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10月, 2016の投稿を表示しています

2016年のGPSウォッチを考える ~ 内蔵心拍計とバッテリー容量

vivosmart HRの内蔵心拍計  さて、2016年のGPSウォッチを考える上で幾つか考える点を見ていく事にします。 ハイキングの使用を考える   メーカのサイトを見ればお分かりかと思いますが、GPS付のランニング用などの時計は各社よりたくさんの種類が出ています。当然メーカ側もそれぞれに狙いを定めたユーザーがいるので、その選択は多岐にわたります。  ここでは、このブログでも紹介してきているように、ハイキング時に心拍数をモニターできる物をまずは選ぶという事で考えて行こうと思います。 内蔵型心拍計の利点!  このブログでも、Vivosmart HRの内蔵心拍計を評価してきました。結果、ハイキングなどには十分実用になるという事もある程度分かってきました。ハイキング時に胸バンド式の心拍センサーを付けないで済むというのは結構大きな利点だと思います。  これまで気になった点では、バックパックを背負ったり、下したりしているうちにずれてしまう事。また、ハイキング中にずっと着用している事で場合によっては、体と擦れてしまって傷になってしまう事もありました。また大きな問題は、心拍計を持って行くのを忘れてしまうという事も結構ありました。そう考えると、ハイキング中に装着しなくて良いのは大きな利点の様に思えます。  さらに、内蔵の心拍計付きのモデルの殆どは、常時心拍数のモニターが出来るという事も場合によっては、便利な機能だと考える事ができます。特に具体的なデータは取れていませんが、今後は4000m程度の標高で宿泊した場合に通常の睡眠中の心拍数に特徴はあるのかなど、興味深いデータが取れる事も考えられます。  そうしたことも、あって、私は内蔵の心拍計がついたものがこれから購入するのであれば、ハイキング用途には良いと思います。 メーカの選定   さて、既にGPSウォッチをお持ちの方は、既にそれなりのデータを蓄積されているかと思います。そうなると、必然的に新しい物も同じメーカという選択肢が恐らく第一候補になるかと思います。始めて買われる方は、そうした意味で選択肢は多いと考えられます。  これに関しては、私の場合はガーミン社の物を使ってきていますので、余り他のメーカの使用経験はなく、今の所特に別のメーカを買う予定はありませんので、このブログの議論は、

2016年のGPSウォッチを考える

やや型遅れのガーミン Forerunner 910XT  さて、心拍数によるペースの管理をハイキングに適用する事を提唱してきて、最新の内蔵型の心拍計の評価も「vivosmart HR」を使って検証してきました。結論としては、低価格の心拍数のモニターの方法としては、「vivosmart HR」は良さそうな手段の一つだと言えそうです。  一方で私の場合、ランニングも日常的に行っていて、フルマラソンの自己記録を目指してトレーニングも続けています。また、ハイキングの記録もGPSでということで、やはり個人的にはGPSウォッチが欲しいというのが正直なところです。  現状では、ランニングのトレーニングや実際のハイキングの記録には、「Forerunner 910XT」という、約4年前のモデルを使い、日常のアクティビティの記録には、「vivosmart」、「vivosmart HR」と言ったアクティビティトラッカーを使用して現状では大きな問題にはなっていません。最近、「vivosmart HR」を使い始めて、単純に歩数のみならず、心拍数を常時モニター出来る事はハイキング以外でも役に立ちそうだという事が分かってきました。特に、きついトレーニングをした後や、体調が悪い時などは安静時の心拍数が高めになる事も自身のデータとして自覚できるようになりました。これも、インターネットなどの情報によれば、判っていた事になるわけですが、自分自身でデータを取るとそれがより身近な物として意識できるようになり、普段の健康や、トレーニングにももっと意識を向ける事が出来るようになりました。  特に常に心拍数をモニターする事に関してはハイキング時特に、標高の高い場所に泊まる場合の影響をもう少し詳しく調べたい事もあって、内蔵の心拍計付きのモデルに対する興味が高まりました。現状のデバイスでも、両者、つまり「vivosmart HR」と「Forerunner 910XT」の両方を持っていって併用すれば、希望のデータの収集は可能です。しかし、最新のGPSウォッチを見ると、1つのデバイスで全ての機能を賄う事も可能になる事は明らかです。  さらに、ここ数年で、データの管理もスマートフォンを通して行う事が急速に進んでいて、いちいちPCを立ち上げなくても、基本的な事は全て出来るようになっています。また、ハイエ

