最大酸素摂取量は改善傾向です
以前別のトピックの投稿で触れましたが、右足のけがをしてしまいましたが、2週間前に走るトレーニングを再開しました。このトレーニングはマラソンの為だけではなく、Mt. Whitneyのハイキング対策の一貫としても行っています。走る事は、ハイキングの為の有酸素運動の能力改善に良いトレーニングの一つです。
この怪我の為に、走るのを約1ヶ月やめていましたが、最大酸素摂取量はケガ前の43 から36 [ml/kg/min]まで下がってしまいました。この落ち込みは非常に大きなものでした。 12分間走の走行距離に換算すると約400m以上違う事になります。これが、約2週間のランニングで 39 [ml/kg/min]まで戻りました。12分間走の走行距離に換算すると約200mに当たります。トレーニングは、最初の5日間が約3km強、その後距離を約5km弱、7kmと伸ばしてきています。平均のペースも徐々に上がって来ています。
現在は、トレーニングを再開したばかりなので、なるべく早いペースで走るのは避けています。しかし、出来るだけ起伏のあるコースを選んで、登りの為の筋肉を鍛えられるように意識しています。最大酸素摂取量は、トレーニングの効果を見る上で一つのよい指標だと考えられます。取りあえずは、怪我からの復帰のトレーニングの状況は順調である事を示していると思っています。
乳酸性閾値
一方で、乳酸性閾値の改善は最大酸素摂取量ほどは改善していません。いずれにしても、現段階では余り速く走っていないというのもあります。恐らく、fenix 3 HRが乳酸性閾値を見積もる程心拍数が上がっていないのだと思います。ペースを遅くしているため、乳酸性閾値を見積もれる程心拍数が上がらなくなったのだと思います。ランニングを再開してスグは、すぐに心拍数が跳ね上がって、最大心拍数近くまで行っていましたが、約1週間後からは運動中の心拍数も落ち着いて来て、それ程高く上がらなくなってきています。
この2つをトレーニングの進捗の指標としてここしばらくはその変化を見て行きたいと思っています。
休息
もう一つの別の要因として気にしているのが休息です。特に今はトレーニングを再開したばかりですし、私ももう若くはありませんので、通常よりは休息日を多く入れるようにしています。これである程度怪我の予防にも役立っていると考えています。現在は2日走ったら1日休むという感じでトレーニングを実践しています。この辺が、怪我を避けながら体力を維持、向上させるうえで大事になると思います。特に普段運動していない方はこの辺について考えるべきかとおみます。当面の目標は最大酸素摂取量を40以上まで回復させることで、その上で、スピードトレーニング等を再開してパフォーマンスの向上を目指す事にしています。
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