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6月, 2016の投稿を表示しています

Mt. Whitney ハイキング 2016 報告 (3) ~ 初日のデータ解析

トレールキャンプ2016年6月  過去の Mt. Whitney ハイキングのデータ解析を幾つか投稿してきました。今回のハイキングのデータも同様に解析してみる事にしました。 歩くペース  歩くペースは心拍数を基に過去のハイキング同様決めています。今年は最大の心拍数を毎分 150 回から 155 回に設定しました。これは、昨年の値よりやや低めに設定しています。今回、私の体調は余り良くなかったようです。歩き初めの時点で軽い高山病の自覚症状がありました。また、ペースの割に心拍数が高めでもありました。従って、今回のデータはハートレーとベースのペースの決め方が機能するかの良い例になると思います。 第一日目、 Whitney Portal から Trail Camp  過去のデータ解析の結果から、アウトポストキャンプとトレールキャンプの間の区間は一つの注目すべき区間だと言えます。そこで、今回もこの区間のデータ解析から始めています。全体の所要時間は今回は 5 時間でした。これに対し昨年の所要時間は 4 時間 24 分でした。違いは 36 分という事になります。感覚的に感じた通り、歩き初めの心拍数はペースが遅いにもかかわらす昨年よりも高めでした。これは、私の体調と言うか、体力が昨年に比べれば余り良くなかった事を数値として示しています。恐らく、今年最初のケガなどの景況でトレーニングも十分ではなかったと考えられます。しかしながら、今回は心拍数を見ながら心拍数の上限をきちんと守っています。概ね心拍数は毎分 150 回以下で行動できています。 時間 (H:MM) 平均心拍数 (BPM) 2015 2016 2015 2016 Whitney Portal Lone Pine Lake 1:49 1:56 137 142 Outpost Camp 0:30 0:37 145

Mt. Whitney ハイキング 2016 報告 (2) ~ アイゼン & ブーツ

だいたいどんな靴にも合うアイゼン アイゼンとブーツ   今回のハイキングでどのブーツを履いて行くかは最後まで迷いました。今回はいつもよりも少し速いシーズンで、今までの8月、9月、10月の状態とは明らかに違っているようだったのが理由です。特に、出発の約2週間前に降雪があったのが迷った理由でした。  インターネットで調べると、場合によっては夏道のスイッチバックではなく、脇の急斜面を直上してトレールクレストに登らないといけない可能性がありました。一方でトレールキャンプまでは大した雪が無いのは分かっていました。そこで以下の様な事を考えていました:  直上ルートを取る場合、本格的なしっかりしたブーツの方がアイゼンとの相性がいい事 トレールキャンプの下は、殆ど雪がなく本格的なブーツはかえって不便で、特に自分のブーツは断熱材が入っていてきっと暑くなる。 もし、本格的なブーツが必要な場合は、トレールキャンプまではもっと軽い靴を履いて、ブーツを担いで行って、頂上を目指す際に使う方がよさそうである。 本当にアイゼンが必要ならば一般的なハイキングブーツにアイゼンをごまかしてつける。これで短い区間ならば問題は恐らくない。 前日の情報で、恐らく3番目の選択肢はやり過ぎで、荷物も重くなるのでやめる事にして、最悪必要ならばハイキングブーツにアイゼンをつけるという4番目を選択しました。  結果的にアイゼンもピッケルも必要なく、概ね正しい判断だったと思います。 その週末の他の人の動向  これは一応他の人の動向をチェックした結果です: おそらく半分くらいの人がアイゼンを持っていた。バックパックの外側にアイゼンをつけている人がいて、そのうちの半分くらいの人は買ったばかりで使った事はないであろう新品のアイゼンを持っていた。 1/3位の人はピッケルももっていたが、アイゼンを持っていた人に比べると少なかった 殆どの人はハイキング用の軽めのブーツを履いていた。運動靴の人もいました ごく一部の人はしっかりした登山靴を持っていて、トレールキャンプまでは軽いハイキングブーツで歩いていました。彼らはそうした本格的ブーツはちょっと不便だというのが分かっていて、アプローチと頂上を目指す時のブーツを分けていたようです。 結果的には、アイゼンやピッケルを使っている人は見かけま

Mt. Whitney ハイキング 2016年 報告(1) 概要

 今回のハイキングのビデオ 今回はビデオを撮ってきました !!  まずは、ビデオを見てみてください。頭にマウントする方法で撮影したのですが、やはり撮影は簡単ではありませんでした。歩いている時、意識していないと頭が動いてしまうのでとても見苦しい映像になってしまいました。それでも、このトレールがどんな感じかはよくわかるのではと思います。過去のレポートでは、写真だけで今回が初めてのビデオになりました。   アプローチ  今回の許可は 6 月 25 日の宿泊許可なので、 6 月 25 日と 26 日の二日間ハイキングができました。大まかな計画は過去のハイキングの経験を基に、初日に許可をピックアップして、トレールキャンプまで登って、翌日頂上を往復した後に下山するという方向でした。従って、 25 日の早朝、午前 3 時頃自宅を出発しました。  経路は、 I-580 、 CA-120/CA-108/CA-120 そして、 US-395 でヨセミテ国立公園を抜けて行きました。過去のハイキングの時と大きく違ったのが日の出の時間でした。今回は 6 月下旬という事で日の出の時間が速く、明るい時間帯のドライブが多く感覚的にも運転が楽に感じました。 5 時過ぎにちょうどヨセミテ国立公園内を走っていましたが、空は既に明るく、実に楽しいドライブでした。  ビジターセンターには午前 9 時頃ついて、整理券をもらいました。番号は「 39 」で、到着時は「 30 」の人が手続きをしていました。今回は 30 分程度の待ち時間で許可をピックアップできました。事前にチェックしていたように登山口での路上駐車は大丈夫か確認したところ、レンジャーはちゃんと駐車場に止められるから大丈夫と言って、 2 日間の駐車許可証を発行してくれました。実際、駐車場は空いていて問題なく止められました。懸案の工事ですが、進行中で一部の路面は舗装されておらず、工事中を物がったっていました。幸い週末で工事はお休みで問題なく登山口に行くことができました。  Trail Camp 第一日、登山口からトレールキャンプ  駐車場所を探している時、何人かの人が登山口にいて出発する所でした。私は許可をピックアップしたあと、午前 10 時頃に登山口の駐車場に到着っして。午前 10 時