ガーミンの心拍センサの使い分け

胸バンド式の心拍センサー  ガーミン社の Forerunner 910XT と胸バンド式心拍計及び vivosmart HR の内蔵型の心拍計の読みの違いを比較するためにデータを収集してきました。以前の投稿した通り、概ね私の必要な用途、軽いランニング、ウォーキング、ハイキングなどでは、十分使えることが分かりました。大体、 90 %以上のデータは 4 ~ 6 程度のズレに収まっています。 胸バンド式のセンサー  以前の投稿でも触れていますが、時々、胸バンド式のセンサーの読みが正確でない事があります。多くの場合は、これはトレーニングの最初に見られることが多く、時折、 20 回分のデータ中 2 ~ 3 回は、最初以外の部分で見られました。これは、恐らく、どのようにセンサを身に着けているかによる物だと考えます。特に最初の段階でのズレは、センサーと体の電気抵抗が高い事が考えられます。一旦汗をかき始めると、体との接触が良くなって、心拍数の値は正常範囲になると考えられます。また、ズレが最初の部分以外で起こる場合、トレーニング中にセンサが動いたりずれたりする事によって起こるのではと推測しています。胸バンド式のセンサは、装着がきちんとされていれば、基本的には正常範囲の読みが可能だと考えられます。 内蔵のセンサー  まず、内蔵型のセンサーも胸バンド式と一緒で、正常な読みを得るためには十分ピッタリと腕につける必要があります。装着が緩いと心拍数の読みが安定しないようです。これは、胸バンド式の心拍計と同様に、デバイスが空だと上手く接触している必要があるという事です。一旦どの程度きつく締めれば良いかわかれば、正常範囲の読みが可能です。基本的にずれは最小限になると考えられます。  過去のデータから、大きく 2 つのタイプの不正確な読みが見られます。一つは、心拍数のピークになる部分で高めの読みが記録される事です。この影響で最大の心拍数が実際の値より高めになる傾向があります。心拍数の読みが安定していて、前後のサンプルのデータの差が少ない場合、殆どの場合心拍数の読みは胸バンド式の値に一致しています。  もう一つは、時折、急に心拍数の読みが高くなることがあるようです。これがどうして起こるかは不明ですが、時々みられます。この高い部分の読みは限定的

安静時の心拍数 ~ 常時心拍数のモニターは便利!

Heart Rate on Garmin Connect Mobile   Vivosmart HR を使い始めて約 1 ヶ月になります。今日は心拍数を常時モニターできる機能を取り上げようと思います。以前は、安静時の心拍数を知るのに朝起きた時の心拍数を測っています。一方で、今はスマートフォンで心拍数の推移をチェックすると判ります。スマートフォンは Vivosmart HR から Bluetooth を通じてデータを取り込んでくれます。これは、とても便利で簡単に安静時の心拍数を知る事ができます。私の安静時の心拍数は大体一定で、大体毎分 50 回程度です。最大心拍数は、どのようなトレーニングをしたかによります。最大心拍数に関しては、トレーニング中の心拍数をチェックすることで、ある程度は知る事ができます。  データを見ると私の心拍数の範囲は大体毎分 50 回から 175 回程度という事になります。以前は毎分 180 回を越える事もありましたが、最近は大体 175 回前後になったようです。時折それよりも高い値も記録されていますが、見る限り正しいデータでは無いようです。私は現在 50 歳ですので、よく使われる式を使うと、「 220 -年齢」ですので、毎分 170 回となります。  ここで、心拍数ベースのトレーニングで使われる心拍数のゾーンを比較してみる事にします。 Zone 最大心拍数を使った場合 予備心拍数を使った場合 Notes 式 実際 実際 5 90~100% 153~170 158~175 163~175 Sprinting pace 4 80~90% 136~153 140~158 150~163 Fast pace 3 70~80% 119~136 123~140 138~150 Moderate pa