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7月, 2017の投稿を表示しています

夏山シーズン到来!~富士登山などでの高山病対策!

ヨセミテ国立公園  7月に入って本格的に夏山シーズンになりました。アメリカでは既に、子供たちの学校は夏休みですが、日本でももうすぐ夏休みで、本格的に登山のシーズン到来です。7月1日に山開きだった所も多く、たくさんの方がこの夏登山をされると思います。  さて、このブログでは少し前から、ランニング用のGPS付時計や、活動量計を使って、登山中の心拍数をモニターしながら、心拍数を目安に登山中のペースを管理する方法を提唱してきました。  おかげさまで、この春、私自身の過去のMt. Whitney登山のデータを基に、アマゾンの電子書籍であるキンドルでこれに関する本、「 ハイテク登山術 」という本を出版する事ができました。日本では、高山病の影響が顕著に表れる山は、余りないのが現状だと思いますが、登山者以外でも多くの人が登る富士山では、この手法は有効ではないかと考えられます。私も、この方法に関するデータをもっと集めたいので、このブログを通してデータの提供をお願いしています。もし、富士山登山中の、GPSウォッチのデータを心拍数のデータと共に記録を取っていらっしゃる方がいましたら是非データを共有して頂けると助かります。  できれば、この本を読んでいただきたいと思うのですが、富士登山に関して、質問も多く頂いていますので今日は、簡易版のペース管理の仕方を紹介します。この内容は、先の本でも述べられています。ぜひ、富士山に行かれる方は参考にしてください。 1.年齢から最大心拍数を推定する  広く使われている、推定の方法は、最大心拍数が、「220-年齢」という式で簡易的に推定できるという方法を使います。私は50歳ですので、220-50=170という事で、推定の最大心拍数は、毎分170回程度という事になります。実際は、この値はその人の体力とか普段の運動実績によってかなり幅がある物ですが、簡易的にはこの数値を基に推定する事である程度の目安になることが過去のデータからわかってきています。(あくまで、一般的ではなく私個人のデータに基づいています) 2.心拍ゾーンを計算する  次に表計算ソフトなどで、心拍ゾーンの計算をします。この最大心拍数に対する50%から100%に当たる心拍数を、10%刻みで計算します。すなわち、50%、60%、70%、80%、90%、100%の値を

ガーミン fenix3 HR の使用例 ~ 心拍数モニター

この1年間の安静時の心拍数の推移  最近のガーミン社のランニング用ウォッチや活動量計には、光学式の心拍計が内蔵されて、運動時以外の心拍数も記録できるようになりました。上位モデルには、ストレスの状況を数値化するような機能もついていますが、こうした普段の心拍数のモニターはある程度自分の状況を知る上でよい指標になっているようです。  いずれにしても、こうした数値はデータの蓄積が大事でデータのトレンドから大まかな状況を知る事ができます。最初のグラフは、ここ1年の平均的な安静時の心拍数の推移です。昨年の後半は平均的な安静時の心拍数は毎分60回を切る位でしたが、最近は上昇傾向で、毎分70回を少し下回る位になっています。この期間のトレーニングの実施状況を考えると、ジムのメンバーシップが切れた事や、雨が多かった為トレーニングを休む日が増えた事もあって全体的な運動に費やす時間が減っていると言えます。また、4月から約1ヶ月は怪我の為、トレーニングを休みましたし、6月の大部分(3週間)は風邪の為トレーニングを休んだため、全体的に普段の心拍数が上昇傾向にあるようです。 最近4週間のデータ  この辺は、もう少し範囲を狭めて最近の4週間のデータを見るともう少しよく判ると思います。風邪が良くなってトレーニングを再開したのが約2週間前(6月24日)で、トレーニング休止中は安静時の心拍数も上昇傾向ですが、トレーニング再開後は下降に転じています。この時だけではなく、他のトレーニングを休んでいた時のデータを見ると同様の傾向があるようです。 最近7日のデータ  さらに最近7日のデータを見ると、少しきつめのトレーニングをした後などは、高めになる傾向があって、さらに、睡眠時間が少ない日も高めになる傾向があるようです。これも、この7日間だけではなく、少なくても私の場合、疲れたり体調が悪い場合は高めになって、さらに睡眠時間が少ないと高めになる傾向が強いようです。 1日のデータ  一日のデータの例を挙げますが、睡眠中は心拍数が徐々に下がっている場合が多いようで、睡眠時間が少ないと十分に下がらないまま起きる事になるようで、安静時の心拍数のデータが高くなるようです。逆に睡眠時間が長めの週末のデータなどでは、ある程度下がり切るとほぼ一定になる傾向があるようで

Mt. Whitney 登山 2017 (11) ~ 予約をキャンセルしました

14:23(PDT/USA)の空き状況  昨日投稿した通り、つい先ほど、7月4日14:14(PDT/USA)  頃に7月14日(金)からの2泊分の許可の予約をキャンセルしました。その後予約サイトの空き状況を見ていますが、予約サイトでは予約できる状況ではないようです。結構細目に見ているので誰かが予約したというわけではないと思います。この枠が、ビジターセンターでの抽選枠になるのか予約サイトに戻って来るのかは今の所ハッキリしないようです。  本当はこの日程で行きたかったのですが、都合がつかずキャンセルとなってしまいました。この枠が誰かほかの方に割り当てられればと思います。  引き続き今年のMt.Whitney登山の連載を続けます。

Mt. Whitney 登山 2017(10)~7月の許可の予約をキャンセルします

昨年6月下旬の99スイッチバック  7月に入り、Mt. Whitney 登山も良いシーズンに入ろうとしています。今年は、最初の抽選で9月下旬のスロットを予約していますが、もう少し早い時期という事で7月中旬の許可を別途取っていました。  当初は、9月下旬ではなくて、この日程で登ろうと考えていたのですが、いろいろな事が起きて、7月に行くのは難しい状況になってしまいました。という事で、今週この予約をキャンセルしようかと思っています。ただ、キャンセルした予約がすぐに予約サイトに反映されるかはよく判らない部分があるのですが、一応キャンセルによって空きができるわけで、読者の方で許可がまだ取れていない人にも可能性があると思い、ブログ上で事前にお知らせすることにしました。基本的に許可の譲渡はできないので、私としてはキャンセルしかできません。予約サイトを確認したところ、現時点(アメリカの太平洋時間で7月3日の正午)では、7月10日に宿泊の許可が2名分空いているという事が確認できいます。 現在の空き状況  私がキャンセル予定の予約は、7月14日の金曜日から2泊(14日、15日)の宿泊許可です。明日の午後(7月4日の太平洋時間の午後2時から3時位)にキャンセルしようと思っています。今後の興味として、キャンセルが予約サイトに反映されるかも見てみようとおもいます。 予約サイトに反映されるかどうかは不明ですが、まだ許可がなくて、興味のある方は予約サイトを見張っていれば、もしかしたら許可が取れるかもしれません。