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9月, 2017の投稿を表示しています

ガーミン fenix 3 HR ~ 乳酸性閾値・最大酸素摂取量 推定機能

乳酸性閾値のペース(過去6ヶ月) 乳酸性閾値の心拍数(過去6ヶ月) 最大酸素摂取量(過去6ヶ月) ガーミンの上位モデルの乳酸性閾値の推定機能  前回の投稿で最大酸素摂取量をトレーニングの進捗の評価に使う事を書きました。ガーミン社は殆どのランニング用のデバイスでこの機能をサポートしています。(アメリカ版でForerunner 35より上位モデル、日本では、ForeAthlete)私のfenix 3 HRも乳酸性閾値の推定機能がついています。  この推定値は、乳酸性閾値相当の心拍数とペースで示されます。これをどのように扱ってよいのか、余りデータが無かった為よく判らない感じでしたが、最近ようやく、データが揃ってきて、何とか扱い方が分かってきました。前回の投稿で触れていますが最近6ヶ月ほどのトレーニング状況は以下のようになっています。 4月:フルマラソンレベル2のトレーニングを終えて、体力的には充実 5月:4月終わりの故障で約4週間走るのを中止 6月:トレーニングを再開するも風邪のため約3週間中止 7月:2日1回でトレーニングを再開、最後の週は1週間休養 8月:フルマラソンレベル1を開始(週3回) 9月:体調優れず  9月に入って、この数日は体調を崩していますが、トレーニングは継続しています。そのため、余りタイムは良くなく、いろいろな値が落ち込んでいます。 LT心拍数  LT相当の心拍数の過去6ヶ月の範囲は、毎分163~167回です。最大と最少の差は毎分4回程度です。これは余り大きな差がないと言える範囲で、トレーニングで若干の改善はありますが、トレーニングを休んでも大きくは落ち込まない様です。ある程度定期的にトレーニングをしていれば、余り変わらないと考えて良さそうです。恐らく、ある程度長期にわたってトレーニングをしていないひとが、トレーニングをすれば、改善して行くと考えられます。 LT ペース  LTペースの範囲は1kmあたり5分31秒から6分23秒でした。差は1分近くあります。トレーニングを休むと、ペースは落ちて、再開すると少しづつ改善するようです。これは、最大酸素摂取量と似た様な傾向にあるようです。 考察  おそらく、LT心拍数は長期にわたってトレーニングをしているひとは余り大きく変わらない

Garmin fenix 3 HR 活用例 ~ 最大酸素摂取量推定機能

最近の最大酸素摂取量の推移  今日の話題は、ガーミン社のランニング用のデバイスの活用方法の紹介の続きです。以前から私の利用法について投稿していますが、今日は、最近のガーミン社のランニング用のモデルではついている物が多くなった最大酸素摂取量(VO2max)の推定機能についてです。 最大酸素摂取量  最大酸素摂取量は有酸素運動のパフォーマンスの指標として用いられる値の一つで、厳密な測定では、トレッドミルで負荷を増加しながら呼吸量、酸素量、二酸化炭素量を測定する事が必要です。ただし、簡易的に行われる物として、クーパーテスト(12分間走)などでも推定値を知る事ができるとされています。最近のランニング用のデバイスではこうした推定値を各アクティビティのデータを基に推定する機能がついています。  以前にも紹介していますが、fenix 3 HRにもその機能がサポートされていて、実際に行ったアクティビティのデータで概算の最大酸素摂取量を推定してくれます。今回、故障や風などでトレーニングができない期間がこの数か月の間に何回かあったので、その影響がこの値にどのように影響するかを知る事ができたのでその結果を投稿する事にしました。 過去5ヶ月のデータ  冒頭のグラフが過去5ヶ月の私の最大酸素摂取量の推移です。4月の43[ml/kg/min]をピークに下降傾向というのがわかります。この期間のトレーニング状況ですが、4月はガーミン社のトレーニングプラン、フルマラソンのレベル2を終了した直後で、トレーニングの効果もあり、VO2maxの値が徐々に改善し、最近の最高値に達していました。ところが、4月の下旬に左足を負傷して、約1ヶ月の間トレーニングを休むことになってしまいました。その後トレーニングを2週間ほど再開した後、6月に入って風邪をひいてしまい、さらに3週間トレーニングを休んだために38[ml/kg/min]まで低下してしまいました。7月はトレーニングを再開して、40[ml/kg/min]まで回復しましたが、日本に行っていた約1週間の間トレーニングを休んだためまた、38[ml/kg/min]に戻ってしまいました。その後8月はトレーニングを再開しましたが、今回は急にトレーニングを再開した事による負傷を防ぐために、トレーニングプランをフルマラソンの

トレッキングポール

スキー用のポールとトレッキングポール  9月に入ってしまいました。今年の夏はいろいろバタバタしていて、10年ぶりに日本に行ったりなど予定外の忙しさもあって更新が滞てしまいました。こちらでは、8月の中旬より子供たちの学校も始まって一段落したところなので、久々に投稿する事にしました。  今日の話は、最近使用している人が多くなったトレッキングポールの話です。最近の日本の登山、ハイキング状況はわからないのですが、アメリカでは使っている人が非常に多くなっています。私も以前は使わなかったのですが、最近は足腰の衰えもあるのでここ数年は使うようになりました。最近まではスキー用のポールを使っていたのですが、以前に使っていた物が壊れたので、昨年新しい物を購入しました。 トレッキングポール 私が購入したのは、Black Diamond社製のもので、 アマゾンでも売っています 。いろいろなタイプがあって、これは折り畳み式になっているものです。別な物は、 こんな物 もあります。これは収縮タイプの物です。大きな違いは、折り畳み式の物の多くは、長さが殆ど調整できない物が多くなっています。ただし、私が購入した物は一番上の部分で長さを調整できるようになっています。 長さが調整できるようになっています  ちなみにこのモデル本来は女性用のものなのですが、違いは基本的に強度と重さなので、私の体格では女性用でも十分なので軽い女性用の物を使っています。  スキー用のポールとの大きな違いは先端部にあります。 スキー用の先端部  スキー用の物はセンタ部が雪に刺さりやすいように、金属製のチップになっていて、更にリングも雪に潜りにくいように大きくなっています。 トレッキングポールの先端部 一方で、トレッキングポールは滑りづらいようにゴムの材質を使っていて、リング部分も小さくなっているか、リング部分が無い物も多いです。このモデルは先端部分が交換できるようになっていて、ねじを外して、金属製のチップに変える事もできます。 金属製のチップ  モデルによっては、リングも交換できるようになっているものもあって、スキー用と兼用できる物もありますが、私は分けて使用しています。私のモデルの場合、夏の固い雪渓などでは使えますが、スキーなどのように余り固くしま