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6月, 2017の投稿を表示しています

Garmin fenix 3 HR の使用例 ~ 乳酸性閾値 (2)

乳酸性閾値の推移 (Garmin Connect)  前回の投稿が6月に入ってすぐでしたので、暫くぶりの投稿になります。怪我の状態が良くなってランニングを再開したところでしたが、前回の投稿の後、かなり酷い風邪(インフルエンザ)を引いてしまい、暫く体調が悪く約3週間にわたってまたトレーニングを休むことになってしまいました。  体調もまだ完全ではありませんが、ある程度戻ってきたので、先週末の土曜日に久しぶりに、90分のジョギングをしました。ペースは上がらず、90分も走って、11km強でした。さて、先日から投稿している、Garmin fenix 3 HRの機能に関してですが、VO2maxと乳酸性閾値の推定機能に関して、実際のデータを見ています。VO2maxに関しては、前回の怪我による影響で36[ml/kg/min]まで落ち込んでいたのですが、トレーニングの再開で約2週間で、39[ml/kg/min]まで戻りましたが、今回の風邪による休止で、38[ml/kg/min]に落ちました。ただ、状態的には落ち込みが緩やかになっている事もあって、3週間で思ったほどは落ちていませんでした。  今回は、乳酸性閾値について、少し判ってきたことがあるので、書いてみます。Garmin fenix 3 HRで出てくる乳酸性閾値の推定値は、心拍数とペースが出て来て、この数値の関係が今一つ良く判らなかったのですが、最近のデータを見ていると、乳酸性閾値相当の心拍数はほぼ横這いなのに対して、ペースの方が緩やかに落ちている事がわかります。これを見ると、乳酸性閾値の心拍数は余り急激に落ちる事は無いように見えます。一方でトレーニングを休むと、それに相当するペースが徐々に落ちていく事がわかります。3月の時点で、5分40秒/kmだったペースが、6分28秒/kmとキロ当たり、1分近く落ちています。確かに、息が上がるのがペースの割に早く、それをこの数値が示していると言えます。今後、トレーニングを再開して行くにあったって、この数値の改善と、VO2maxの改善が指標になると考えられます。この辺の変化をトレーニングの進捗とみてさらに投稿して行く事にします。  怪我の前は、フルマラソンのレベル2のトレーニングプランを実践していましたが、この辺の落ち込みを考えると、もう少し体を慣らした後は、再

Mt. Whitney 登山 2017 (9) ~ Garmin fenix 3 HRを使ったトレーニング

最大酸素摂取量は改善傾向です  以前別のトピックの投稿で触れましたが、右足のけがをしてしまいましたが、2週間前に走るトレーニングを再開しました。このトレーニングはマラソンの為だけではなく、Mt. Whitneyのハイキング対策の一貫としても行っています。走る事は、ハイキングの為の有酸素運動の能力改善に良いトレーニングの一つです。  この怪我の為に、走るのを約1ヶ月やめていましたが、最大酸素摂取量はケガ前の43 から36 [ml/kg/min]まで下がってしまいました。この落ち込みは非常に大きなものでした。 12分間走の走行距離に換算すると約400m以上違う事になります。これが、約2週間のランニングで 39 [ml/kg/min]まで戻りました。12分間走の走行距離に換算すると約200mに当たります。トレーニングは、最初の5日間が約3km強、その後距離を約5km弱、7kmと伸ばしてきています。平均のペースも徐々に上がって来ています。   現在は、トレーニングを再開したばかりなので、なるべく早いペースで走るのは避けています。しかし、出来るだけ起伏のあるコースを選んで、登りの為の筋肉を鍛えられるように意識しています。最大酸素摂取量は、トレーニングの効果を見る上で一つのよい指標だと考えられます。取りあえずは、怪我からの復帰のトレーニングの状況は順調である事を示していると思っています。 乳酸性閾値  一方で、乳酸性閾値の改善は最大酸素摂取量ほどは改善していません。いずれにしても、現段階では余り速く走っていないというのもあります。恐らく、fenix 3 HRが乳酸性閾値を見積もる程心拍数が上がっていないのだと思います。ペースを遅くしているため、乳酸性閾値を見積もれる程心拍数が上がらなくなったのだと思います。ランニングを再開してスグは、すぐに心拍数が跳ね上がって、最大心拍数近くまで行っていましたが、約1週間後からは運動中の心拍数も落ち着いて来て、それ程高く上がらなくなってきています。  この2つをトレーニングの進捗の指標としてここしばらくはその変化を見て行きたいと思っています。 休息  もう一つの別の要因として気にしているのが休息です。特に今はトレーニングを再開したばかりですし、私ももう若くはありませんので