最近3ヶ月の乳酸性閾値の変化 ガーミン社の fenix 3 HR の別の新しい機能は乳酸性閾値の推定機能があります。この機能は、幾つかのハイエンドのモデル、 fenix 3 シリーズ、 Forerunner 735XT, 920XT, 630 などといったモデルだけに搭載されています。測定には2つのモードがあって、デバイスの指示によるテストと自動で推定する物があります。私は、ガイドモードでの測定はまだ行っていませんが、ある程度最大心拍数に近い後負荷の運動をすると、自動的に推定値を計算してくれます。運動の強度が余り強くなれば何もしないようになっているようです。推定機能を使うには、最大酸素摂取量などの設定をする必要があります。これも、先日投稿した通りに、デバイスに推定する機能がついています。 過去の記録から見れば、その運動が心拍ゾーン4から 5 にある程度の時間入っていれば、デバイスが運動の後に乳酸閾値を推定して出してくれます。推定値は乳酸閾値相当の心拍数とペースを表示してくれます。また、乳酸性閾値はサイクリングの物は別途推定表示が可能です。ただし、私は、サイクリングの機能の方は試していません。 冒頭に示しているのが、過去 6 ヶ月(実際は fenix 3 HR を手に入れてからの 3 ヶ月間)の私の結果です。最初の値は毎分 154 回、 5 分 37 秒のペースでしたが、最近の物は、毎分 160 回、 5 分 28 秒になっています。この期間中は、ガーミンコネクトのトレーニングプラン「フルマラソン レベル1」を 9 月始めから実践していました。結果をみると、乳酸性閾値(心拍数、ペース)は改善しているのが分かります。実際に乳酸性閾値をラボなどで実測した事はありませんので、この値が実際の値に近いのかどうかはよくわかりません。ただし、少なくてもトレーニングの進捗具合を知る上では良い指標になるかと思います。私の場合は改善がみられて自己記録以外でも、トレーニングのモチベーションアップにも貢献しています。また、この推定値は過去のトレーニングやハイキングのデータから見ても実際の値に近い物になっていると考えられます。 この機能は限られた機種のみで、殆どは高価なデバイスですが、あれば便利な機能である事は間違いなく、トレーニングの効果を