Bay to breakers 2011 --100回大会
May15, 2011
100回大会
昨年に続いて今年も参加してきました。今年は、記念すべき100回大会で、参加者も多いのか、レースのエントリーも早々に売切れたりして参加できなかった方も多いようでした。今年は、我が家は家族揃っての参加で、妻と娘は12kmを歩いて、息子は12kmを走るのに挑戦するとの事で、息子に付き添って走る事になりました。我が家はなんとか滑り込みでエントリーして、何とか間に合いました。
スタートへ
大会当日の日曜日は通常はBART(サンフランシスコ近郊を走る電車)は午前8時から動きだすのですが、この大会が午前7時にスタートということで、特別に午前5時より運転するとのことだったので、駐車場やサンフランシスコ市内の混雑も考慮して電車で行くことにしました。
我が家がエントリーしたセクションはFで後から2番目のグループでスタートは7時半過ぎということで、6時過ぎに家を出て、6時21分の電車に乗っていざサンフランシスコに向かいました。
7時過ぎにはスタート近くに駅に着きましたが、ゴールしたあと市内に戻ってくるのにMUNIを使おうと思っていたのですが、混雑が予想されたので予めチケットを買っておこうと思い、BARTの上にあるMUNIの駅に行って聞いたのですが、よくわからずで、結局そのままスタートに向かいました。
早いグループは既にスタートをしていて、我が家のグループも何となくなし崩し的に動いていたのですが、まだスタートしていないらしく途中で動きが止まってしまい、少し待たされました。
昨年同様、トルティーアやビーチボールが飛び交っていて、例年のごとく仮装した人たちがたくさん居て、通常のロードレースというよりは本当に仮装イベントという感じでした。
雨の予報でしたが、幸い青空が見え隠れする天気で、それほど暑くも寒くもなく、まあまあの天候でした。
いざスタート
しばらくして、スタートの順番が回ってきて、スタートとなりました。息子と私はゆっくりとしたペースでジョギングをはじめ、妻と娘と別れました。
今回は息子のペースに合わせてのジョギングなので余り問題ではなかったのですが、歩いている人と走っている人、ペースの違う人が交錯して、まじめに走ろうと思うとちょっと大変な状況でした。暫くは平坦なコースを行き、息子の方もまだまだ軽やかに走っていました。
中盤は結構急な登りが暫く続き、息子の方もちょっと疲れ気味でペースダウン。それでも周りは人人人で、相変わらずの混雑でした。途中雨もぱらっと来ましたが、すぐにやんでしまって問題にはなりませんでした。
中盤の坂の頂上付近で
ゴールデンゲートパークへ
坂を上りきるとゴールデンゲートパークに入って平坦からやや下りになります。でも、すでに8~9kmを走っており息子のほうはちょっと疲れ気味で、文句が出始めます。それでも、声をかけてだましだまし、走り続けました。途中でトイレに寄って、後残りが2~3マイルの辺りは彼もかなり辛そうでした。
途中カメラマンが写真を撮っている場所は親子で手をつないでポーズをとりました。
やがて海が見えてきて、左に曲がるとようやくゴールが見えてきました。当初は、先に走ってゴールの瞬間を写真に撮ろうかと思っていましたが、かなり疲れた息子の様子を見て、一緒に手をつないでゴールすることにしました。
何とか走りきって、無事に二人ともゴールすることができました。12km少しで1時間42分でした。小学校3年生にしては、立派な記録だと思いました。頑張った息子の姿を見て、ちょっと感動しました。。。
ゴールは海からの風で少し寒かったのですぐに上着を着て、ゴールの先を歩いて行きました。去年とは様子がかなり違っていて、Tシャツの受け取りはゴール直後ではなくはるか先のようでした。何とか歩いて、メダルをもらい、無料の食べ物をもらいつつTシャツを配っているところを目指しました。1マイル以上歩いたところでようやくTシャツをもらい、今度は妻と娘と落ち合うべくまた、ゴールのほうに戻っていきました。
すでに、無料の食べ物はそこをついてなくなっているところもありました。途中、友人の家族とすれ違い、彼らも家族で歩いてきたとの事でした。何度かテキストメッセージを交換していたらしく、妻と娘は少し前に6マイルのところだったと言っていました。適当なところでベンチを見つけて妻たちをまちました。
暫くして妻たちがきましたが、なんと娘を背負っていて、話を聞くと1マイルから2マイルの間で既に泣きが入って、そのあとは背負ったり、歩いたりで何とかゴールしたとの事でした。これは、妻に申し訳ないことをしてしまったと思いました。
そのあとは、家族で再びTシャツを配っているところまで行って幾つかのブースを回って、早々にMUNIに乗って市内に戻りました。心配していたチケットは、会場に特設売り場があって、そんなに混雑する事無く買うことができて、1本待てば座って市内まで戻ることができました。
帰りのBARTでは、娘は相当疲れたのか妻の膝の上で寝てしまいました。
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