単で体も温まるということで、またカップラーメンでごまかしました。
少し人数が増えたので順番にお湯を沸かしてラーメンを作りました。
万が一雪が汚かった時の事を考えてボトルの水も多めに持参しましたがまだまだ綺麗な雪だったので
雪から水を作ってお湯をわかしました。さすがに少し余計に燃料を使いますが、水を作るのも一つの楽しみということで、お昼もそれなりに楽しみました。
お散歩
食事の後、陣取った裏の斜面を登って名のない小ピーク(2346m)まで散歩に行ってきました。
トレースも入っていなくて、ちょっとした雪山登山気分でカメラを持って空身で登って行きました。
ちょっと登るだけで景色が変わって、遠くラッセンピークの方に広がる斜面も見渡せるようになりました。
斜面は、それほど急ではなく、キックステップも決まって、快適に登れました。
左の写真は、途中後ろを振り返ったしゃしんなんですが何かなつかしい風景で思わずシャッターを切りましたが、家で改めて見てみると、もう20年近く前によく行っていた尾瀬の風景に似ているような気がしました。ちょうど鳩待峠から悪沢岳に向かうところに非常に似ていると思いました。
(どうです?似ているでしょう。。。。)
さてさて高度を稼いでいくと左側に小さな雪稜が出てきて小さいなりにも雪庇が所々でています。
稜を見渡して雪庇の小さな場所を狙ってトレースを伸ばして写真右奥のピークを目指しました。
稜を越えると、小さなピークが奥に見えるようになりました。ブロークオフ・マウンテンでピラミッダルで格好の山です。時間があれば行って見たいですがちょっと距離があってあと500m位く余計に登らないといけないので今回は眺めるだけにしました。
(かすかに見えているのがブロークオフ・マウンテンです)
小ピークからはブロークオフ・マウンテン(2814m)が望めました。
小一時間かかってしまったので早々に下山しました。登るのはそれなりに大変ですが、下りはあっという間でした。
もともとベースの標高がある程度高いので、比較的簡単に3000mの稜線を体験できます。日帰りでもいろいろ楽しめるので将来またどこか登りに行きたいものです。
この日は雪が緩んでいて特に特別な用具も必要ありませんでしたが、雪が深ければスキー、スノーシューズ、わかんなども必要でしょうし、スパッツも着用したほうが無難な場合もあると思われます。
また、雪が硬ければアイゼン、ピッケルも必要になると思いますので状態が悪ければ適切な判断が必要だと思います。
雪崩の注意が必要な場所もあると思います。登山をされる方は十分気をつけて行動する必要があると思います。
雪だるま
下りてくるといつの間にかかわいい雪だるまが完成していました。
見事なものでした。思わずスキーヤーに見立てて一枚撮影しました。
さらに、先に完成した雪洞もカメラに収めました。
雪はたくさんですが、風も日差しも柔らかくすっかり春の雰囲気でした。
今回は、チェスター(Chester)にモーテルを予約して1泊で翌日も行き遊びを堪能しました。
とまったホテルは、
306 Main Street
Chester, CA 96020 US
で、なかなか綺麗なホテルで、朝食もついていて割りと満足な宿泊でした。
冬はすいているようですが、チェックアウトの際にフロントの人に聞いたところによると、夏は混んで大変みたいです。。。。
今回も行き遊びを満喫して楽しい一時でした。
(終わり)
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